仮面ライダーシリーズのトラウマシーン・トラウマ回を紹介していきます。個人的に怖いと思ったシーンを9つ厳選しました。
仮面ライダー トラウマシーン・トラウマ回【9選】
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今となってはテレビで絶対に放送できない残虐描写。また精神的にキツイシーン。様々なトラウマシーン・トラウマ回をピックアップしました。
個人的に一番印象に残っているのは、三つ目に紹介する「剣で突き刺してググッ…」。容赦のない仮面ライダークウガがホントに怖いです。トラウマ回であるのと同時に、最終回への伏線になっている神回なんですよね。
- TV局からNGが出た捕食シーン
- 鏡の世界に閉じ込められる青年
- 剣で突き刺してググッ…
- 振り向くな!
- 脊髄を引っこ抜くライダー
- アマゾンやりすぎ…
- 一家皆殺し
- かつてないデザインのクモ怪人
- 壮絶すぎる最期
TV局からNGが出た捕食シーン
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一つ目のトラウマシーン・トラウマ回は、「仮面ライダーファイズ」より。私含めて多くの子供たちにトラウマを植え付けたのは、オルフェノクの王・アークオルフェノクの捕食シーン。
オルフェノク(怪人)でありながら、オルフェノクを捕食して成長するアークオルフェノク。捕食シーンは全体的に怖いのですが、特にトラウマになるのは「幹部のドラゴンオルフェノク・北崎の捕食シーン」。
あろうことか、顔をもがれて食べられてしまいます。「ボリボリ」という租借音が恐怖感を煽ります。あまりの残虐描写で、テレビ局からNGが出て修正がかけられたそうです。
ファイズたちが死闘を繰り広げてきた強敵・ドラゴンオルフェノクだっただけに大きな衝撃を受けました。
鏡の世界に閉じ込められる青年
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二つ目のトラウマシーン・トラウマ回は、「仮面ライダー龍騎」より。鏡の世界に閉じ込められて、絶望のうちに消滅してしまった青年のシーンがトラウマです。
その青年とは、仮面ライダーインペラーに変身する佐野満(21歳)。「いい暮らしをしたい」という願いのもと、仮面ライダーバトルに参戦。ですが、その途中で父親が急死。会社を継いで社長となります。
思わぬところで願いが叶い、仮面ライダーバトルから抜けたいとカードデッキをゲームマスターの神崎士郎に返そうとします。ですが、士郎はそれを拒否。「戦え」と戦闘を強いられます。
望まぬまま戦うことになった佐野は、東條(仮面ライダータイガ)を味方につけて戦いを続けます。ですが、東條の裏切りにあい負傷。逃走した先では、仮面ライダー王蛇に致命傷を負わされてしまいます。
鏡の中の世界・ミラーワールドを出入りするためのカードデッキが壊れたことで、ミラーワールドから出ることができなくなります。偶然通りがかった婚約者に鏡越しに助けを求めるも、声は届きません。
夕立が降る中、最期まで泣きわめきながら消滅していきます。
佐野の最期のセリフは、幼い私に大きなトラウマを残していきました。「いやだ」「出してくれ」と泣きわめく姿は仮面ライダー屈指のトラウマシーンです。下記は、佐野のセリフです。
…いやだ…いやだァッ
出してくれ…出してェ
…なんでこうなるんだよ…俺は…俺は…幸せになりたかっただけなのに…
剣で突き刺してググッ…
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三つ目のトラウマシーン・トラウマ回は、「仮面ライダークウガ」より。ヤマアラシの特性を持つ怪人・ジャラジをクウガが倒すシーンがトラウマレベルで怖いです。
毎回のように怪人を倒していくクウガですが、ジャラジ撃退の回は他とは一線を画す過激な描写でした。
高校生を次々と殺害していたジャラジ。針を脳に植え込み、脳内出血を起こして徐々に死に追い込みます。すぐには殺さず、精神的に追い込んだうえで殺すという怪人の中でも残酷で陰惨な殺害方法をとったジャラジ。
