アンパンマンの泣ける話・感動回をまとめてみました。中には、最終回ともとれるような話もあります。
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アンパンマン 泣ける話・感動回まとめ
アンパンマンは子供向けのアニメですが、たまに大人が見てもホロリとくる感動回もあります。特に初期の頃は泣ける話が多いですね。
ただ、私が一番泣いた話は2017年10月に放送された感動回。やなせたかしさんとアンパンマンの会話は思い出すだけでも涙が出てきます。
そんな感動回も含めて、5つのエピソードを紹介していきます。
- 最終回!?と話題になった神回
- 切なすぎるゴミラのラスト
- マグマの飲み込まれた親子
- 最初で最後のコンサート
- バイキンマンがアンパンマンを助ける
最終回!?と話題になった神回
引用元:Twitter
最初に紹介する泣ける話・感動回は、アニメ1375話「アンパンマンとどろんこ魔王」。
ファンの間では、最終回かと思うほどの衝撃を与えた回です。普通は30分の放送枠で2話分放送するアンパンマン。ですが、この回では30分まるまる1話で放送されました。
アンパンマンの声を当てている戸田恵子さんも、この回については「胸にこみ上げてくるものがありました」とコメントをしています。
戸田恵子のコメント
この1375回には、最後にやなせうさぎさんが出てきます。やなせうさぎさんをアンパンマンが助けるのですが、今日は台詞を言いながら何度も胸にこみ上げてくるものがありました
引用:https://www.excite.co.jp/News/column_g/20171006/Sirabee_20161319484.html
この回が泣ける話と言われる理由の一つに、2013年に亡くなられたアンパンマンの作者・やなせたかしさんをモチーフにしたキャラクターが登場することが挙げられます。
そのキャラクター・やなせうさぎとアンパンマンとの会話が涙を誘います。
劇中最強の敵・どろんこ魔王登場
「アンパンマンとどろんこ魔王」のストーリーは、アンパンマンが悪を倒して平和を取り戻すというもの。ものすごくシンプルな話です。
ですが、劇中最強の敵が登場したり、バイキンマンと共闘したり、盛り上げ方がいつもアンパンマンとは異なります。
アンパンマン映画第1作目に登場したどろんこ魔王。劇中最強と言われる敵です。アンパンチでは歯が立たず、しょくぱんまん、カレーパンマンと力を合わせたトリプルパンチでも倒すことができません。
アンパンマンのピンチにバイキンマンが「アンパンマンは!俺様が倒すんだ!」と叫びながら登場。
ついには、ジャムおじさんの操縦するアンパンマン号の力まで借りて、ようやくどろんこ魔王を退治することが出来ます。まさに総力戦。そして、最強の敵を倒した後に感動回・泣ける話と言われるシーンが描かれます。それが、アンパンマンとやなせうさぎの会話シーン。
アンパンマンとやなせうさぎの会話「どんなに離れていても必ず助けに来ます」
どろんこ魔王を倒した後、場面は綺麗な湖の場所に移ります。そこで、お腹を空かせて動けないというやなせうさぎ。空から駆け付けたアンパンマンは、自分の顔をちぎってわたします。
アンパンマンの顔を食べたやなせうさぎは元気いっぱいに。アンパンマンはうれしそうな顔をしてその場を去ろうとします。
うふふ。よかった。困ったときはいつでも呼んでくださいね。どんなに離れていても必ず助けに来ます
引用:「アンパンマンとどろんこ魔王」より
やなせうさぎは、アンパンマンにお礼を言って、二人は別れます。
亡くなったやなせたかしさんのことを想ってこのシーンを見ると、戸田恵子さんの言うとおり胸に込み上げるものがあります。
ネットの感想
激眠のなつこ( ?ω? )
昨夜寝る前話題のアンパンマンとどろんこ魔王見た( ?ω? )期待以上に良かった( ?ω? )最後ほんと泣けた( ?ω? )
でもほんのひとコマとは言えゴミラが出てきたのが一番グッときた( ?ω? )ゴミラの話泣ける( ?ω? ) pic.twitter.com/AqHfKWNrPd
— なっちゃん (@725paj511) 2017年10月18日
アンパンマンがどろんこ魔王に窮地に追い込まれた時に、ダダンダンに乗ったバイキンマンが「アンパンマンは俺様が倒すんだー!」つって助けるツンデレっぷりに泣けるしアンパンマンとどろんこ魔王の神回は永久保存版決定作やと思うんや。
— ちな (@chi0817na) 2017年10月17日
切なすぎるゴミラのラスト
引用元:http://sorean.blog.fc2.com/blog-entry-215.html
続いての泣ける話・感動回は、テレビアニメ50話「アンパンマンとゴミラ」。
ごみが大好物の怪獣・ゴミラが主人公の物語。そのラストが切なすぎるんですよね。ちなみに、ゴミラは劇場版「ゴミラの星」でも登場します。ですが、50話のゴミラとは別設定のキャラのようです。
どんな話?
