アンパンマン映画の怖いシーンをランキング形式で紹介。
個人的に「怖い」と思ったシーンをまとめてみました。
アンパンマンが死ぬシーンもあったりして、ほんと怖い。
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アンパンマン映画 怖いシーンランキングTOP5
アンパンマンは子供向けに作られたアニメですが、大人でも楽しめる深みがあります。
むしろ大人だからこそ、隠された”怖さ”に気づくことも多いです…。特に第1位の死の描写は、ジワジワ恐怖が込み上げてきます。
- 第5位|黒こげになるアンパンマン
- 第4位|石化しながら生首をリレー
- 第3位|バイキンマンの悪魔的な要求
- 第2位|火口に飛び込む
- 第1位|孤独に死の恐怖に向かう…
第5位|黒こげになるアンパンマン
怖いシーン第5位は、2006年公開の「いのちの星のドーリィ」より。
「なんのために生まれて なにをして生きるのか」というアンパンマンのマーチの一節がテーマに掲げられた本作。テーマからすでに重たい雰囲気ですよね。
自由気ままなドーリィだが、自分に宿ったいのちの星の輝きが失われつつあることに気が付く。いのちの星が消えてしまえば、自分は死んでしまう。
死の恐怖を感じるドーリィだったが、誰にも言い出せずに…
そんな映画「いのちの星のドーリィ」の終盤にかなり怖いシーンがあります。バイキンマンの作った巨大メカが、ドーリィに向かって炎を吐きます。
ドーリィを守って、盾になるアンパンマン。足から徐々に焦げていき、動けなくなります。ドーリィは「もうやめて!」と叫びますが、アンパンマンは炎を受け続けます。
やがて、アンパンマンは体中が黒こげになってしまいます。話すこともできなくなったアンパンマン。この時点ですでに怖いです。ですが、この後、さらに怖いシーンが待っています。
ジャムおじさんは、新しい顔を焼いてアンパンマンを復活させようとします。いつものようにバタコさんが顔を投げるのですが、黒こげになったアンパンマンは新しい顔をはじいてしまいます。
新しい顔まで黒こげになり、砕けます…。砕け方がリアルで恐怖をあおります。
そして、ジャムおじさんは「いのちの星が失われてしまった…」とポツリ。アンパンマンの命の根源でもあるいのちの星。それが失われてしまったということは、「死」を意味します。
ジャムおじさんの言葉を聞いたバタコさんは絶望。子供のころに見ると、トラウマレベルの怖いシーンです。
第4位|石化しながら生首をリレー
怖いシーン第4位は、2001年公開の映画「ゴミラの星」。
当時世間で騒がれていたごみ問題を扱った作品。ゴミを焼却する星を救うためにアンパンマンたちは向かうのですが…。
彼女はアンパンマンたちに、故郷の星であるヤーダ星を救ってほしいと話し出し…。
怖いシーンがあるのは、終盤のシーン。ヤーダ星でアンパンマンとバイキンマンが対決する中で、そのシーンは訪れます。
バイキンマンの攻撃によって、泥人形にされてしまったアンパンマン。カレーパンマン、しょくぱんまん、ジャムおじさん、バタコさん、めいけんチーズなど、次々と泥人形にされていきます。
ジャムおじさんは、危機を脱しようとしてアンパンマンの新しい顔を焼きます。焼きあがったアンパンマンの顔はアツアツ。泥人形になったジャムおじさんは、上手く手を使うことができません。
ジャムおじさんは自らの身体を使ってかまどの扉をこじ開けます。あまりの熱さに石化するジャムおじさん。ジャムおじさんの頑張りを無駄にしたくない仲間たちは、アツアツのアンパンマンの顔を身体でリレーしていきます。
アツアツの顔に触れる仲間たちは次々と石化していきます。
アンパンマンの大きなテーマは「自己犠牲」ですが、これはあまりにも酷なシーン。石化して、ゴトッと倒れていく姿はかなり怖いです。
第3位|バイキンマンの悪魔的な要求
怖いシーン第3位は、1999年公開「勇気の花がひらくとき」。
アンパンマン映画の中でも名作と名高い一作ですね。笑えるシーンもありつつ、ラストでは感動を味わうことが出来ます。大人にもおすすめできるアンパンマン映画です。
ただ、そんな名作にも怖いシーンはあります。むしろ、この怖いシーンがあったからこそ名作になり得たのかも?
