ドラえもんの怖い映画を8つ厳選してみました。その中の怖いシーンを画像付きで紹介していきます。怖いのが好きな方はぜひチェックしてみてください。
ドラえもん 怖い映画・怖いシーン8選
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基本的には楽しいドラえもん映画ですが、中にはトラウマ級に怖い映画もあります。以下では、個人的に怖いと思った映画と、怖いシーンを画像つきで紹介していきます。
特に怖いのは、一つ目に紹介する映画。子供の頃は気づかなかったけど、大人になってみると何気ないラストシーンがかなり怖い…。藤子氏は、「一種の失敗作」とコメントされています。
- ①一種の失敗作
- ②便利な道具に頼りきった人類の末路
- ③時空間も関係なく追ってくる怪物
- ④特にホラー描写の多い映画
- ⑤壮大な問題提起がなされる映画
- ⑥洪水シーンがトラウマレベル
- ⑦精霊王との戦い
- ⑧遠すぎる宇宙が舞台
①一種の失敗作
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一つ目のトラウマ級に怖い映画は「のび太と夢幻三剣士」。本作には、のび太としずかちゃんが実際に死ぬシーンが描写されています。その後復活したとはいうものの、冷静になって考えると怖いシーンです。
その他にも、エンディングのシーンが意味深だったりと色々な怖いシーンが散りばめられています。他のドラえもん映画とは一線を画す描写が様々登場します。
異色ともいえる本作ですが、作者の藤子・F・不二雄さんは、「一種の失敗作」だと語っています。作者の手を離れて、当初の構想から大きく外れたともコメント。
また、「どんな歴史を揺るがす大事件であっても、なるべく仲間内で解決し、一般社会には一切の影響を残さない」というドラえもんシリーズのお約束も破っています。
怖いシーン①「のび太の死亡シーン」
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本作が怖い映画と言われる最大の理由はここにあります。劇中で、のび太としずかちゃんは一度死亡しています。敵の攻撃にやられて、全身が溶けて死亡。死亡方法も残酷極まりないという…。
この後すぐに復活はするのですが、「主要キャラクターが死んだ」という事実は多くの子供たちにトラウマを植え付けました。
これまでも映画の中でピンチに陥ることはあっても、死ぬことはありませんでした。そんなお約束を破る容赦ない死亡描写。「のび太と夢幻三剣士」が怖い映画に選ばれる最大の理由です。
怖いシーン②「意見の分かれるエンディング」
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本作が怖い映画と言われる理由は、もう一つあります。それは、全てが解決したあとのエンディング。意見の分かれる意味深なエンディングになっています。
夢の世界を救って、現実世界に帰ってきたのび太たち。彼らが学校に投稿するシーンで本作は終わります。ですが、その学校や町の様子がいつもと明らかに違います。
学校は断崖絶壁に立ち、その後ろには大きな山々が連なっています。まるで夢の世界が現実世界に侵食してきたかのような描写です。怖いのは、このことについての説明は無しでそのまま終わってしまうこと。
夢の世界が現実にまで侵食してきたのか、それとものび太たちは夢の中から出られていないのか…。どちらにしても怖いシーンですよね。考えれば考えるほどゾワッとします。
このシーンが、「どんな歴史を揺るがす大事件であっても、なるべく仲間内で解決し、一般社会には一切の影響を残さない」というお約束を破っているシーンです。
ネットの感想
夢幻三剣士とかラストめっちゃ怖い。今でも怖い。
— riki (@padan0910) 2018年9月8日
ドラえもんの映画で夢幻三剣士ってやつがかなり好きなんだけど
夢と現実の境がなくなってるようなラストの学校は今思うと凄く怖い
— 一二三始@秋コミ1 (@_hihumi123_) 2016年7月10日
双葉商事のマークが夢幻三剣士のこいつに似てて怖い pic.twitter.com/hIQmgm5q1w
— SASA.??10/7東4た43a (@xxyuzame) 2018年8月30日
②便利な道具に頼りきった人類の末路
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二つ目のトラウマ級に怖い映画は「のび太のブリキの迷宮」。1993年に公開されたドラえもん映画です。ドラえもんが壊れて動かなくなるシーンや、のび太が一人でピンチに陥るシーンはかなり怖い…。
人間とロボットの主従関係が逆転した世界を描いた映画。ストーリーの設定からして不気味ですよね。劇中では、一種のディストピアが描かれます。
本作が描かれることになった背景には、「ドラえもんが便利な道具でのび太を甘やかしている」という批判があると言われています。劇中では便利な道具に頼り切った人類の行く末が描かれ、ドラえもんに頼らずに一人で奮闘するのび太の姿が印象的描かれます。これらが批判に対する答えのようですよね。
怖いシーン①「拷問されて壊れるドラえもん」
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一つ目の怖いシーンは、「拷問されて壊れるドラえもん」。本作では、ブリキのおもちゃたちに捕まって拷問されるシーンがあります。
