アンパンマン映画 傑作5選【大人でも感動】

30年続くアンパンマン映画の中でも、特に傑作と言われる作品を5つ厳選してみました。

 

大人でも感動できる」という点で選んでみました。

 

個人的に一番好きなのは、2つ目に紹介する「勇気のはながひらくとき」。アンパンマン好きにはぜひ見てほしい作品です。

 

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アンパンマン映画 傑作5選

1989年に第1作が公開されてから、2018年で第30作目となるアンパンマン映画。ここまで続く映画シリーズも中々ないですよね。

 

30年の歴史を持つアンパンマン映画。個人的には、10作目~20作目あたりまでが当たりが多いように感じました。

 

近年は子供向けに作られている感が否めませんが、上記の時期の作品は大人でも感動できる傑作が多いです。

 

傑作アンパンマン映画5選
  • いのちの星のドーリィ
  • 勇気のはながひらくとき
  • 夢猫の国のニャニイ
  • ブラックノーズと魔法の歌
  • ゴミラの星

 

大人が泣ける傑作「いのちの星のドーリィ」

アンパンマン映画の泣ける傑作として一番有名なのが「いのちの星のドーリィ」。2005年に公開されたアンパンマン映画18作目ですね。

 

物語のテーマは「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」。アンパンマンのマーチの一番の歌詞ですね。

 

子供向け映画とは思えないちょっと重めなテーマになっています。子供よりもむしろ、大人の方が胸に刺さる内容になっています。

 

あらすじ
町では、いのちの星に感謝する祭りの準備が進められていた。そんな中、アンパンマンは海に捨てられた人形を見つけてパン工場に持ち帰る。その夜、空からいのちの星が降り注ぎ、人形に命が宿る…。

 

人形に命が宿るというストーリー。ドーリィと名乗る人形が主人公ですね。ドーリィの生と死が描かれます。テーマも重めですが、描写も重め…。

 

ドーリィは、せっかくもらった命なのだからと、自由奔放に生活をし始めます。

 

ただ、自分勝手すぎて周囲の人はドーリィと徐々に距離を取り始めます。やがて孤独になってしまうドーリィ。そんな中、自分の体に宿るいのちの星の輝きがなくなっていることに気づき始めます…。

 

ですが、孤立しているドーリィは誰に相談することもできません。一人で死の恐怖と戦うドーリィの姿は胸を打ちます。そして、終盤にはドーリィの死の描写があります。

 

残酷とも思える展開を描き切っているからこそ、傑作と言われるのかもしれませんね。

 

ここが傑作ポイント!
「いのちの星のドーリィ」の傑作ポイントは、誰しもに当てはまる普遍のテーマを扱っている点。「なんのために生まれて、なにをして生きるのか」。一度は考えてしまうテーマですよね。人生経験を積めば積むほど繰り返し考えるテーマだといえます。

 

ドーリィの生と死のストーリーの中で、そのテーマを考えさせられることになります。

 

 

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一番好きなアンパンマン「勇気のはながひらくとき」

個人的に一番好きなアンパンマン映画が「勇気のはながひらくとき」。1999年公開の第11作目ですね。

 

アンパンマンの死の描写あり、バイキンマンの度を過ぎた残虐行為あり、恋ありの盛沢山のアンパンマン映画です。内容は詰まっていますが、テーマが一貫しているので大人が見ても納得できる傑作となっています。

 

「勇気のはながひらくとき」の物語のテーマは、「本当の勇気」。アンパンマンがなぜあそこまで勇敢に戦えるのか。そして、背負う宿命の重さを丁寧に描いています。

 

あらすじ
キラキラ星のお姫様・キララ姫。彼女は自由のない城での生活に飽き飽きしていた。隙を見て城を抜け出す。自由に宇宙を旅するが、その途中で事故にあってしまう。そこをアンパンマンに助けられる。

 