キララ姫は、束縛ばかりで自由のない生活にも飽き飽きしていた。キララ姫は自由を謳歌するために、城を抜け出して宇宙をさまようことにする。
その途中でアンパンマンに助けられ、しばらくパン工場で暮らすことになる…。
映画「勇気のはながひらくとき」の怖いシーンも、終盤に訪れます。アンパンマン映画の怖いシーンはだいたい終盤です。
バイキンマンは、強大なバイキンメカを発明。そのメカで町を破壊しつくします。本作もバイキンマンは、やたらと残虐で容赦ありません。「絶対死人が出てるよ…」と思わされるほどの破壊っぷり。
そんなバイキンマンに、アンパンマン、カレーパンマン、しょくぱんまんは手も足も出ません。さらに、メロンパンナとロールパンナまでやられてしまいます。
町を破壊しつくしたバイキンマンは、ついにパン工場まで攻め入ります。そして、容赦なく破壊。燃え盛るパン工場。この時点でかなり怖いですが、バイキンマンが怖いのはここから。
キララ姫を人質にとったバイキンマン。アンパンマンに対して悪魔的ともいえる要求を出します。
バイキンマンがここまで容赦ないのは物語史上でも珍しい。完全にアンパンマンを抹殺しようとしていますよね…。
そんなバイキンマンの要求を呑むアンパンマン。「やめて」と泣き叫ぶキララ姫に微笑みかけながら、炎の中に歩いて消えていきます…。
この後さらに、アンパンマンの死が間接的に描かれます。子供のころは気づきませんでしたが、大人になって見返すと「それって死んだってこと?」というシーンがあります。
第2位|火口に飛び込む
怖いシーン第2位は、2001年公開の映画「ゴミラの星」。
第4位でも紹介した本作。まだまだ石化リレーよりも怖いシーンがラストで待っています。
ゴミを食べる怪獣・ゴミラ。彼なら、ヤーダ星を救うことができるかもしれない。アンパンマンはゴミラと一緒にヤーダ星へと向かう…。
ヤーダ星は宇宙のゴミを吸い込み、焼却するという役割を担っています。ゴミセンター的な役割ですね。
バイキンマンは、ヤーダ星を改造してアンパンマンたちの住む星に落とそうとします。アンパンマンたちの力を持ってしても、星の勢いは止まりません。ついには大気圏まで突入してしまいます。
このままではアンパンマンの星に甚大な被害が出てしまいます。そこで決心したゴミラは、自分が犠牲になることを選びます。
ゴミを無限に食べることのできるゴミラ。彼の身体には無限のゴミパワーが宿っていると語ります。そのゴミパワーを持って、自分がヤーダ星にある焼却炉(火口)に飛び込めば、星の勢いを止めることが出来る。
アンパンマンたちの制止を振りほどき、ゴミラは一人火口のマグマへと落ちていきます。その直後に大爆発…。
アンパンマン映画とはいえ、まさか自ら死を選ぶシーンがあるとは思いませんでした…。
個人的にはかなり怖いシーンです。
第1位|孤独に死の恐怖に向かう…
怖いシーン第1位は、2006年公開の「いのちの星のドーリィ」より。
第5位でアンパンマンが黒こげになるシーンが怖いと紹介した作品です。あのシーンもかなり怖いのですが、本作が一番怖いのは序盤のドーリィが悩むシーン。
直接的な怖さとは違い、ジワジワとくる恐怖です。
そんな中、ドーリィは自分の胸の中にあるいのちの星が輝きを失っていることに気が付く。いのちの星の消失は死を意味する。また人形に戻るなんて嫌だ…。
本作のテーマは、「なんのために生まれて なにをして生きるのか」。ドーリィは、この問題に正面からぶつかることになります。
自分に宿ったいのちの星が消えかかっていることに気づくドーリィ。ですが、今まで好き勝手に行動してきたおかげで、ドーリィはみんなの信用を失っています。
そんな状態で相談できるはずもなく、ドーリィは一人で悩みを抱えます。
最初のうちは、「自分の気のせいだ」と言い聞かせるドーリィ。ですが、時間がたつにつれていのちの星の輝きは失われていきます。どうみても気のせいではないことに気が付くドーリィ。
ドーリィは、自分が死ぬことを悟ります。
人形だったドーリィ。偶然のような出来事で生きることが出来ます。ですが、その命が消えようとしています。ドーリィは「なんのために生まれたのか」ということに悩み続けます。