アンパンマンたちは、古い地図に載っていた古城に訪れます。ゴミだらけの城。そこに住んでいたゴミラと仲良くなります。
ですが、綺麗好きのバタコさんは城中のごみを綺麗に片づけてしまいます。食料が無くなったゴミラは、困ります。
アンパンマンたちは、町に住めばいいとゴミラを誘います。ゴミラは人見知りでしたが、町に出ることを決意。
町のみんなとも仲良くなり、平和に暮らしていたゴミラ。ですが、バイキンマンによってゴミラは巨大化、そして狂暴化してしまいます。我を失ったゴミラは町を破壊します。
切ないゴミラのラスト
アンパンマンたちの助けもあって、ゴミラは自我を取り戻します。ですが、巨大化した身体は元に戻りません。
町のみんなに迷惑をかけたことを恥じるゴミラ。ゴミラは一人で海の底に去ってしまいます…。あまりにも理不尽なラスト。巨大化した身体で一人で生きていくゴミラを想うと胸が苦しくなります。
ネットの感想
ちなみに私はアンパンマンとゴミラの話が好きです。ゴミラ泣けるよ
— あんどぅぽ (@anitarou2) 2014年8月15日
アンパンマンって泣ける話と怖い話って結構あるんだね。
ゴミラは幼心にも切なかった
傾向は違うけどキン肉マンのナチグロンもそんな感じだった気が— ぷりこ (@manatobi) 2014年1月30日
アンパンマンとゴミラ、泣ける。
— クガッタ (@kugotta) 2010年11月6日
マグマの飲み込まれた親子
引用元:http://sorean.blog.fc2.com/blog-entry-62.html?sp
続いての泣ける話・感動回は、テレビアニメ35話「アンパンマンとドドのしま」。
幻の鳥・ドドがメインで登場する回です。いつもは、バイキンマンを倒して人々を救ってハッピーエンドで終わるアンパンマン。ですが、助けられなかった回もあります。
「アンパンマンとドドのしま」では、ドドの親子を助けられなかったアンパンマンが悔し涙を流します。いつも頼りになるアンパンマンの涙を見ると、こちらまで泣けてきます。
どんな話?
アンパンマンは、ジャムおじさんから「幻の鳥・ドド」の話を聞くところから物語は始まります。
アンパンマンは、チーズと一緒にドドを探しに出かけます。バイキンマンに邪魔されながらも、どうにかドドの住む島へと辿り着きます。
そこで出会ったドドと、アンパンマンとちーずはすぐに仲良くなります。暗くなってきたため、ドドを母親に届けて帰ろうとするアンパンマンたち。そこに再びバイキンマンが登場します。
強力なバイキンマンメカの前に圧倒されるアンパンマン。
アンパンマンのピンチを救ったのは、ドドの親子でした。ドドたちは不思議な鳴き声で島の火山を噴火させます。火山弾に驚くバイキンマンは、そのまま退散していってしまいます。
アンパンマンの悔し涙
バイキンマンは退散しましたが、火山の噴火は止まりません。その中で、ドドの親子の姿を見失ってしまうアンパンマン。
ドドの島はそのまま海の底に沈んでしまいます。ドドの親子は空を飛ぶことができません。ついにドドの親子を見つけることができないアンパンマン。
パン工場に帰ってきます。親子を助けることが出来なかったことを悔やみ、ジャムおじさんの前で悔し涙を流します。
「いつも助けられるわけではない」という事実は、アンパンマンのストーリーに深みを増します。感動回であるのと同時に、色々な意味で重要な回となっています。
ネットの感想
アンパンマンに関しては初期の「ゴミラ」の話と「ドド」の話をぜひ見てほしい。 あれはアンパン史上最も泣ける話。
— Rika@スコ推しアラスコの若鶏 (@Rika_CR) 2013年7月12日
「アンパンマンとドドのしま」はやなせたかしの陰陽の陰の面がラストにここぞとばかりに発揮されてたと思うので、幼児向けアニメだと舐めてかかると映画パンズ・ラビリンス観た後みたいになる。
— タクト/TAKT@ワンドロしばらく休みます (@bedtown0922) 2017年10月22日
最初で最後のコンサート
引用元:https://blogs.yahoo.co.jp/sorean2/33591561.html
続いての泣ける話・感動回は、テレビアニメ96話「アンパンマンとせみたろう」。
蝉をモチーフにしたキャラクター・せみたろうが登場する回です。「夏の蝉」という時点で、なんだか泣ける話になりそうな予感がしますよね。
その予感通り、かなり切ないラストを迎えます。
どんな話?