本当の勇気を持つ者がふると、新しい星を生み出すことができるというスタースティック。キララ姫は、その力を使うことが出来ません。

 

アンパンマンとの生活を通して、本当の勇気とは何かを学んでいきます。そして、最後にはスタースティックを使いこなすことができるようになります。

 

ここが傑作ポイント!
「キララ姫を助けてほしかったら、火の中に飛び込め」。劇中でバイキンマンはアンパンマンに対してかなり残酷な選択を迫ります。

 

町を破壊し、パン工場を燃やすバイキンマン。さらに、キララ姫を人質にとりアンパンマンに「助けてほしかったら火の中に飛び込め」と要求します。

 

バイキンマンの要求にアンパンマンは応えます。「やめて!」と泣き叫ぶキララ姫に微笑みかけながら燃え盛る火の中に入っていきます。そして、死の描写…。かなり重たい展開ですよね。

 

容赦のない描写の連続が続くからこそ、ラストで訪れる感動をより強く感じることが出来ます。まさに”やりきった”という傑作中の傑作。

 

 

親が泣ける傑作「夢猫の国のニャニイ」

泣ける傑作といえば、上で紹介した「いのちの星のドーリィ」。ですが、子を持つ親御さんにとっては「夢猫の国のニャニイ」の方が泣けるかもしれません。

 

メロンパンナが不思議な力を持つ猫を育てるという本作。途中まではとにかくかわいい映画なのですが、ラストにはかなり切ない別れが訪れます。

 

親と子の今生の別れを描き切った本作。親が特に泣ける傑作だと思います。

 

あらすじ
百年に一度訪れるというドリーム彗星。その彗星が接近した翌朝、メロンパンナのベッドの中には不思議な卵が置かれていた。その卵の中から猫が生まれる。メロンパンナは猫にニャニイと名付けて育てることにする…。

 

不思議な猫にニャニイと名付けて、自分が親代わりになるメロンパンナ。楽しい生活の中で二人は本当の親子のようになります。ニャニイもメロンパンナを本当の母親のように慕っています。

 

楽しそうな二人ですが、ニャニイがドリーム彗星の住人だということが判明してから雰囲気は急転します。

 

夢猫の国にあるというネムネムの実を食べなければ、ニャニイは消えてしまいます。メロンパンナはニャニイの命を救うために別れを決意します…。

 

しかも、ドリーム彗星は百年に一度しかアンパンマンたちの星に接近しません。二人の別れは今生の別れを意味しています

 

ここが傑作ポイント!
アンパンマン映画の中では、何度か”別れ”が描かれています。ですが、どれも「またいつか会える」というものばかり。映画版で別れたキャラは、たまにテレビ版で再登場したりもします。

 

そんな中、「夢猫の国のニャニイ」で訪れる別れは「二度と会えない」という設定になっています。まさに今生の別れ。きちんと別れを描いているからこそ傑作と言えるのだと思います。

 

 

かなり怖い「ブラックノーズと魔法の歌」

2010年に公開された映画「ブラックノーズと魔法の歌」。アンパンマン映画大22作目ですね。

 

本作のテーマは「歌」。主人公は、雛鳥の化身・カーナ。カーナは「歌、ダンス、美味しい食事は間違った幸せだ」と教え込まれています。

 

そんなカーナの苦悩と成長が描かれます

 

あらすじ
ある嵐の日、カナリアの雛鳥が巣から飛ばされてしまった。そして、暗闇の森に封印されている闇の女王・ブラックノーズによって拾われる。雛鳥はカーナと名付けられ、人間の姿に変えられてしまう。

 

成長したカーナは、ブラックノーズの命令でアンパンマンたちが住む町へとやってくる。そして、暗闇の笛で人々を不安に陥れる…。

 

主人公のカーナは、「洗脳された少女」です。子供の頃にブラックノーズに拾われ、歌やダンスや美味しい食事は間違った幸せだと刷り込まれています。

 

