ワンパンマン つまらない・つまらなくなった10の理由

「ワンパンマンが最近つまらない」。そう感じている人は多いです。この記事では、なぜつまらなくなったのかを考察していこうと思います。つまらなくなったのには、10個の理由がありました。

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ワンパンマン つまらない・つまらなくなった10の理由

引用元:Amazon

ネットで、つまらない理由を探したところ、かなり多くの理由を見つけることができました。その中でも印象に残ったものを10個ピックアップしてみました。

 

共感できるものから、共感できないものまで理由は様々でした。個人的に大共感したのは、四つ目に紹介する理由「絵が綺麗すぎる」。原作とリメイクは、別物として楽しむのがよさそうです。

 

  • ①ワンパターン
  • ②原作の方が好き
  • ③展開が遅い
  • ④絵が綺麗すぎる
  • ⑤スーパーファイト編からつまらなくなった
  • ⑥主人公が成長しない
  • ⑦脇役ヒーローのウラ話とかいらない
  • ⑧伏線が中々回収されない
  • ⑨被害者が気になってしまう
  • ⑩もうサイタマが主人公でなくても…

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①ワンパターン

 

一つ目のつまらない・つまらなくなった理由は、「ワンパターン」。

 

「ワンパンマン」の展開を一言でまとめると、「敵が出てくる→ヒーローが苦戦する→サイタマが一撃で倒す」。このワンパターンのみです。宇宙の覇者だったり、都市を丸ごと破壊できるサイボーグだったり、地底人だったり、敵のバリエーションはあるものの、最終的にはサイタマが楽々敵を撃破するというオチが待っています。

 

当初は、敵の出現から撃破まで1話で完結していました。最近では敵の出現から撃破まで何話もかけるようになってきました。敵の強大化、ヒーローたちの奮闘などが描かれますが、最終的なオチは同じ。全てサイタマの一撃を強調させるための伏線でしかありません。

 

「ワンパンマン」の最大の面白さは、このワンパターンにあります。「どんなに敵が強くても、楽々倒してしまう主人公」という面白さがありました。最初は面白いのですが、長期連載化していくうちに見慣れてしまい、徐々に「つまらない」「つまらなくなった」と感じる方が増える要因となったように感じます。

 

面白さを取り戻すためには、今までとは違う展開を取り入れる必要があるのかもしれませんが、それをすると「ワンパンマン」最大の面白さを殺してしまうことにもなりかねません…。

 

ワンパターンがウリのワンパンマンは、長期連載に向いていないのかもしれませんね。

 

②原作の方が好き

 

二つ目のつまらない・つまらなくなった理由は、「原作の方が好き」。

 

「ワンパンマン」は、漫画家・ONE先生による作品です。爆発的な人気を獲得し、その後村田雄介先生が作画する形でリメイクが決定。原作とリメイク版が並行して発表されています。

 

どちらの作品も絶大な人気を獲得していますが、やはり原作とリメイクは比較されがち。「原作の方が面白い」という方にとっては、リメイク版がつまらないと感じてしまいます。

 

特に、リメイクが原作とは違う展開を描き出したあたりで「つまらない」「つまらなくなった」という声が増えだしたような気がします。

 

私は原作もリメイクも読んでいますが、ストーリーの面白さは原作の方が面白いと感じています。「ワンパンマン」に限ったことではく、リメイクは原作を中々超えられないというのはあるあるですよね。

 

③展開が遅い

 

三つ目のつまらない・つまらなくなった理由は、「展開が遅い」。これは、リメイク版「ワンパンマン」に限ったものです。

 

リメイク版では、原作にない展開が多く収録されています。コミックス10巻から14巻にわたって描かれたスーパーファイト編。これは原作にはない展開です。あらすじをざっくりと説明すると、「強い戦士を探して格闘大会に出場するサイタマ。だけど、何も得るものはなかった」。

 

