「ワンパンマン」の二人の作者の画力が分かる画像を集めてみました。超絶技巧の画力を持つ村田雄介氏(リメイク担当)と、一見素人っぽく見えるけどギャグ映えするONE氏(オリジナル担当)。
それぞれの画力が分かる画像をまとめてみました。
ワンパンマン作者 画力の評価まとめ
ワンパンマンの作者は、二人います。オリジナル「ワンパンマン」を描くONE氏。そして、リメイク版「ワンパンマン」を描く村田雄介氏。
繊細で細部までこだわり抜いた作画能力を持つ村田雄介氏に対して、ONE氏は簡略化された絵でギャグ展開を盛り上げています。画力の方向性が違う二人が、同じ「ワンパンマン」を作っているというのは面白いですよね。
以下では、「ワンパンマン」をはじめとした様々な作品の画像を紹介していきます。
村田雄介 画力の評価まとめ【画像まとめ】
女キャラが上手い
引用元:Twitter
村田雄介氏の画力を代表する一つが、女キャラの上手さ。というかかわいさ。「アイシールド21」のまも姉、「ワンパンマン」のフブキ、タツマキなどなど。村田雄介氏の作品には、かわいい女キャラが多く登場します。
練り込まれた性格と設定。そして豊かな表情。キャラ一人一人細部まで練り込まれて作られていることが伝わってきます。村田雄介さんは、その練り込まれた設定を圧倒的な画力で再現しています。
そんな女性キャラのかわいいランキングTOP5を作ってみました。気になる方は、下記の記事をチェックしてみてください。画像つきで紹介しています。
デフォルメの画力
ワンパンマンかった!!
このイラストめっちゃかわいい?
フブキ好き? pic.twitter.com/YOgO3RS3ux— 琴・ω・子 (@cotoco6415) 2015年8月5日
上で紹介している画像は、「ワンパンマン」に登場するフブキのチビキャラ。作中ではスタイルのよい美人キャラとして活躍するフブキが、2等身のキャラとしてデフォルメでれています。
大胆にデフォルメはされていますが、ちゃんとフブキということが伝わってきますよね。表情もかわいいし、動きからも魅力が伝わってきます。リアルな絵を描くにも画力は必要ですが、デフォルメするにも同様に画力が必要です。
リアルタッチもデフォルメタッチでも、発揮村田雄介氏の画力は発揮されています。
リアルタッチもすさまじい
ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3 イラスト pic.twitter.com/nCjvHtjqJ1
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2017年1月3日
「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」のイラストです。スパイダーマンをはじめ、数々のアメコミキャラ。そしてリュウなどのカプコンキャラが所せましと登場しています。デフォルメされつつ、筋肉などはリアルタッチで描かれています。
村田雄介氏の画力がいかんなく発揮されているイラストですよね。こだわりを持って各キャラを描いているのが伝わってきますよね。
よく見ると、デビルメイクライのキャラがいたり、大神のキャラが描かれています。しばらく眺めていたい一枚絵です。キャラの数が多いのに、絵として完成されているのも画力が絶賛される理由の一つ。
村田雄介さんは、リアルとデフォルメを混在させた日本漫画にマッチする画力を有しています。
描き込みがエグイ…
ロックマン集合絵 pic.twitter.com/6pdSfBtxm9
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2017年1月5日
村田雄介さんの画力が評価される理由の一つに、「描き込みへのこだわり」があります。細部まで手を抜くことなく、こだわりぬいて描き込んでいます。細部書き込み用にループを用意する徹底ぶりです。
上記は、村田雄介さんが描いたロックマンのイラスト。圧倒的な描き込み量ですよね…。数えきれないほどキャラクターのが登場しています。
ロックマン、ブルース、フォルテなどの主要キャラから、懐かしのボスキャラまで一枚の中に存在しています。キャラの数を把握するだけでも苦労しそうです。村田雄介さんのロックマン愛が伝わってきますね。
他の漫画家ではマネできないくらいの描き込み量。この細部へのこだわりが村田雄介氏の画力の評価を底上げしています。
細部の描き込み作業の為にルーペ買ってきました。描くぞー! pic.twitter.com/E5ZrffwLDX
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2013年12月8日
他作品のアレンジも上手い
クッパ姫も描いてはみたけど、やっぱりこの二人の基本設定の鉄板さは凄いと思う。普段おしとやかだけどやるときゃやるお姫様!心根は優しい悪漢!ザ・王道! pic.twitter.com/yqpwpMSUR4
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2018年9月26日
村田雄介氏は、他作品のアレンジにも定評があります。上で紹介してきた「ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3」「ロックマン」なども自身のタッチでアレンジ。また、代表作ともいえる「ワンパンマン」は、ONE氏の原作をもとにリメイクした作品です。
村田雄介氏の画力のすごさは、原作の良さを活かしつつアレンジを加えていくというところ。村田雄介氏の漫画やイラストを見ていると、原作を最大限活かして、自分の画力でブーストするという印象を受けます。
上記で紹介しているクッパとピーチ姫のイラストからもそんな印象が伝わってきますよね。ゲームキャラでさえも、設定を理解してイラストに落とし込んでいます。
村田雄介氏の画力は、他作品のリスペクトと理解力が関係しているのかもしれませんね。村田雄介氏は、他のジャンプ作品やアメコミ作品のイラストも担当されています。個人的に「画力エグイ」と思ったものをずらっと並べてみました。