ブラックノーズを本当の母親だと思い、その命令に忠実に従っています。騙されて、利用されているカーナ。

 

終盤出で騙されていたことに気づくシーンがあるのですが、その時の絶望したカーナの表情はなんともいえません。母親が本当の母親ではなく、しかも悪事に利用されていたなんて…。

 

ここが傑作ポイント!
本作の傑作ポイントは、なんといってもカーナの健気さ。

 

カーナは自分が騙されていることも知らずに、母親(と騙されている)ブラックノーズの命令に従います。

 

そんなカーナですが、パン工場で暮らすうちに歌やダンスの楽しさやパンの美味しさに気づきます。カーナは「お母さんにも教えてあげよう」とブラックノーズのいる暗闇の森に戻ります。

 

そこで、自分が利用されていたことを知らされます。母親じゃないという真実を知ってもなお、「でも、助けてくれたんだよね?」とブラックノーズを信じようとします。

 

そんな健気なカーナが裏切られるシーンは、胸が苦しくなります。

 

 

孤独な怪獣の最期「ゴミラの星」

2001年公開の映画「ゴミラの星」。アンパンマン映画第13作目ですね。

 

ゴミが大好物で、ゴミを食べると体が大きくなっていくゴミラが主人公の本作。ゴミラがとにかく不憫な傑作です。

 

あらすじ
宇宙のゴミを集めて焼却するヤーダ星。ゴミが増えすぎたことで、星中がゴミだらけになってしまう。ヤーダ星は崩壊の危機に陥っていた。

 

故郷の星を救うため、ヤーダ星はアンパンマンワールドに助けを求めてやってきた。アンパンマンはヤーダ姫とともに星を救うことを決意する。

 

「ゴミラの星」で一番見てもらいたいのは、終盤で訪れるゴミラが火口に飛び込むシーン。

 

ゴミラは自分の命を懸けて、星を救おうとします。私は毎回そのラストに涙してしまいます。ゴミラが自分で納得して選んだ最期。その選択が切なすぎます…。

 

ここが傑作ポイント!
本作の傑作ポイントは、ゴミラの孤独さ。

 

ゴミを食べることで、身体が大きくなってしまうゴミラ。町のみんなに迷惑をかけないようにと、海の底で一人で暮らしています。ゴミラの設定自体かなり切ないですよね…。

 

そんな孤独なゴミラですが、同じく孤独を感じるヤーダ姫と出会ったことで充足感を感じます。終盤の、星を救うために二人で火口に飛び込むシーンは本当に切ない。

 

ずっと孤独だったゴミラは、最期の最期に孤独ではなくなったんですよね。満足したような顔でマグマに消えていくゴミラの姿に涙すること必至です。

 

 

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【おまけ】テレビ版の傑作は1375話

アンパンマン映画の傑作作品を紹介してきました。最後に、テレビ版の傑作回を紹介して終わろうと思います。

 

アンパンマン30周年突入記念作品として放送された「アンパンマンとどろんこ魔王」です。

 

ネットでは「一番の傑作回」「最終回なのか…?」「泣きすぎた」など、反響がかなり大きかったようですね。

 

 

この回が傑作と言われる一番の要因は、ラストのやなせうさぎ(作者・やなせ氏をモチーフにしたキャラクター)とアンパンマンの会話シーンがあること。

 

アンパンマンの声優を務める戸田恵子さんも、このシーンについて「胸にこみ上げてくるものがありました」とコメントされています。

 

この1375回には、最後にやなせうさぎさんが出てきます。やなせうさぎさんをアンパンマンが助けるのですが、今日は台詞を言いながら何度も胸にこみ上げてくるものがありました

引用:https://www.excite.co.jp/News/column_g/20171006/Sirabee_20161319484.html?_p=2

 

「アンパンマンとどろんこ魔王」については、「アンパンマン レア回10選【衝撃】」で詳しく紹介しています。

 

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