クウガは一度ジャラジを逃がしており、その間にも犠牲者は増えていました。そんな状態で、ついにジャラジと対峙したクウガ。怒りに燃えるクウガは我を失ったかのようにジャラジを殴り続けます。
馬乗りになって殴り、顔の皮膚がはがれても殴り続けます。逃げるジャラジをビートゴウラム(バイク)で突き刺し、人気のない湖まで移動。そこで、当時最高の攻撃力を誇っていたライジングタイタンにフォームチェンジしたクウガに滅多切りにされます。
最期は、胸に剣を突きさされて死亡。死亡直前のシーンをよく見ると、クウガは胸に突き刺した剣を腹のあたりまでググッと移動させているのが分かります。どこまでも容赦ないクウガに戦慄すら覚えます。
ここまで徹底的に痛めつけられて死亡した怪人は、昭和・平成含めてもシリーズでも他にありません。怪人ではなく、仮面ライダーに恐怖を覚えたトラウマシーンです。
ちなみに、この戦闘シーンで怪人役のスーツアクターは口を切って流血したそうです。
振り向くな!
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四つ目のトラウマシーン・トラウマ回は、またしても「仮面ライダークウガ」より。カマキリの特性を持つ怪人・ガリマ。大鎌で人間の首を切り落としていくという残虐すぎるシーンを生み出しました。
殺害対象とのすれ違い様に大鎌を一振り。「振り向くな!」と対象に呼びかけます。振り返ろうとする人の首が落ちて死亡します。自分の首を切られたことに気づいていない描写がトラウマシーンです。
日曜朝にこんなトラウマ回を放送した「仮面ライダークウガ」がすごい。今では放送できない内容だと思います。
脊髄を引っこ抜くライダー
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五つ目のトラウマシーン・トラウマ回は、「真・仮面ライダー 序章」より。テレビシリーズではなく、オリジナルビデオ作品。
全体的にトラウマシーンばかりの「真・仮面ライダー 序章」。正義のヒーローとして登場する仮面ライダーシンの外見すらグロいんですよね。知らない人は見わけがつきません。
そんな「真・仮面ライダー 序章」の一番のトラウマシーンは、シンが敵の頭を脊髄ごと引っこ抜いて殺害するシーン。恐ろしいのは、首がとれた状態でも意識があること。最期の抵抗として爆発しますが、失敗して爆死してしまうという…。
また、シンの変身シーンもトラウマシーンに挙げる人も多いですね。
アマゾンやりすぎ…
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六つ目のトラウマシーン・トラウマ回は、「仮面ライダーアマゾン」より。こちらも、全体的にトラウマシーン・トラウマ回が多い作品となっています。
「リアル過ぎる獣人のデザイン」「人間を捕食する獣人」など、登場する怪人にトラウマを覚える人も多いようです。ですが、個人的にはアマゾンの必殺技の方がトラウマになっています。
従来の仮面ライダーは、パンチやキックを必殺技にしていました。ですが、アマゾンは「切断」「噛みつき」「ひっかき」などを必殺技にしています。特にグロいのが「大切断」。自分の身体に生えたヒレで相手を切り裂きます。
切断された怪人からは、血や体液が噴き出すという演出つき。小さい子供が見たらほぼ確実にトラウマになりそうなシーンです。大人になった今見てもグロいですからね…。
ちなみに、爆笑問題の太田さんも「仮面ライダーアマゾンはかなりトラウマになった」とコメントしたという話もあります。
一家皆殺し
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七つ目のトラウマシーン・トラウマ回は、「仮面ライダーV3」より。主人公の風見志郎が仮面ライダーになるきっかけとなった回がトラウマ回となっています。
そのトラウマ回を作り出した怪人は、第1話、2話に登場するハサミジャガーです。ハサミのような両手が武器の怪人です。この時点で、嫌な予感しかしないですよね。