季節は夏。バイキンマンが蝉取りをしていると、ひと際大きな蝉・せみたろうを掴まえます。アンパンマンは、バイキンマンにつかまったせみたろうを救出します。
せみたろうは、助けてくれたお礼にコンサートを誘います。
せみたろうの言葉を聞いたバタコさんは、「最後のコンサート」という表現が気になります。「最後ってどういう意味だろう」。
バタコさんの疑問に、ジャムおじさんが答えます。「せみは夏の間しか生きることができない。だから、最後のコンサートなんだ」。次の日、せみたろうの最後のコンサートが開催されます。
切なすぎるせみたろうの宿命
蝉は地上に出て7日間しか生きることができません。残酷にも思えるその習性を受け継いだキャラクターが”せみたろう”です。
音楽が好きで、コンサートを開いてくれるせみたろう。彼にとっては、生涯で最期のコンサートとなります。
そんなせみたろうの宿命を考えると、感動で涙が止まりません。油断してみていると大人でもホロリとさせられる話ですね。
ネットの感想
さっき見ていた「アンパンマンとせみたろうさん」では、セミがひと夏しか生きられないと言う台詞があったりして、必ずしも登場人物は不死身じゃないんだなぁと思いました。
— 冷雨 (@dadss_rootbeer) 2010年12月11日
バイキンマンがアンパンマンを助ける
引用元:https://plaza.rakuten.co.jp/naruanpanman/diary/201307170001/
続いての泣ける話・感動回は、テレビアニメ48話「アンパンマンととぶ木馬」。
この話の感動するポイントは、いつも悪役のバイキンマンがアンパンマンを助けるシーンがある点。
いつも悪事を働いているバイキンマン。そのギャップもあって、ちょっと感動させられる回です。
どんな話?
町でカーニバルが開催。そのカーニバルにバイキンマンが紛れ込みます。バイキンマンは、メリーゴーランドに乗りたい一心でした。
ですが、その途中で町の人に気づかれてしまいます。バイキンマンがいることを知った住民はカーニバル会場から逃げていきます。一人取り残されたバイキンマンがポツリ。
「ちぇっ誰もいなくなっちまった…。オレ様ただ…メリーゴーランドに乗りたかったんだ!」
それでも諦めきれないバイキンマンは、木馬を操縦するメカを開発。夜中のカーニバル会場に忍び込みます。
しかし、ドキンちゃんの雑な操縦で木馬は暴走。バイキンマンは、ドキンちゃんを救うために必死に追いかけます。ですが、その途中で岩に激突してバイキンマンの乗るUFOは壊れてしまいます。
助けにきたアンパンマンに、ドキンちゃんを託すバイキンマン。ですが、滝の水にやられてアンパンマンは倒れてしまいます。
「アンパンマンを助けないと、ドキンちゃんが危ない」
バイキンマンは、パン工場に行って新しい顔をもらおうとします。ですが、いつもの悪事がたたって信じてもらえません。バイキンマンの必死な訴えにジャムおじさんはアンパンマンの顔をわたします。
アンパンマンの元にむかい、新しい顔でアンパンマンは復活。
二人でドキンちゃんを救うことに成功します。最後のバイキンマンのセリフも印象的。
これくらいのことでいい気になるんじゃないぞ!
オレ様とお前はず~っとず~っと敵同士なんだからな!
引用:「アンパンマンととぶ木馬」
バイキンマンの必死な姿に感動
「アンパンマンととぶ木馬」の話は、終始バイキンマン視点で進みます。いつもは悪事を働くバイキンマンですが、今回に限っては特段悪いことをしていません。
ですが、いつもの悪さが影響して町の人には避けられたり、パン工場のみんなにも信じてもらえません。
自業自得とはいえ、ちょっとかわいそうになってきます。ですが、それでもバイキンマンは諦めずにアンパンマンを救おうとします。
その姿は、いつもとのギャップも相まって感動もの。ラストのセリフも、色々な意味にとれます。特に、「ず~っとず~っと」と繰り返しているのが印象的ですよね。
もしかしたら、バイキンマンの唯一の理解者はアンパンマンだけなのかもしれません。そして、アンパンマンのことを本当に理解しているのもバイキンマンだけなのかも…?
ネットの感想
アンパンマンととぶ木馬のアレ #お前らガチ泣きしたシーン晒せよ ほーら!新しい顔だ、さっさと付けろ! pic.twitter.com/KJyXa3idd0
— ドーギー (@dogey_enemie) 2015年5月19日
アンパンマンととぶ木馬の冒頭シーン
「あ!ばいきんまん!また悪さをしに来たんだ!逃げろ!!」
ばいきんまん「チェッ…誰もいなくなっちまった。俺様はただ…メリーゴーランドに乗りたかったんだ!!」当時見てたら最終回なんだって察すると思うシーン— ドーギー (@dogey_enemie) 2017年4月22日
アンパンマン 泣ける映画・感動回まとめ
アンパンマンの泣ける話・感動回はまだまだあります。特に映画では、名作と語り継がれる話が多くありますね。
特に泣けると言われているアンパンマン映画を一覧でまとめてみました。
- 第10位|人魚姫のなみだ
- 第9位|妖精リンリンのひみつ
- 第8位|ブラックノーズと魔法の歌
- 第7位|ルビーの願い
- 第6位|ロールとローラ うきぐも城の秘密」
- 第5位|おもちゃの星のナンダとルンダ
- 第4位|だだんだんとふたごの星
- 第3位|夢猫の国のニャニィ
- 第2位|いのちの星のドーリィ
- 第1位|ゴミラの星
第1位の「ゴミラの星」は、テレビ版のゴミラ(海の底に帰っていくゴミラ)とは違う設定で進みます。泣けるアンパンマン映画に関しては、以下の記事で詳しくまとめています。
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