スパイダーマンの集合絵ポスター pic.twitter.com/fzkefaqJ4X
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2017年3月14日
ジャンプ40周年記念ポスター海賊船編。 pic.twitter.com/9DAwnjWZJh
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2017年3月13日
ジャンプ40周年記念ポスター。宇宙激闘編。 pic.twitter.com/uTWrCqSNrV
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2017年3月4日
加筆修正しまくる
時間がなくて満足に手を入れられなかった「レベル竜」化以降のウインド、フレイムのシーンを大幅アップデートします。しばしお待ちください pic.twitter.com/RiOyoaUqqX
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2018年9月25日
村田雄介さんの画力が高いと言われる所以は、その修正力にあります。連載版とコミックス版では、コマ割や内容が若干ことなる場合があります。連載時には時間を割けなかったシーンも、コミックス版では大幅に加筆修正されることがあります。
Twitterでは、たまに加筆修正の絵がアップされることがあります。村田雄介氏の絵へのこだわりの強さが伝わってきますよね。それにしても、下書き状態のウインドとフレイムも迫力がありますね…。
ラフからも…
ワンショッターとゾンビマンの共闘シーン入れたかったけど時間的に無理でした。 pic.twitter.com/nviQziOo3F
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2018年8月10日
下書きも迫力ありますが、ラフ状態でも画力の高さは伝わってきます。上記画像は、漫画内に入れたかったけど入れられなかったシーンのカット。鉛筆で描いたラフ画ですが、躍動感は伝わります。
村田雄介さんは、そもそも絵を描くのが好きなのかもしれませんね。楽しんで描いているような印象を受けます。好きだからこそ、画力の向上にも際限がないのかもしれません。
筋肉カッコよすぎ
ガロウ pic.twitter.com/MdvKxDcF6m
— 村田雄介 (@NEBU_KURO) 2018年8月30日
「ワンパンマン」のガロウのイラスト。筋肉の質感はリアルですが、全体で見ると漫画の絵になっています。これもリアルとデフォルメの融合のなせる業ですね。
戦闘シーンでもないのに躍動感があるのもさすがの画力です。
ONE 画力の評価まとめ
— ONE (@ONE_rakugaki) 2018年9月26日
「ワンパンマン」の作者・ONE氏。オリジナルの「ワンパンマン」と、リメイク版の原作を担当されています。村田雄介氏のキレイな画とは対照的に、荒々しいタッチが特徴的です。
元々ギャグ漫画として作られたワンパンマンは、ONE氏の荒々しいタッチがよくマッチしています。評判を調べると、「画力が上がっている」という声もあります。
シュールな画がギャグを引き立たせる
村田版ワンパンマンは絵が凄く綺麗で戦闘シーンも迫力満点だけどギャグ回は特に原作のone版はシュールで笑える。#ワンパンマン pic.twitter.com/MTsaJuiUwO
— かわえもん (@ruvie3156) 2017年12月9日
荒々しくはありますが、ONE氏の絵は簡潔で分かりやすくて読みやすい。上記ツイートにもあるように、ギャグ漫画に合っていますよね。恋愛漫画では無理そうですが(笑)。
構図もコマ割も表情も上手い
ワンパンマンとモブサイコ描いてるONEって人、絵うまいとおもうのは俺だけなのかな。
あの人、構図もコマ割りもカメラも表情もポーズもきちんとかけてる上に、瓦礫とかもかけるので、去年までずーーっと素人のフリした漫画家だと思ってた。
本当に素人だったと知った時は第分ビビった。— Bitplane@M3ケ27a (@AnitaSun) 2014年8月2日
ワンパンマンのリメイクを描いている村田雄介氏と比較されがちなONE氏。ですが、上記ツイートにあるように構図やコマ割に関する評価はかなり高いんですよね。
複雑になりがちな戦闘シーンでもきちんと分かりやすく工夫されています。これも画力の一つといえるかもしれませんね。
画力が上がってる
モブサイコ100はアニメで人気上がったんじゃないかな~!
あと漫画は話の内容が面白いしONE先生の画力が上がってく様子が見てて凄いの??????— ゆきまろ???????? (@wtyiHMO) 2017年11月9日
個人で「ワンパンマン」を連載していた時期から数えると、すでに10年近く漫画を描いてるONE氏。その画力は日増しに上がってきています。特に、モブサイコ100(全16巻)を順番に読んでいくと画力の向上を実感できます。
ONE氏のすごいところは、持ち味を残しつつ、画力を向上させている点。ONE氏ならではの絵柄は保っています。
女キャラは外見よりも中身!
今晩8話。よろしくお願いします! pic.twitter.com/yDUPwqPhHL
— ONE (@ONE_rakugaki) 2016年8月29日
ONE氏は構図やコマ割の巧みさ、迫力ある戦闘シーンなどの強味はありますが、女キャラの見た目はかわいくありません(個人的な感想)。ただ、あくまで見た目だけの話で、性格や設定まで知るとどんどん可愛く見えてくるから不思議です。
ちなみに、上のツイートに女キャラは「ワンパンマン」のタツマキです。村田雄介氏がリメイクしたセクシーなタツマキと比べるとすごい違いですよね。どちらも違った魅力があります。
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