コナン声優のインタビュー一覧【リンクまとめ】

アニメ「名探偵コナン」に出演する声優のインタビューをまとめてみました。各インタビューの全文が読めるリンクも掲載しているので、ぜひチェックしてみてください。

『名探偵コナン』も2019年で放送開始23年目、そして劇場も23作目という長寿作品となってきました。原作やアニメでファンが増えていくだけでなく、出演陣も一丸となって良い作品を目指し一心同体となってキャラクターづくりをしていく今日この頃です。

さて役を演じるにあたって出演者やゲスト声優の皆様はどういった事を心がけて、演じているのでしょうか?これまでのコナンでのインタビューを紐解いて、その真相を探っていきましょう。

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コナン声優のインタビューまとめてみた

まずは2018年、トリプルフェイスという顔を持つ安室透を主軸に置き、これまでの劇場版コナンの興行収入を上回った、『ゼロの執行人』について江戸川コナン役の高山みなみさんと安室透役の古谷徹さんのインタビューから紹介しましょう。

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①高山みなみ×古谷徹のインタビュー

引用元:animate Timesのキャプチャ画像

 

2018年に公開された『ゼロの執行人』。この映画ではトリプルフェイスという異名を持つ、私立探偵でもあり、黒の組織の一員でもあり、実は公安警察官という安室透がメインとして活躍する映画です。安室はそれ以前に『『純黒の悪夢(ナイトメア)』で初登場はしているものの、劇場版でメインを務めるのは今回が初めてです。

 

要約

高山さんと古谷さんのインタビューの内容は、2016年に公開された『純黒の悪夢(ナイトメア)』で、安室が初登場し、今回は安室がメインを務めるということ。

そして、この物語が起こる事件で、公安警察としての任務で、なぜ毛利小五郎を逮捕しなくてはならないのかという事。また、ファンが安室をどう見ているのかが語られています。

また、収録の際、他のキャストの方に『安室に恋をしてしまった・・・。』という事を、古谷さんが聞き入れ、それをどう受け入れているかを答えています。

 

印象に残った部分

高山:台本そのものが変わったんです。その際にスタッフから「台本の会社が変わるので何か注文ありますか?」と言われたので、「修正がしづらいので書き込みしやすいように行間を少し開けてください」とお願いしたんです。その結果、全体的に大きくなった(笑)。通常のアフレコ台本も少し厚くなったので、それが原因の一つですね。でも、やっぱり今回もカット数は多いです。

古谷:『純黒の悪夢(ナイトメア)』より、20ページぐらい多かったですよね。

(映画『名探偵コナン ゼロの執行人』声優ふたりが「江戸川コナンと安室透」を語る!より抜粋)

アニメ版と違って、映画の台本は30分1話の台本の約4倍。業界用語で、シナリオを書いた200字詰め原稿用紙のことを『ペラ』と呼び、ペラ約320枚でおよそ1本の映画が作れるくらいの量だそうです。

また今回の場合は『純黒の悪夢(ナイトメア)』よりもかなりの多くのセリフが書かれており、尚且つこれまで台本製作にかかわっていた会社が変更となり、どのようにしたら感情輸入が出来て、良い作品になるのだろうという苦労がうかがえる内容となっております。

裏方にしろ、声優にしろ、それだけ多くの量をこなすことが出来れば、良い作品になるのは当然と言えるでしょう。

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②上戸彩のインタビュー

引用元:シネマトゥデイのキャプチャ画像

 

続いて、『ゼロの執行人』にてゲスト声優を務めた女優、上戸彩さんのインタビューです。

上戸さんは物心がついた時から、名探偵コナンの大ファンであると公言しており、2006年に公開された「探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)」にて宣伝隊長役として勤め、またTVシリーズでも本人役として出演されました。

 

要約

「名探偵コナン ゼロの執行人」で、上戸彩さんがどのように役柄を演じたのか。また、コナンだけでなく、アニメや洋画の吹き替えなどで声優を数々出演してきた経験を語っています。

上戸さんは女優活動で、数多くのアニメや洋画の吹き替えに挑戦していきました。2002年に公開されたディズニー映画『ピーター・パン2/ネバーランドの秘密』にて主人公のジェーン役として出演。

今でも人気の高いこの作品は『上戸さんがジェーンの声をやっているんだ。』とファンの方に言われる事が多いようです。また、2016年に公開されたディズニー映画『ズートピア』でも、主人公ジュディ・ホップス役として出演されました。

 

