ドラえもん 面白い話7選【笑えるし、怖い】

どら焼きにつられて、のび太の宿題を代わりにやることになったドラえもん。宿題の量は半端ではなく多く、2、3日分は溜まっているという。しかも提出期限は明日。かなり追い込まれた状態で宿題を引き受けてしまったドラえもん。

 

肝心ののび太は、「まかせた」といって寝てしまった。今晩中にどうにかして宿題を終わらせないといけないドラえもん。夜中には何やら複数人の物音がしていた…。

 

朝目覚めると、宿題はきちんと終わっていた。しかし、何故かドラえもんはボロボロの状態で倒れている。一体何があったのか不思議に思うのび太は、タイムマシンで昨夜にタイムスリップする。

 

自分一人で終わらすことはムリだと判断したドラえもんは、タイムマシンを使って未来の自分に手伝ってもらおうと思いつく。2時間後の未来に向かったドラえもんは、すでに傷だらけ。不思議に思いながらも、4時間後、6時間後のドラえもんにも協力を要請する。

 

8時間後のドラえもんはブチ切れており、今のドラえもんに襲い掛かってくる。もみ合いの後、どうにか協力して宿題を終わらせたドラえもんたち。未来のドラえもんは、現在のドラえもんを袋叩きにして帰っていく。

 

ドラえもんは、これから複数回過去のドラえもんの宿題を手伝わされることになるのだ…。

のび太のパパにどら焼きを半分食べられてしまったドラえもん。どうしても諦めきれないドラえもんは、ひみつ道具「きこりの泉」を取り出す。きこりの泉にモノを投げ入れると、女神が登場。投げ入れたもののグレードアップされたモノを持って「あなたが落としたのは、この〇〇ですか？」と質問してくる。この質問に正直に答えると、グレードアップしたものをもらうことができるのである。

 

ドラえもんは、この方法で完全な食べかけのどら焼きと完全などら焼きを交換することに成功。

 

ドラえもんの行動を見ていたジャイアンは、家から大量のおもちゃを持ってきて交換してもらおうとする。しかし、誤って転倒し自分が泉の中に落ちてしまう。

 

その後、女神は眉毛の凛々しいい綺麗なジャイアンを取り出してくる。そして、のび太とドラえもんに「あなたが落としたのはこの人ですか？」と質問してくる。

 

のび太は、思わず正直に「いえ、もっと汚いの」と答えてしまいます。正直に答えたのび太に対して女神は、キレイなジャイアンを渡します。

一つの栗まんじゅうを厳しい表情で見つめるのび太。ドラえもんがどうかしたのかと尋ねると、のび太は真剣な顔で「これを食べたらそれっきり、しかし食べないとおいしくない。どうにかして食べてもなくならないようにすることは出来ないか？」と話す。

 

ドラえもんはそんなのび太に呆れながらも、ひみつ道具「バイバイン」を取り出す。この液体をかけられたものは、5分ごとに分裂して2倍になるという。放っておくだけで、どんどん数を増やす道具であるという。

 

栗まんじゅうが増えることに喜ぶのび太。しかし、ドラえもんは「危ないから」といって道具を使うことを躊躇し始める。しかし、のび太の文句に負けて「残さず食べること」を条件に出すことでバイバインを使う。

 

5分後、のび太の栗まんじゅうは無事に2つに分裂する。喜ぶのび太は、「一つ残せば、いつまでも食べることができる」と喜ぶ。それを続けているうちに、のび太は満腹になってしまう。

 

残しておくと、勝手に増えてしまう栗まんじゅう。満腹ののび太は、ママや友達に協力してもらうことで栗まんじゅうを食べきろうとしていた。しかし、どんどん増える栗まんじゅうのスピードに耐え切れなくなる。

 

どうしようもなくなったのび太は、余った栗まんじゅうをゴミ箱に捨ててしまう…。

 

ドラえもんがその事態を知った頃には、栗まんじゅうは家からあふれるくらいに増殖していた。ドラえもんは仕方なく、栗まんじゅうを小型ロケットに乗せて宇宙へと飛ばすのであった。

ある日、のび太は押し入れの中から見慣れない分厚い本を見つける。中身を見てみると、1ページごとに謎の暗号のような文字が書かれている。意味はさっぱり分からずに、ペラペラとページをめくるのび太。

 

「暗き天に　マ女は怒り狂う　この日○終わり　悲しきかな」

 

謎の文章を最後に、後は白紙になっていた。ますます謎の深まる本に興味を持ったのび太は、空き地にもっていってみんなの意見を聞くことにする。しずかは「暗号の教科書」だと言い、ジャイアンは「世界寝言全集」だと言う。

 

そんな中、スネ夫だけは青ざめた表情で何かに気づいた様子。スネ夫には、その謎の文章に見覚えがあったのだ。スネ夫は、のび太が持ってきた謎の文章と、世界の終末を予言したノストラダムスの文章が似ていることに気が付く。

 

