コナン声優の裏話集

アニメ『名探偵コナン』の修学旅行編で、ついに両想いとなった新一と蘭。Twitterでも新一を演じていられる山口勝平さんが、「両想いになりました。」と呟いた事で、ネットニュースにもなっています。

そこで、名探偵コナンでそれぞれ演じている声優さんが、役と性格が同じになっていくのか、また、職業病としてコナンのように推理が解くようになってしまったのかなど、様々な視点からコナンに出演されている声優さんの裏情報を紐解いていきます。

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コナン声優の裏話集

コナンの出演陣をはじめとした、『コナンファミリー』は、演じているキャラクターにだんだん似てきているという事を感じ取っているようです。また、コナンに出演するにあたって、役作りに対してどういった姿勢で臨んでいるのでしょうか。

 

①声優とキャラの性格が似てくる

一つ目の裏話は、声優とキャラの性格に関するものです。

この裏話が出たのは、コナンラジオ。コナンの声優・高山みなみさんと、新一の声優・山口勝平さんとの会話の中で暴露された裏話です。この裏話が公開された時のラジオのトークテーマは、「アフレコ時の裏話」。

そのテーマを受けて、新一役の山口勝平さんが、「これだけ長くやってくると、みんなそれぞれ、ちょっとキャラクターに似てくる部分があるから」と語っています。

そして、「やっぱ哀ちゃん怖いなぁみたいなw」と続けます。灰原哀というキャラクターのことを言っているのか、それとも灰原の声優・林原めぐみさんのことを言っているのか(笑)。

山口さんと林原さんの関係は『らんま1/2』で男乱馬、女らんまの役で共演されていたので、性格が灰原や女らんまに似ているような感があると山口さんの口から語っておられます。

この裏話からは、声優同士の仲の良さが伝わってきますね。

また、コナンを演じている高山さんは、2時間サスペンスドラマを見ていると、だいたい犯人が分かってくるという職業病を感じているようです。

長年、事件を解決に導きだす探偵を演じているだけあって、どんな展開か見通せるようになってしまったのかもしれません。また、高山さんは声優になる以前に、警察官になりたいという願望もあったので、役は違えどその夢は叶えたように思えます。

 

②殺陣を勉強して演技に臨む山崎和佳奈

二つ目の裏話は、毛利蘭の声優・山崎和佳奈に関するもの。

毛利蘭役の山崎和佳奈さんは、コナン収録開始直後、殺陣を勉強するようになったようです。空手ではなく、殺陣を勉強するようにしたのは、時代劇での舞台に立つときに、役立つからという事で勉強を始めるようにしたようです。

『漆黒の追跡者(チェイサー)』の収録の時、アニメの動画が出来ておらず、絵コンテの状態を見てアテレコに臨んだようですが、その時に犯人とやりあうシーンで『どうやったらこういう掛け声をすればいいのか?』というのを、絵コンテを見ながら考え、声に出しているようです。

アテレコの場合、アニメの絵が出来ていない場合、絵コンテを元にして収録するケースがあるので、それをどのように演じるのかは、声優さんの力量です。声優も俳優の一部ですので、考えて演じるというのは、一見簡単なように見えても、実際は身体全体を使って声を出すという、難しい技なのかもしれません。

声優・山崎和佳奈さんの真面目さが伝わる裏話ですね。

 

③『あれれ~、おかしいぞ~!』は小さなつは入れない?

三つ目の裏話は、コナンのお決まりのセリフに関するもの。

コナンが疑問に思った事を目暮警部や毛利小五郎に言うセリフ、『あれれ~、おかしいぞ~!』。このセリフは、演じている高山さん曰く、小さいつはいれないのだそうです。

円谷光彦役の大谷育江さんや吉田歩美さん役の岩居由希子さん。そして灰原役の林原さんも、このセリフに挑戦したのですが、結局『あっれれ~?』みたいな感じになってしまいました。林原さんはこのセリフを言った高山さんに対して、大人を欺く腹の立つセリフだと語ったようです。