最初に捕まった時には、小さいおもちゃにチクチクされるレベルでまだかわいいのですが、徐々に事態は深刻になっていきます。おもちゃに捕まったドラえもんは、縛られて電気を流されて拷問されます。その挙句、壊れてしまいます。
壊れたドラえもんは、海にガラクタと一緒に捨てられてしまいます。いつも頼りになるドラえもんがボロボロになって動かなくなるシーンは今見ても怖い…。
怖いシーン①「迷宮の入口」
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二つ目のシーンは、「迷宮の入口」。入ってはいけないと言われている迷宮の入口。ギザギザの口から中に入ることができます。横長の目、ギザギザの歯。その見た目はトラウマ級に怖いです。
ネットの感想
1ヶ月1ドラ計画
ひと月1作品DVDを買っています。
今年の2月分は劇場版第14作目、ブリキの迷宮です。
か、お、、が、、、ちぎれちやう、、た、す、け、てえ??のシーンは何十回観ても最高だし
ドラえもんが壊れちゃうシーンは何百回観ても怖い。#ドラ呑み pic.twitter.com/mYLVQUMM3o
— ロッキンの中の人 (@rknakanohito) 2018年2月16日
ドラえもんの映画、『ブリキの迷宮』
この入り口も怖かったし、内容も全体的に怖い。
ドラえもんで言うと地底人の話も怖かった。#こどものころ怖かったもの pic.twitter.com/8Cg7q21WL0— りひと (@rihirihito333) 2017年5月5日
ブリキの迷宮はドラちゃんがいない!で冒険がはじまるとこあるから、すごい不安なんだよな 壊れちゃった…みたいになるし?? 迷宮は怖いし でも好き!
— ユギ (@inHOMRA) 2018年9月14日
③時空間も関係なく追ってくる怪物
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三つ目のトラウマ級に怖い映画は「ドラえもん のび太の魔界大冒険」。魔法に憧れを抱くのび太が、「もしもボックス」で魔法の世界を実現するというストーリー。
①怖いシーン「安全圏を脅かすメデューサ」
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一つ目の怖いシーンは「安全圏を脅かすメデューサ」。
相手を石に変える能力を持つ怪物・メデューサ。タイムマシンで逃げても家まで追いかけてきます。安全圏であるはずの現実世界にまで追いかけてくるという描写はトラウマもの。
のび太とドラえもんは逃げ回りますが、最終的には石にされてしまいます。その後は魔界に帰っていくメデューサ。そして、そのままドラえもんたちと再戦することはないという…。
ドラえもん映画史上でもトップクラスに怖いキャラクターです。
②怖いシーン「石化されたのび太とドラえもん」
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二つ目の怖いシーンは「石化されたのび太とドラえもん」。
夜中、家の廊下で石化して固まる二人。窓の外は雨と雷。ピシャッと雷鳴で光る度に石にされた二人のシルエットが浮かび上がります。絶望感が漂う恐怖のシーンでした。
ネットの感想
魔界大冒険、石になったり草原で迷子になったり城に潜入したり怖いシーン多かったな。結構好きだったけど
— 灘 (@nada_wagahai) 2018年9月11日
魔界大冒険大好きなんだけど怖いんだよね。メデューサが追いかけてくるシーンが冗談抜きで怖い。でもパパの「柔らかい石なんだよ」のセリフが大好き。
— SASA.??10/7東4た43a (@xxyuzame) 2018年8月30日
魔界大冒険(旧)の冒頭の石像。「自分と同じ姿をした恐怖に凍りついた表情の石像」が木から落ちてくるというだけでも怖いのに、それが真夜中に勝手に家の中に入ってくる(しかも昼間とは違う姿)というガチホラー。泣いた。 pic.twitter.com/5WnRO1yNcD
— チャブ・マネジメント (@Tyabmgmt) 2015年11月2日
④特にホラー描写の多い映画
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四つ目のトラウマ級に怖い映画は「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」(1988年公開)。
ドラえもん映画の中でも、特にホラー描写の多い本作。妖怪に支配された現実世界でのび太とドラえもんが奮闘する姿が描かれます。ママや先生など身近なキャラクターが妖怪となって襲い掛かります。
個人的に怖かったのは、ママのシーン。「いつものママじゃない!」と叫びだしたくなるような怖いシーンがいくつもありました。
①怖いシーン「トカゲのスープ」
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いつものように夕食を用意するのび太ママ。煮物などが並ぶ食卓の中に、一つだけ異様な料理が出されます。それは「トカゲのスープ」。トカゲが丸々一匹入った緑色のスープを出してきます。
しかも、パパは「ん~うまそうだ!」と言い出します。崩壊した日常が恐怖感を煽ります。
②怖いシーン「階段を上るママ」
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「のびちゃん、宿題はやったの?」と言いながら2階への階段を上るママ。ギシギシときしむ階段の音も不気味に聞こえます。のび太にとっての安全圏である部屋まで迫ってきます。
ネットの感想
⑤壮大な問題提起がなされる映画
