コナンの正体が怪盗キッドにばれる回【なぜ知ってるのか】

怪盗キッドは、江戸川コナンの正体が高校生探偵・工藤新一であることを知っています。本記事では、「なぜ知っているのか」「正体がばれる回」について紹介していきます。

名探偵コナン、主人公江戸川コナンのライバルの一人であり、黒の組織とは違った意味でのライバルの一人が、月下の奇術師とも呼ばれている『怪盗キッド』です。

コナンとキッド、探偵と怪盗という、相対する存在ですが、実はキッドはコナンの正体である工藤新一だということを知っています。なぜコナンの正体がばれたのか。その要因を紐解いていきましょう。

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コナンの正体が怪盗キッドにばれる回はいつ?【なぜ知ってるのか】

怪盗キッドとは

「名探偵コナン」に登場する怪盗キッドとは、神出鬼没の大泥棒。『ビッグジュエル』と呼ばれている宝石を中心に狙っているほか、法的には捌けない物品の奪還を中心に活動しています。

怪盗キッドという名前はコナン=新一の父である優作が、国際犯罪者番号である1412を殴り書きしているのを見て、それをもじったのが名前の由来であります。

その正体は、江古田高校に通う黒羽快斗。初代キッドであった盗一の謎の死をきっかけに、2代目怪盗キッドとして活動を開始します。

 

コナンと怪盗キッドの関係

コナンとキッドが初めて出会い対決するのは、アニメ第76話『コナンVS怪盗キッド』(原作16巻)でした。

キッドは青山剛昌先生原作の『まじっく快斗』の主人公であるため、当初はゲスト扱いとされましたが、登場によって人気が急上昇。以降、名探偵コナンの原作、アニメおよび劇場版でメインキャラクターになるほどの活躍になるまで成長しました。

キッドはコナンのことを『最も出会いたくない恋人』と発言しており、対決に進むにつれてコナンはキッドのことを『捕まえなければならない犯罪芸術家』と評しています。二人の対決はほぼ引き分けに終わり、時には共闘して事件解決をする事もあります。

コナンはキッドにとって『黒の組織』とは違った意味でのライバル関係かもしれません。

 

コナンの正体が怪盗キッドにばれる回

コナンの正体がキッドにばれるのは、2000年に公開された劇場版『世紀末の魔術師』です。犯人のスコーピオンによって銃撃されたキッドは、白鳥任三郎警部に変装し、コナン達や目暮十三警部と行動を開始します。

その際、コナンが阿笠博士と犯人についてやり取りをしている際に、キッドが盗聴器を使用し、コナン=新一であることがばれます。怪我をしたマジックで使う鳩を助けた借りを、蘭に正体がばれる寸前に新一に変装し、コナンの危機を救ってくれます。

こうして、キッドはコナンが新一であることを知り、以後の劇場版、アニメ版、原作でもこの設定が生かされるようになります。

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怪盗キッドの正体がばれる回はある?

『まじっく快斗』にて快斗が2代目怪盗キッドである事が第三者にばれる回はあるものの、『名探偵コナン』では原作、アニメ、劇場版を含めてばれるシーンはありません。

まずまじっく快斗では、快斗の同級生である魔法使いの小泉紅子が、その正体を知っています。快斗はキッドではないと否定していますが、魔法使いという設定のもと、誰かの行動が見える紅子は快斗の行動に薄々と気づいていたのかもしれません。

もう一人は、白馬探。新一や服部平次と同じ高校生探偵で『まじっく快斗』の世界では、快斗のライバル的ポジションです。

かつてキッドが宝石を盗んだ際、快斗の髪を現場に残してしまい、それがきっかけで探はキッド=快斗に気づきました。しかし、紅子がキッドのふりをしてその場をはぐらかしてしまい、結局正体の全貌をつかむことが出来ませんでした。そのため探は、快斗=キッドであることを堂々と表明するために、キッドを追い続けています。

 

名探偵コナン側のキャラにばれてる?

『名探偵コナン』ではキッドの正体を知っている人物はいるのでしょうか。残念ながらキッドが快斗であることがばれるシーンはなく、蘭を始め少年探偵団や園子達も快斗が新一に瓜二つに見えるため、コナンのキャラクターでキッドの正体を知っているのはいません。

キッドはコナンが新一である事は知っていても、コナンはキッド=快斗である事はばれていないようです。ちょっとややこしいですが、これも物語を面白くするための伏線なのかもしれません。

 

怪盗キッドの正体を知っている人物

怪盗キッドが快斗である事は、紅子と探の他に協力者として寺井黄之助がいます。かつて、快斗の父親だった盗一の付き人であり、初代怪盗キッドのアシスタントとして活動を続けていました。その後2代目キッドの快斗が活躍するに当たって、補佐役として逃走の手助けや捜査撹乱の手引きを担当しています。

快斗の母親でもある、黒羽千影もキッドの正体を知っている人物。彼女は盗一と結婚する前まで、『ファントム・レディ』という名で、怪盗として活動。その身のこなしと身体能力は快斗に受け継いでいます。坂本龍馬展での事件で、コナンはファントム・レディの存在を知り、キッドの母親も怪盗として活躍していた事を知ります。

また『涙のクリスタル・マザー』(アニメではOVA「コナンとキッドとクリスタル・マザー」)にて、イングラム公国の女王セリザベスの息子(王子)である、フィリップにも正体がばれてしまう場面がありました。しかし、快斗はその場をごまかして、キッドであることを隠し通しました。

 

キッドの彼女・青子は正体を知っている?

キッドの彼女というよりも快斗の幼なじみで敵対する中森銀三警部の一人娘である、中森青子は、快斗がキッドであることを知っているのでしょうか?青子は『まじっく快斗』のヒロインで、愉快犯みたいなキッドを毛嫌いしています。残念ながらキッド=快斗が青子にばれるシーンはなく、その描写も名探偵コナンやまじっく快斗でも描かれていません。

ただ、青子は長年快斗と一緒にいたためか、彼の苦手なものを知っているようです。快斗は魚が苦手であり、見ただけでも驚いて失神してしまうほどです。これは快斗の母千影に電話をして、直接聞いたものです。その他にもキッドが魚を怖がるシーンはアニメ版の『まじっく快斗』やOVA版『名探偵コナン』でも確認されています。

 

怪盗キッドの正体を知っているのは少ない

ということで、怪盗キッドが黒羽快斗である事は意外にも少ないようです。犯罪者であるがゆえ仮に逮捕されてしまったら、キッドが少年であることがばれて、日本中が大騒ぎとなってしまいます。

コナンに比べて、協力者が少なく自分の力でなんとかするというのがキッドの行動パターンなので、正体を知らない方が行動もしやすいのでしょう。またコナンの場合子供になってしまった身体ゆえ、阿笠博士や灰原哀の協力がないと、探偵活動をするのが出来ない事が分かります。怪盗と探偵。立場が違うし、協力者の人数はそれぞれなのですね。

 

今後どうなる?まとめ

コナンの正体を知っているキッドは、犯罪者であると同時に謎の組織を追うためビッグジュエルを狙っています。ただ、どれもキッドが探し求めている宝石に巡り合わないというのが、まじっく快斗でも名探偵コナンでも言えます。

果たして、物語は今後どう動いていくのでしょうか。キッドの正体が快斗である事がコナンに出演しているキャラクターにばれてしまうのでしょうか。また、キッドが狙うビックジュエルは黒の組織が狙っているものと同じものなのでしょうか。今後の物語の展開に注目し、キッドとコナンの活躍に期待しましょう。

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