かわいいけど、たしかに実際にやられるとイラっとするかもしれませんね。この裏話からは、コナンに出演する声優の仲の良さが伝わってきます。

 

④息がぴったり、コナンと新一

四つ目の裏話は、コナン(高山みなみ)と新一(山口勝平)の声優に関するもの。

コナン=新一は、正体が同じという事もあり、高山さんと山口さんの息がぴったりな場面があります。ラジオで高山さんと山口さんが、コナンが時たまいう『バーロー(バカヤローのこと)』を同時に発したことがあり、この放送はリスナーやファンを含め評価が高かったようです。

なお、ゲーム版の『名探偵コナン』ではバーローと言わずに本気で、『バカヤロー!』と怒った場面があります。これは、少年探偵団と共に動物園に行った際に起きた誘拐事件で、コナンが事件を解決しようとし少年探偵団に首を突っ込まないようにするため、本気で怒った時に出たものです。

幾多の事件を何回も解決しているコナンにとって、バカヤローと言ったのはおそらくこのゲームの中だけかもしれません。

 

⑤元太と高木刑事を演じるのは難しい?

五つ目の裏話は、元太と高木刑事の声優に関するもの。

高木刑事と小嶋元太を演じている高木渉さん。その中で少年探偵団の声優陣と一緒にラジオに出た際、元太か高木刑事、どっちが素の高木さんなのかわからなくなってしまう事が多いようです。

舞台俳優として、声優として数多くの役をこなしている高木さんですが、自分でも高木刑事似なのか小嶋元太似なのか理解されていない部分もあるようです。しかし筆者が思う推測には、ムードメーカーとしては元太似。優しさと言えば高木刑事似なのかもしれません。

あくまで推測なので、どちらに似ているのかは読者の判断に任せたいと思います。

 

⑥両想いになれた!新一と蘭

六つ目の裏話は、新一と蘭のカップリングに関するもの。

2019年、京都の修学旅行編で新一と蘭はついに恋人同士になります。これは原作でもアニメ化される前に語られていましたが、実際に公の場に表すようになったのは、アニメの方ではっきりとしたというパターンが多いようです。

記事の冒頭で書いた、新一役の山口勝平さんがTwitterで『両想いになりました。』と語っていますが、これは、ロンドン編での返事が長かった事が要因でしょう。ロンドン編(ホームズの黙示録編)が放送されたのは2011年。そして今回の修学旅行編が放送されたのは2019年なので、およそ9年の歳月を経て、両想いの関係に発展する事となりました。

名探偵コナンの最終回はハッピーエンドで終わると、原作者の青山剛昌さんがおっしゃっていたので、これで新一と蘭が両想いになって、ハッピーエンドになるという展開はきまりました。

しかしまだ、黒の組織との闘いは決着がついていません。今後黒の組織のトップが『あの方』の正体が発表されること、そしてナンバー2のラムの正体が誰なのかも、アニメで公表する可能性があります。どんな展開になるのかも声優さんやファンも楽しみにしているのではないでしょうか。今後のコナンの展開に注目したいところですね。

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【まとめ】コナン声優もファンも楽しみは同じ

アニメ「名探偵コナン」の声優の裏話をまとめてきました。長い歴史があるだけに、色々な裏話がありますね。

さて『名探偵コナン』は2019年に放送開始24年目を迎え、物語もさらに深掘りされていく事となります。しかし、お話の展開については青山先生や映画、アニメのスタッフにしか分からないところが多いです。声優さんはもちろんのこと、コナンファンも気になる部分になるでしょう。

しかし、物語が進めるにつれて、声優さんはキャラクターに感情輸入をし、そしてファンもそれを演じている事の裏話が効きたいと思っているはずです。

今後も、コナンの展開はさらに熱くなっていきそうですし、黒の組織との対決、恋愛、そして推理といろいろと我々を楽しめてくれるはずです。

原作やアニメ、映画に小説、そしてオフィシャルカフェと今後もコナン人気は高くなっていきそうです。声優の皆さんもファンの皆さんも、楽しい作品になってほしいという願いはありますので、今後の展開や裏話に期待しましょう。

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