声優の最高年収は7000万円だと言われています。
ちなみに、声優界のレジェンド・野沢雅子さんの最高年収は4000万円。レジェンドよりも倍近くの年収をたたき出した人物は誰なのか。そして、なぜそこまで年収を上げることができたのか。
最高年収をたたき出したのは、第3次声優ブームを作り出した人物でした。
声優の年収 最高額は7000万円!?
最高額記録は林原めぐみ
声優業界の最高年収を出したのは、林原めぐみさん。「新世紀エヴァンゲリオン」の綾波レイ。「名探偵コナン」の灰原哀などが代表作にありますね。
アニメ声優デビューは、アニメ「めぞん一刻」(1986)。声優歴は30年以上にもなりますね。
1989年に「らんま1/2」で女らんまの声を担当。1995年に「新世紀エヴァンゲリオン」で綾波レイ。1997年に「ポケットモンスター」でムサシ。1999年に「名探偵コナン」で灰原哀。
立て続け人気キャラの声をあてていますね。90年代に一気に大ブレイクを果たします。ちなみに、4代目ハローキティの声を担当するようになったのも90年代に入ってから。
さらに、歌手デビューも果たしています。実は、「歌手デビュー」が林原めぐみさんが最高年収を記録した一番の要因だと言われています。
その点については、下で詳しく紹介しますね。
1967年3月30日
■出身
東京都北区
■血液型
O型
■事務所
ウッドパークオフィス
■主な作品
「新世紀エヴァンゲリオン」
「名探偵コナン」
「スレイヤーズ」
「ポケットモンスター」
「らんま1/2」
引用:https://ja.wikipedia.orgより抜粋
90年代に声優業界最高額を達成
声優、歌手として活動する林原めぐみさん。その最高年収は、なんと7000万円。一部では8000万円とも言われていますね。
あくまで推定年収ですが、90年代全盛期の頃の年収はこれくらいあったと言われています。
「新世紀エヴァンゲリオン」「名探偵コナン」「ポケットモンスター」など、声優として大ブレイクした時期ですね。
野沢雅子の約2倍
ちなみに、声優の年収ランキングを調べると第2位は野沢雅子さん。ご存知「ドラゴンボール」の孫悟空の声優ですね。「鉄腕アトム」にも出演している声優業界のレジェンド的な存在です。
レジェンド声優・野沢雅子さんの年収は、4000万円。林原めぐみさんの約半分だと言われています。
レジェンドの年収をも軽く超えていく林原めぐみさんの年収。なぜそこまで高い年収を稼いでいるのか。その秘密は歌手活動にあります。
最高年収7000万円の最大の理由
林原めぐみさんの最高年収7000万円が、声優業界の最高年収。この記録はまだ破られていないようです。
その最大の理由は、歌手活動だと言われています。
音楽活動が最大の要因
林原めぐみさんは、声優としてだけでなく、歌手としても活動されています。90年代にヒット曲を飛ばしまくって、年収が激増したようです。
林原めぐみさんの歌手デビューは1989年。デビュー作の順位は圏外。その後も、2ndシングルが43位、3rdシングルが90位…。デビュー当時は、ヒットしていたとは言えませんでした。
ただ、林原めぐみさんが声優として人気になるにつれてCDもヒットしていきます。1996年に発売された11thシングル「邪魔はさせない」が9位。同年発売の14thシングル「Successful Mission」が7位。
さらに、1997年に発売された15thシングル「don’t be discouraged」は4位!
その後も立て続けにシングルを発売していきます。その発売スピードが普通ではありえないほど早いんです。
シングル発売の速度が尋常じゃない
1996年には、CDシングル4枚とアルバム1枚発売。1997年にもシングル2枚。1998年にもシングル5枚。
音楽専業のアーティストのリリース速度を圧倒していますよね。声優人気とも相まって、オリコンランキングも常に上位にランクイン。
90年代の大ブレイクによって、最高年収7000万円に至ったようです。CDシングルの数を見ると納得してしまいますよね。
第3次声優ブームの源流
今では人気声優が歌手活動を行うのは、一般的になってきました。その先駆けともいえるのが林原めぐみさんなんです。
林原めぐみさんが90年代に「声優×歌手」として大成功をした結果、今日にまで至る声優アーティストへの道がつながったと言えます。
第3次声優ブームの源流であり、最も代表的な人物ということが出来ます。
【おまけ】声優業界は年功序列
今回は、声優の最高年収について調べてみました。
声優業界は、年功序列によって報酬が高くなっていくシステムです。ランクが上がっていくにつれて、そのギャラも増えていきます。
↓
16,000円
↓
17,000円
↓
20,000円
↓
45,000円
↓
言い値
最初の3年間は、ジュニアランク。新人は全員このランクからスタートします。主演級を演じても1本15,000円。通りすがりAみたいなちょい役でも一律で15,000円です。
そのランクが上がるにつれて収入が上がっていきます。声優界のレジェンド・野沢雅子さんまで上り詰めれば、言い値で交渉できるノーランクになります。ここまで行くと、年収1000万円超えも夢ではありません。
ただ、ノーランクの野沢雅子さんでも最高年収は4000万円だと言われています。言ってしまえば、声優の年収はこのあたりが限界でした。
その限界を超えたのが林原めぐみさん。「声優×歌手」という方法で、声優の最高年収を一気に引き上げた立役者ということができそうです。
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