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五つ目のトラウマ級に怖い映画は「ドラえもん のび太とアニマル惑星」(1990年公開)。動物たちが人間のように暮らす惑星「アニマル星」と侵略者「ニムゲ」の戦いに巻き込まれるドラえもんたちが描かれます。
本作で侵略者として描かれる生命体「ニムゲ」は、まさに人間そのもの。現代社会へ警鐘を鳴らすようなシリアスなメッセージ性の含まれるドラえもん映画です。
①怖いシーン「ピンクのもやもや」
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物語の始まりにも登場するピンクのもや。のび太は、この不思議なもやを通ってアニマル星へと行くことになります。このモヤが数々の子供たちを恐怖の底に陥れます。
特に怖いシーンは、ピンクのモヤから迫ってくるニムゲの姿。いつも強気なジャイアンが弱気になるのも理解できます。
②怖いシーン「壮大な問題提起」
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本作では、「環境問題」「人類文明に対する警鐘」などシリアスなメッセージをはらんでいます。劇中では、のび太ママがゴルフ場建設に関してのび太とドラえもんに説教するシーンなどがあります。
作者は「少し露骨だったかもしれない」とコメントされています。子供よりも大人の方がグサッとくる内容になっています。現実社会でも問題になっている事柄なだけに、他とは雰囲気の違う怖いシーンになっています。
ネットの感想
⑥洪水シーンがトラウマレベル
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六つ目のトラウマ級に怖い映画は「ドラえもん のび太と雲の王国」(1992年公開)。本作では、大雨や洪水などの怖い描写があります。
環境破壊を続ける地上人への報復として、大洪水によって文明を滅亡させようとする天上人たち。両者の争いにドラえもんたちが介入していくというストーリーです。
①怖いシーン「2度壊れるドラえもん」
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いつもひみつ道具でのび太たちを助けてくれるドラえもん。ですが、本作では故障してしまいます。しかも1回ではなく2回も故障します。ただでさえ絶望するのに、2度も故障しなくても…。
①怖いシーン「洪水による人類滅亡シーン」
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ドラえもんが故障した状態で、どこでもドアで家に帰るのび太。そこで見たのは自分の家が洪水で流される場面です。1階から水が上がってくるシーンは鬼気迫る恐怖を感じます。
大雨、洪水は実際に起こり得る自然災害です。このシーンには、現実的な恐怖があります。
ネットの感想
⑦精霊王との戦い
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七つ目のトラウマ級に怖い映画は「ドラえもん のび太の日本誕生」(1989年公開)。特に怖いのは、ドラえもんが神隠しを解説するシーン。不気味すぎます…。
7万年前の日本や中国を舞台に、精霊王ギガゾンビを擁するクラヤミ族と、それに相対するヒカリ族との戦いが描かれます。ドラえもんたちは、ヒカリ族側として戦いに介入します。
①怖いシーン「神隠しの解説」
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劇中では、ドラえもんが神隠しを解説するシーンがあります。「時空乱流のものかもしれない」と科学的に説明しています。説得力があるのは、実際に伝わるエピソードをもとにしているという点。
②怖いシーン「土偶」
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本作では、ツチダマと呼ばれる土偶が登場します。言葉を話し、壊されても何度も再生します。何度も復活してくる描写は恐怖をあおります。最終的には、ギガゾンビに捨て駒扱いされて岩の下敷きになってしまいます。
ネットの感想
⑧遠すぎる宇宙が舞台
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8つ目のトラウマ級に怖い映画は「ドラえもん のび太の宇宙漂流記」(1999年公開)。地球から20光年以上離れた宇宙が舞台となる本作。ドラえもん史上でも類をみないほど地球から離れています。
この舞台設定からすでに怖いですよね…。
①怖いシーン「幻覚を見せる化け物」
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遠い宇宙から地球に帰ってきたと安心するドラえもんとのび太。ですが、実はそれは化け物がみせた幻覚でした。枯れ木に顔がついたような化け物のフォルムもトラウマものです。
②怖いシーン「どこでもドアが機能しない宇宙空間」
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ドラえもん史上かつてないほど遠い宇宙が舞台の本作。地球から20光年以上も離れています。遠すぎるため、どこでもドアも機能しません。ワープを使わずに帰ろうとすると1億年以上もかかるくらい距離が離れています。
この舞台設定に恐怖を感じた人も少なくないはず。
ネットの感想
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