絵の迫力はあったし、面白かったのですが、展開が遅いのが気になりました。原作を知っている側からすると、「早く怪人協会出てこないかな~」とやきもきする気持ちもありました。

 

怪人協会編とスーパーファイト編が並行する形で進んでいきましたが、やはり展開は遅いように感じてしまいました。

 

原作のサクサク進む展開(更新は遅いですが)が好きな人にとっては、リメイクの展開の遅さは「つまらない」「つまらなくなった」という感想に繋がるのかもしれません。

 

④絵が綺麗すぎる

 

四つ目のつまらない・つまらなくなった理由は、「絵が綺麗すぎる」。こちらもリメイク版「ワンパンマン」に関するものですね。

 

ONE先生の原作「ワンパンマン」は、絵がかなり荒々しいです。絵を理由に原作を読んでいない方も多いかもしれません。ですが、荒々しい絵が「ワンパンマン」の魅力でもあります。

 

「ワンパンマン」は、バトル漫画ではなくギャグ漫画です。荒々しい絵にONE先生のギャグがマッチしていて人気を獲得していました。

 

一方で、村田先生のリメイク「ワンパンマン」は絵がかなりキレイ。日本の漫画界でもトップクラスの画力で「ワンパンマン」が蘇っています。「キレイな画なのに、展開はギャグ」というギャップに面白さがあるのも事実。

 

ですが、絵が綺麗すぎるため、ギャグ漫画よりもバトル漫画として期待してしまいます。その結果、「ワンパンマン」のギャグ漫画としての面白さが薄れてしまってるのではないかと思います。

 

⑤スーパーファイト編からつまらなくなった

 

五つ目のつまらない・つまらなくなった理由は、「スーパーファイト編からつまらなくなった」。三つ目に紹介した「展開が遅い」にも通じる理由ですね。

 

原作を知っている人にとっては、怪人協会編が物語の本筋。スーパーファイト編はサイドストーリーでしかありません。そのため、「展開が遅い」「つまらない」「つまらなくなった」と感じる人が多いのでしょう。

 

村田先生の描くリメイク版「ワンパンマン」の前には、原作「ワンパンマン」という大きな壁が立ちはだかっています。

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⑥主人公が成長しない

「ワンパンマン」はサイタマが成長しない。主人公は成長するものだと思い込んでいるからなのか、個人的にはつまらないと感じてしまう。最初はギャグ漫画として全然見れたんだけどな~。ストーリー漫画的になってからつまらなくなった。

 

六つ目のつまらない・つまらなくなった理由は、「主人公が成長しない」。「ワンパンマン」の本質を突くような理由だと思います。

 

「ワンパンマン」の主人公・サイタマは、どんな敵もほぼ一撃で倒してしまうとう最強の力を持っています。隕石でもワンパンで砕くし、宇宙空間でも息をとめるだけで行動できてしまう。まさに無敵の主人公。成長の余地がありません。

 

少年漫画の王道パターンは、「友情→努力→勝利」。仲間と強力して、強敵に立ち向かって勝利するというのが醍醐味ですよね。一方、「ワンパンマン」の主人公・サイタマには「勝利」しかありません。

 

苦戦することもなく、ほぼ本気を出すこともなく敵を撃破してしまいます。従来の少年漫画と逆行するような構成がウケて人気を獲得した「ワンパンマン」。ギャグ漫画としてはアリですが、長期連載化するバトル漫画としては、徐々に物足りなくなってくる(飽きてくる)と感じてしまうのも無理もないような気がします。

 

「ワンパンマン」の本質は、バトル漫画ではなくギャグ漫画なんだと思います。

 

⑦脇役ヒーローのウラ話とかいらない

脇役ヒーローのウラ話とかに時間割きすぎ。ブラストとか、神とか、サイタマの強さの秘密とか核心に迫る展開が読みたいのに…。

 

七つ目のつまらない・つまらなくなった理由は、「B級ヒーローのウラ話とかいらない」。これも展開の遅さに起因する理由ですね。

 