風見志郎に悪事を見られたことがきっかけで、口封じをしようとします。その際、志郎の家族を惨殺。両親と妹は志郎の前で殺害されてしまいます。このことで、怒りに燃えた志郎は、仮面ライダーV3になることを決意します。
トラウマ回でありながら、ストーリー上無くてはならない重要な回となっています。
かつてないデザインのクモ怪人
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八つ目のトラウマシーン・トラウマ回は、「仮面ライダーBLACK」より。詳しくは分からないのですが、画像の怪人がとにかく怖いのでピックアップしてみました。
どうやら、第1話に登場するクモ怪人のようなのですが、怖すぎますよね…。仮面ライダーシリーズには毎回のように登場するクモ男ですが、シリーズの中でも上の画像のクモが一番怖いです。
壮絶すぎる最期
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九つ目のトラウマシーン・トラウマ回は、「仮面ライダー555」より。サブライダーであるカイザ・草加雅人の死亡シーン。
スポーツ万能で頭もきれる草加雅人。ヒロインの園田真理に恋をし、仲間を助けるために行動します。一見すると爽やかな好青年ですが、裏表の激しい性格の持ち主でもあります。
仮面ライダーファイズ・乾巧とは折り合わず、戦闘を繰り返したりします。途中からは、共同生活を始めたりして共闘もしたりするのですが…。
そんな中、草加雅人は壮絶な最期を迎えます。オルフェノクの罠にはまり、重傷を負ってしまいます。強制的に変身解除に追い込まれ、変身ベルトは敵の手にわたります。
声すら満足に出せないほど体力を消耗した草加雅人の前に現れたのは、さっきまで自分が装着していたはずのカイザ。そのカイザが草加雅人の首を握って持ち上げます。
そして、そのまま容赦なく首の骨をへし折られます。絶命した草加雅人は灰になって消えてしまいます。「ボギュッ」という首を折る音がトラウマを増長させます。
ちなみに、草加雅人は劇場版でも何度となく死亡してしまいます。Youtubeでは、「草加雅人 死亡集」なる動画が作られるほど。
まだまだある!トラウマシーン
仮面ライダーのトラウマシーン・トラウマ回について紹介してきました。調べてみると、ここでは紹介しきれないほど多くのトラウマ回があるようでした。
というワケで、ネットに書き込まれた仮面ライダーのトラウマシーン・トラウマ回をざざっと掲載しておきます。
私もこの回を覚えています。槍と一緒に壁に突き刺さったクウガが痛々しいんですよね。平成1作目「仮面ライダークウガ」はトラウマ回が多いですね。
仮面ライダーが実際に死んでしまうという展開。応援してきた仮面ライダーの死亡シーンは、やはり衝撃ですよね。
ネットで配信されている「仮面ライダーアマゾンズ」。テレビで放送できない過激描写が満載です。血がドバドバでてます…。
またしてもクウガのトラウマ回。ハンマーの棘の後がくっきりと残ってるのも怖いんですよね。
劇場版だからこそ出来た演出でしょうね。仮面ライダーが腕をもがれて苦しむシーンなんて、テレビじゃ絶対に放送できません。昭和ならあり得ますが…。
精神的にトラウマな回ですよね。怪人っぽい仮面ライダーのギルスは、何かとトラウマを作っています。
私は見たことないのですが、このシーンをトラウマシーンに挙げる人は複数人います。
BLACKだけでなく、昭和仮面ライダーは全体的に怪人がグロい…。
ビデオシリーズのZO。やはりテレビよりも過激描写が増しています。
頭から離れないトラウマ回は、同時に神回になるものも多いんですよね。
設定やその後を考えると、精神的にくるものがあります。龍騎のラストシーンも色々と考えさせられます。
轟鬼の師匠である斬鬼の死亡シーン。この後、轟鬼が一人前になっていく過程は感動ものです。やはりトラウマ回は神回につながっているのかもしれません。
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