誰にも相談できずに、孤独に死に向かっていくドーリィ。その描写に「怖い」と感じてしまいます。
「徐々に死に向かっていく」という描写が怖さを助長しています。
アンパンマン映画 まだある!怖いシーン【ネットの感想】
アンパンマン映画の怖いシーンに関する口コミを集めてみました。やはり、アンパンマン映画を怖いと感じる方は多いようですね。
子供も大人も恐怖のどん底に陥れるアンパンマン映画。それでも30年も続くなんて、多くの人がアンパンマンに魅了されているということですよね。
大人になって見ると
アンパンマンの映画、キラキラ星の涙とばいきんまんの逆襲がめちゃめちゃ好きなんだけど、古い作品だから大人になって見るとちょっと怖い描写なかなかある
— ト ン ?? (@hakumai_ton) 2018年6月18日
子供の頃に見るアンパンマン映画と、大人になってみるアンパンマン映画ってすごく印象が変わりますよね。
子供の頃は、ただアンパンマンが活躍する姿をワクワクしながらみていました。大人になって改めて見ると、子供の時には気づけなかったことに色々と気づくことがあります。
セリフや描写に注目していくと、「よく考えたら怖いな…」という部分が出てきます。
そういう意味でも、アンパンマン映画は大人でも子供でも楽しめるんですよね。
ムーマが怖い
今妹がリビングで,アンパンマンの猫のニャニィ出てくる映画見てるんやけど俺あれに出てくるムーマ?がまじで苦手でめっちゃ怖いんやけど
ほんっっっっっとあれだけは無理。ダメ。絶対。— 玲月 (@an__damon) 2018年6月16日
2004年公開の映画「夢猫の国のニャニイ」。こちらに出てくる悪役・ムーマが怖いという声ですね。
夢猫の国に封印された悪夢怪物という設定。額にある第三の目から光線を出すという攻撃をしかけてきます。この攻撃にアンパンマンもやられてしまいますね。
最終的にはアンパンチで粉々になります。倒され方も怖い!
子供が叫ぶほどの恐怖
娘はアンパンマン映画で普段よりえげつないばいきんまんを見ただけで「怖い怖い怖い!止めてー!」と叫ぶほどの怖がりなのですが、今春のプリキュアオールスターズの敵キャラ(その名もトラウーマ)は怖がらずに見ていたね、と言ったら「プリキュアが出てるから(仕方なく)だよ!」と言ってました
— ネジ子 (@nejiko) 2016年8月3日
大人が見ても怖いということは、子供にとっては数倍怖いですよね。泣き叫ぶお子さんがいるのも納得です。
ツイートにも書かれていますが、バイキンマンがほんと容赦ないんですよね。「そこまでする!?」というほど残虐非道を繰り返します。
アンパンマンがリンゴに…
(テレビ放送のアンパンマン映画を見ながら)
3歳娘「…こぁい(怖い)!ねぇママ、こぁい~!!」
わたし「大丈夫、アンパンマンがやっつけてくれるから」
3歳娘「だって、リンゴになっちゃってるんですけどー!!!!!!!」いまいち、アンパンマンを信用していないらしい。
— 志乃??誤ブロック多発 (@shinoegg) 2015年8月7日
アンパンマン映画では、アンパンマンが敵の攻撃で状態異常になることがあります。石化したり、泥人形化したり、おもちゃにされたりします。
ツイートの中では、リンゴになったと書かれていますね。おそらく2014年公開の「りんごぼうやとみんなの願い」の描写かと思われます。
大人が見たら「かわいい」と思うようなシーンでも、子供にとっては怖いと感じるんですね。
敵がトラウマ級に怖い
アンパンマンの映画なら「キラキラ星の涙」と「空飛ぶ絵本とガラスの靴」が好きだったなぁ…キラキラ星の涙は、キラキラの涙が凄く綺麗で、ガラスの靴はカボちゃんの歌が凄く印象的なんだよ…また観たいなぁ…どっちも敵がトラウマ級に怖いんだけども…
— ムムゥ (@muu13955861) 2018年3月20日
アンパンマン映画の一番の怖いポイントといえば、敵キャラです。
バイキンマンが怖いこともあるんですが、それ以上にゲスト的に登場する敵キャラが怖いんですよね。見た目も怖いし、設定も怖い。
途中でバイキンマンすらやられてしまうと、余計に恐怖が増します。
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