「ワンパンマン」では、サイタマが成長しない代わりにジェノスをはじめとした周囲のヒーローが「友情→努力→勝利」の展開を担っています。ヒーロー同士が強力して難敵に立ち向かって、敗北したり、勝利したり…。

 

王道のバトル漫画っぽい展開を繰り返しています。ただ、「ワンパンマン」の主人公はあくまでサイタマ。その他のヒーローは脇役に過ぎません。脇役ヒーローがいくら活躍しても、読者的には「しょせん脇役」。サイドストーリーに感じてしまいます。

 

少し入ってくる程度なら良いですが、サイタマの活躍よりも多くのページを割いて展開することも少なくありません。というか、むしろ多い。読者的には物足りなく思ってしまいます。

 

サイタマとジェノスくらいしかいなかった序盤に比べて、脇役ヒーローの活躍が目立ってきています。それが、「つまらない」「つまらなくなった」という感想につながっているように感じます。なんだかんだいって、サイタマが見たいというのが読者の気持ちな気がします。

 

⑧伏線が中々回収されない

なんでサイタマは強くなったのか。ジェノスの家族を殺したサイボーグとは誰なのか。色々と伏線は張られるものの、中々回収されない。待ちすぎて、ちょっとじれったいかな。

 

八つ目のつまらない・つまらなくなった理由は、「伏線が中々回収されない」。

 

「ワンパンマン」の中には、多くの伏線が登場します。上の感想にもあるように、「ジェノスの家族を殺したサイボーグ」「神の存在」「サイタマの強さの秘密」などなど。

 

中でも一番気になるのは、「サイタマの強さの秘密」。サイタマ自身は筋トレで鍛えたと言っていますが、筋トレだけで無敵ともいえる強さを獲得できるわけがありません。

 

物語の根幹に関わる秘密なので、そろそろ秘密が明かされる展開、もしくはヒントなりを出して欲しいなと思ってしまいます。ちなみに、サイタマの強さの秘密の現時点での考察は以下の記事にまとめています。

ワンパンマン サイタマの強さの理由・秘密は?【7つの考察】

 

⑨被害者が気になってしまう

サイタマの正義執行の中で何人死んでいるのか…(隕石破壊時とか)。そう思うと素直に楽しめなくなった。ONEの絵なら気にならなかったんだけど、村田のキレイな絵になると気になりだした。

 

九つ目のつまらない・つまらなくなった理由は、「被害者が気になってしまう」。

 

この感想を読んでハッとしました。たしかに、「ワンパンマン」では犠牲者はあまり描かれていません。都市が壊滅したりしているので、確実に犠牲は出ているはずです。ですが、詳細に描かれることはありません。

 

これは、「ワンパンマン」がギャグ漫画だからという点が関係していると思います。犠牲者のことを描いてシリアスになりすぎると、ギャグが全然笑えなくなります。

 

感想の中にあるように、ONE先生版の荒々しい絵なら気にならなかったのですが、絵が綺麗になったリメイク版を見るとたしかにちょっと気になります。背景や人物の描写がリアルだからこそ、気になってしまうのでしょう。

 

気になりだすと、面白く読めなくなる気持ちも分かります。

 

⑩もうサイタマが主人公でなくても…

 

十個目のつまらない・つまらなくなった理由は、「もうサイタマが主人公でなくても…」。上でも「主人公であるサイタマの活躍が少ない」と書きましたが、そこにもつながる感想ですね。

 

上記ツイートにもあるように、ガロウ編のガロウの方がよっぽど主人公ぽかったです。ヒーロー狩りを実行するガロウは、ヒーローに苦戦しながら撃破していきます。怪人という立場ではありますが、戦いの中で成長して勝利していくさまはまさに主人公でした。

 

「ガロウが主人公のほうが面白くない?」というツイートも納得します。たしかにそうかも…と思ってしまうツイートでした。

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