印象に残った部分

Q. 声優の難しさとは
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楽観的に考えて収録スタジオに入ったら、全然進まなくて。そこでみっちりしごかれて、特訓していただきました。普通の声の大きさや地声でしゃべっていても、絵には不自然というかマッチしないし、ありえないだろうっていうくらい声を張ってみてちょうどよかったりする。声の表現の振り幅を『ズートピア』で勉強させてもらったので、それを踏まえた今回は、やりやすさや余裕があったのかなとも思います。
(『名探偵コナン ゼロの執行人(しっこうにん)』上戸彩 単独インタビューより抜粋)

余程のことが無い限り、テレビドラマや映画をメインに活躍する俳優の方が、吹き替えの世界に飛び込むというのは難しいかもしれません。

上戸さんはズートピアの収録の際、まあ吹き替えだからセリフを読んでいても大丈夫だろうという感じで、収録に臨んだものの録音監督の方から違和感を感じ取ってしまい、特訓させられたようです。

アニメファンの方も声優を本業にしていない人の演技を見ると、棒読みと言われてしまうのも無理はありません。吹き替えも俳優業の一種ですから、今後アニメのゲスト声優に挑戦する俳優やタレントの方がいたら、収録をする前に、一度吹き替えの勉強をしてから、収録に臨むという事をやっておいた方が良いのかもと個人的に思います。

 

③倉木麻衣のインタビュー

引用元:animate Timesのキャプチャ画像

 

修学旅行編で本人役として出演された歌手の倉木麻衣さんのインタビューです。

倉木さんは、名探偵コナンのアニメ、劇場版でオープニング、エンディングテーマを提供し、ギネスブックにも『同じアーティストにより歌われたアニメシリーズのテーマソング最多数』としても登録されている、コナンに関わっている歌手の一人です。

また修学旅行編では、主題歌も提供しており、新一と蘭の恋愛や、京都での風景を想い浮かべるように創った事も述べられています。

 

要約

長年、楽曲提供という形で名探偵コナンに関わってきた倉木さん。倉木さんは大学卒業後大阪に在中しており、その中で京都での風景を楽曲にするのをこれまでも何作品か創り上げています。

今回の修学旅行編でも京都が舞台となっており、京都の文化を知っている倉木さんにとっても、楽曲提供だけでなく、声優として生涯残る作品やファンであったコナンに参加できた事に光栄を持てた事を、インタビュー内で語っておられます。

 

印象に残った部分

今回こういった機会を頂いて、ついに来た~という思いで、とても嬉しかったです。長年に渡って名探偵コナンという作品の一部として、楽曲を手掛けさせて頂いて、今回、初めてのアフレコだったので…。

以前、倉木麻衣としてアニメに登場させて頂いたんですけど、今回はアフレコを行おうという事で、自分にできるかどうかドキドキしていたんですが、高校の時に演劇部に入っていまして、その時の事を思い出しながらトライさせて頂きました。

ファンの方から『主題歌だけじゃなく、アフレコにも挑戦してみたら?』と言われていたので、今回はその夢が実現できて、とても嬉しく思いました。
(『名探偵コナン 紅の修学旅行(鮮紅編・恋紅編)』に主題歌を担当する倉木麻衣さんが本人役で登場!より抜粋)

倉木さんは、歌手になる前に演劇部に所属しており、その時代を思い出してアテレコに挑戦しました。
また、役としてでなくアニメ内で声無しで出演された事が多々あり、今回の話でオファーを頂き、実現に至りました。デビュー当時から名探偵コナンと関わってきた倉木さんにとって、今回のゲスト出演は、とてもうれしかったのではないでしょうか。

倉木さんは今後このような機会があれば、新一ではなく、コナンと一緒に活躍できるお話にゲスト出演したいという事も、インタビュー内で語っておられました。是非、物語の展開に倉木さんがまた出るか注目したいところですね。

 

まとめ

アニメ名探偵コナンのインタビュー記事をまとめてみました。インタビューを読むと、声優同士の裏話が判明したりして、よりコナンの世界を楽しむことができますね。

数多くの声優や俳優、そして歌手の方に共通しているという事は『名探偵コナンが大好き』である事。

そしてその一部に関わったり、レギュラーとして出演するという事は、本気で作品を愛し、本気で作品に向き合わないと、良い作品にならないし、ファンからも賛否両論声が挙がらないかもしれません。しかし、それでも名探偵コナンという作品は誰からでも愛されるメディアミックス作品である事は間違いないようです。今後も、コナンを通じて様々な方がコナンを好きになってくれるといいですね。

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