のび太の持ってきた本も予言書ではないかと推測する。偶然なのか、本の内容と、新聞の内容を照らし合わせるとぴったりと合っているのだ。ますます予言書ではないかと疑い始めるスネ夫とのび太。

 

気になるのは、最後のページの予言。そして白紙になったページ。もしかすると、世界の終わりを予言しているのではないか…。青ざめる二人の元にドラえもんが慌てて飛び出す。

 

「人の日記を勝手に見るな！！」

 

二人が予言書だと思い込んだものは、実はドラえもんの日記だったのだ。

ジャイアンは苛立っていた。学校のテストの点数が悪かったのだ。出木杉は100点満点。しずかも95点という高得点。周囲との差に焦っていた。同じく点数の悪いのび太を見つけて安心するジャイアン。低得点同士友情を誓い合うのであう二人。

 

二人の勢いにつられて、ついうなずくスネ夫。しかし、彼は珍しく100点満点だったのだ。自慢をしたいが、直接言うとジャイアンに殴られてしまう。悩んだスネ夫は、わざと大声で「こんな悪いテストなんて裏山に隠しちゃおう」と告げる。

 

裏山に隠したテストの答案を二人に見つけてもらい、間接的に自慢しようと考えたのだ。スネ夫の作戦通り、ジャイアンとのび太は裏山に向かうスネ夫の後をついていく。しかし、その途中で先生に見つかってしまい、スネ夫がどこに答案を隠したのか分からなくなってしまう。

 

テストの答案を裏山に隠して家に帰ったスネ夫は、手元にテストの答案がないことをママにしられて「さては0点だったザマスね！」と叱られる。誤解を解くため、テストの答案を取り出そうと裏山へと向かうスネ夫。

 

一方その頃、ジャイアンとのび太はドラえもんの道具の力を借りてスネ夫の答案用紙をようやく発見したところだった。しかし、「スネ夫が必死になって隠してる秘密を暴くなんて、それでも友達か！！」というドラえもんの言葉に反省。結局スネ夫の100点満点の答案用紙を見ないままでいた。

 

そこに現れたのは、スネ夫とスネ夫のママ。二人はテストの答案用紙を探しに来たのだ。

 

このままではスネ夫が叱られてしまう。そう思った三人（ジャイアン、のび太、ドラえもんはスネ夫が悪い点数をとったと誤解しています）は、ドラえもんの取り出した「秘密書類焼き捨て銃」で遠距離からスネ夫の答案用紙を焼却処分したのでした。

 

爆発に巻き込まれたスネ夫親子をバックに「友達の秘密を守った」と誇らしげに喜ぶ三人がいたのでした。

物語は、不機嫌なドラえもんの表情から始まる。中々起きないのび太を叩き起こすドラえもん。口調はかなり乱暴で、のび太は困惑してしまう。ドラえもんの傍若無人ぶりは朝食の場でも続く。

 

食器をのび太の口に直接ねじこみ、早く食べろと急かす。いつもとは様子の違うドラえもんに、パパとママも呆然とするばかり。ついには、食卓の上にまで登って、のび太を罵倒し始めるドラえもん。

 

「短気」を「タヌキ」と間違えて激怒したり、ねずみが出たと勘違いして爆弾を取り出したりする。その後ジャイアンやスネ夫を傷つけても、謝るどころか「そんなこと知ったことか！」と逆ギレ。

 

家に帰ったドラえもんは、自分でもさすがにおかしいと気づき始める。そこで取り出したのが、「ミニドラ救助隊」。ミニドラを自分の口の中に入れて、故障部分を修理してもらうことにする。

 

暴走状態から一変。穏やかになるドラえもん。ジャイアンとスネ夫は今朝の仕返しとドラえもんにサッカーボールを当てる。最初は笑顔で受け止めていたドラえもんであったが、途中で態度は豹変。

 

サッカーボールを受け止め、そのままボールを破壊。ついには爆発するのであった。

ドラえもんとのび太は、家の屋根に上って紙飛行機を飛ばしている。楽しそうな二人だが、偶然通りかかった先生に「外へ紙くずをちらかしちゃいかん」と叱られてしまう。

 

紙飛行機で遊べなくなった二人。ドラえもんはひみつ道具「なんでも空港」を取り出す。折り畳みができるマットのような空港。見た目はただのマットだが、空中に浮かんでいるものを引き寄せるという能力を持っているらしい。

 

なんでも空港があれば、空で紙飛行機を飛ばしても散らからない。二人は思い切り紙飛行機で遊ぶ。そんな時、しずかが登場。「カナリヤが逃げた」と困るしずかを前に、なんでも空港で掴まえてあげる二人。

 

そんな様子を見ていたジャイアンとスネ夫。二人はなんでも空港を奪って、昆虫採集をしようと広げる。しかし、そこに下りてきたのはオバケのＱ太郎。「オバケなんかに用はないんだ」と言って、Ｑ太郎をすぐに追い返してしまう。

 

その後も怪物君、ウメ星デンカ、エスパー魔美がなんでも空港に降りてきます。やがて、なんでも空港には本物のジャンボジェットまで着陸しようと接近してきます…。