アニメにもなった「ワンパンマン」。どんな漫画なのかを解説していきます。内容・見所をそれぞれまとめています。アニメの予告動画も貼り付けているので、どんな内容なのかすぐに分かると思います。
ワンパンマンどんな漫画?ざっくり内容まとめ
- ①ヒーローVS怪人の世界
- ②敵なしの最強ヒーローが主人公
- ③「オチはワンパン」のギャグ漫画
①ヒーローVS怪人の世界
「ワンパンマン」の世界では、多くのヒーローが登場します。ヒーローが職業として成り立っているという世界ですね。その強さによって、S級~C級までランク分けされています。
ヒーローが存在するということは、敵も存在します。怪人、怪獣、宇宙人、地底人など様々な敵が人々の生活を脅かしています。ヒーローは、人々の生活を守るために日々活動しているという世界観ですね。
「ワンパンマン」の内容は、基本的に「ヒーローVS怪人」の構図で成り立っています。
②敵なしの最強ヒーローが主人公
「ワンパンマン」の主人公は、プロヒーロー・サイタマ(序盤では趣味でヒーロー活動をしていた)。マントとハゲた頭が特徴的なため、人々からはハゲマントと呼ばれています。
周囲からはバカにされがちなサイタマですが、その実力は異次元。どんな怪人であってもほぼ一撃で粉砕します。サイボーグも、宇宙からの侵略者も、巨大隕石も一撃で粉砕。
今のところ、サイタマは苦戦の描写なし。敵との戦闘でも無傷です。敵なし。まさに無敵の存在として描かれます。圧倒的な力を持っているため、相手になる敵が存在しません。
一般のバトル漫画の内容は「友情、努力、勝利」ですが、「ワンパンマン」の内容は「勝利」のみ。最強の力を持ったサイタマは虚しさを感じ、強敵を探し求めています。
この内容から、普通のバトル漫画ではないことが伝わると思います。
③「オチはワンパン」のギャグ漫画
「ワンパンマン」は、ギャグ漫画です。戦闘シーンが多いことからバトル漫画だと思われがちですが、その本質はギャグ漫画。基本的に笑える漫画になっています。
シリアスな戦闘シーンや強すぎる怪人も登場しますが、全てオチのための伏線でしかありません。「ワンパンマンはギャグ漫画」ということを頭に入れておいた方がより内容を楽しめると思います。
ワンパンマン 7つの見所
引用元:Amazon
- ①今までの漫画にない革命的主人公
- ②バトル漫画と思いきや、笑えるギャグ漫画
- ③無駄にスケールの大きいストーリー
- ④トップクラスのバトルシーン
- ⑤そそられる伏線の数々
- ⑥名言が多い
- ⑦何も考えずに楽しめる
①今までの漫画にない革命的主人公
ワンパン、かっこいいキャラはいれど、サイタマが強すぎてあーそうよねーはいはいGGってなる
— 音色さん@頑張りたい (@neirosann1925) 2018年8月21日
一つ目の見所は、「今までの漫画にない革命的主人公」。
「ワンパンマン」の主人公は、サイタマ。自称・趣味でヒーロー活動をしている青年です(現在はヒーロー協会に所属)。頭がハゲているため、ヒーロー名は「ハゲマント」と呼ばれています。ファッションセンスはなく、質素な生活をしている人間です。
そんなサイタマのどこが革命的なのか。それは、圧倒的な強さを持っているということです。
王道のバトル漫画の主人公であれば、ライバルと出会い成長し、仲間と協力しながら強敵に挑んでいくのが普通です。天才型の主人公であっても、物語の途中で難敵に出くわしたり、壁にぶつかったりします。
ただ、サイタマは一切苦戦をしません。どんな敵が相手でもほぼ一撃で敵を粉砕してしまいます。周囲のヒーローが苦戦したり敗北する中でも、サイタマは一撃で終わらせます。
成長することもなく、ただただ無敵の存在です。こんな漫画の主人公はこれまでにありませんでした。無敵さゆえに、「虚しさ」を感じるサイタマ。最強すぎるが故の虚しさと苦悩。ここが他の漫画にはない「ワンパンマン」の最大の見所です。
②バトル漫画と思いきや、笑えるギャグ漫画
ワンパンマンおもしろすぎて一人で爆笑してる
— Babi (@suzukiBABI) 2018年10月8日
二つ目の見所は、「バトル漫画と思いきや、笑えるギャグ漫画」。
「ワンパンマン」の内容はバトルシーンが多め。知らない人にとっては、「バトル漫画」という認識の人も多いかもしれません。ですが、「ワンパンマン」の本質はギャグ漫画です。
笑えるシーン多め、笑えるセリフ多めの漫画です。個人的に好きなシーンは、頭がハゲているサイタマを師匠と呼ぶ真面目サイボーグ・ジェノスが、毛生え薬を博士に真剣に依頼しているシーン。
真面目すぎるジェノスの行動に笑ってしまいました。主人公・サイタマのほかにも、真面目サイボーグ・ジェノス、噂が独り歩きして最強との呼び声の高いけど、実はヒーロー・キングなど、面白いキャラが多く登場します。
一番面白いのは、無敵すぎてやる気のない主人公・サイタマが、どんな強敵でも一撃で粉砕してしまうという展開ですね。全宇宙の覇者であろうが、地底の王であろうが、最強のサイボーグだろうが一撃で粉砕します。
「ワンパンマン」は笑えるギャグ漫画。これが二つ目の見所です。
③無駄にスケールの大きいストーリー
『ワンパンマン』サイタマがすごい。宇宙人ボロスの崩星咆哮砲をパンチで迎撃すると、ビームは分断。閃光に包まれた直後、雲が米国あたりまで吹き払われた。マンガの印象から10秒で米国に達した場合、爆風はマッハ2400。こんなパンチを放つとエネルギーが熱に変わり、地球は気温209万℃になって滅亡。
— 空想科学研究所 (@KUSOLAB) 2018年7月22日
三つ目の見所は、「無駄にスケールの大きいストーリー」。
「ワンパンマン」には、様々な敵・怪人などの脅威が登場します。全長1000mを超える巨大なムカデや、歩くだけで都市を破壊する巨人。地底からやってきた侵略者などなど。
中でも一番スケールが大きかったのが、暗黒盗賊団ダークマターの頭目・ボロス。自称・全宇宙の覇者です。その攻撃の破壊力は、星の表面を完全に消滅させるほど。全宇宙の覇者を名乗るだけはあります。
そんなスケールの大きい相手に対しても、サイタマは難なく撃退していきます。無駄にスケールが大きいのに、サイタマは苦戦することなく倒してしまいます。どんどん内容がスケールアップしてくる「ワンパンマン」。ここも見所です。
④トップクラスのバトルシーン
ワンパンマン一挙見てるけどバトルシーンめっちゃ動きいいな。ジェノスかっこいい。
— 凛 (@applexring) 2018年8月6日
四つ目の見所は、「漫画・アニメの中でもトップクラスのバトルシーン」。
リメイク版は、日本漫画界の中でもトップクラスの画力を持つと言われる村田雄介さんの作画。バトルシーンは分かりやすい上に、迫力があります。個人的には現在連載されている漫画の中で最高峰のバトルシーンだと思います。
特におすすめしたいバトルシーンは、サイタマVSジェノスのバトルシーン。漫画版だと17話ですね。WEBで無料公開されているので、気になる方はここだけでもチェックしてみてください。※以下に公式サイトのリンク貼っておきますね。
また、アニメ版でもバトルシーンは大きな見所です。ネット上では「かっこよすぎる」「神作画」などと大絶賛されています。予告動画を見てもらえれば分かると思いますが、スピード感溢れるアニメ「ワンパンマン」のバトルシーンはかなりかっこよい…。
⑤そそられる伏線の数々
ワンパンマン読み返してて気づいたけど、結構伏線散りばめられてる
— G10G10 (@jkgmmgj) 2018年6月18日
五つ目の見所は、「そそられる伏線の数々」。
「ワンパンマン」は、基本的にサイタマが敵を一撃で倒すという内容です。ただ、ドラマ的な伏線がいくつも散りばめられています。意味深なセリフ、展開、まだ登場していないヒーローなどなど。多くの伏線が物語をより面白くしています。
- サイタマはなぜ無敵になったのか
- 怪人に力を与えている神の存在
- S級ヒーロー・1位のブラストの謎
- ジェノスの両親を殺した暴走サイボーグ
- サイタマはなぜハゲたのか
中でも最大の伏線は「サイタマはなぜ無敵になったのか」。3年前のサイタマは、普通の就活生でした。それが3年間のうちに無敵の肉体を手に入れています。本人は筋トレで得た力だと言っていますが、そんなはずはありません。
謎の存在に力を与えられて強くなったのか、それとも本当に筋トレで強くなったのか…。最終回に繋がりそうな伏線ですね。興味をそそられる伏線は、「ワンパンマン」の見所です。
⑥名言が多い
勝てる勝てないじゃなく ここで俺は お前に立ち向かわなくちゃいけないんだ!
(無免ライダー/ワンパンマン)
#名言— 漫画・アニメの名言呟き丸 (@meigen_manani) 2018年10月12日
六つ目の見所は、「名言が多い」。
「ワンパンマン」には、かっこいい名言、笑える名言がいくつも散りばめられています。ONE先生の漫画に共通していることですが、セリフのセンスが良いんですよね。以下では、個人的に気に入っている「ワンパンマン」の名言をいくつか紹介していきます。
(サイタマ)
俺が一番よくわかってるんだよぉッ…!
それでもやるしないんだ
俺しかいないんだ
勝てる勝てないじゃなく
ここで俺は
お前に立ち向かわなきゃいけないんだ!
(無免ライダー)
(タツマキ)
(ジェノス)
(ガロウ)
この中でも最も好きな名言は、無免ライダーの「勝てる勝てないじゃなく ここで俺は お前に立ち向かわなきゃいけないんだ!」という名言。弱いヒーローですが、命を懸けて人々を守り抜くその強い意志がカッコよすぎです。
「ワンパンマン」では、ここでは紹介しきれないほどの名言が存在します。名言・センスのよいセリフがあることが六つ目の「ワンパンマン」の見所です。
⑦何も考えずに楽しめる
爽快感あるからワンパンマン見ろ
— Xela (@busugonzales) 2018年9月7日
七つ目の見所は、「何も考えずに楽しめる」。
五つ目の見所で、伏線が数々登場するということを書きました。ですが、伏線はあくまでおまけの要素。基本的な内容はサイタマが敵を無双していくというストーリーです。何も考えなくても読み進めることが出来ます。
難しい論理や、難解な設定は存在しません。存在していたとしても、最終的にサイタマが一撃で粉砕してくれます。そこが最大の見所です。
疲れていて、頭が働かない状態でも「ワンパンマン」はスッと内容が頭に落ちてきます。バトルシーンを見て爽快になれて、笑えるギャグ漫画です。※アニメも同様です
「何も考えずに楽しめる」。そこが「ワンパンマン」の見所であり、魅力でもあります。
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