「ドラゴンボール」のクールキャラ・ピッコロ。その声優・古川登志夫さんについてまとめました。「プロフィール」「代表作」「ネットの評価」を紹介します。
代表作を見てみると、「こんな役もやってたの!?」と驚きの連続でした。
ドラゴンボール ピッコロの声優は古川登志夫!代表作まとめ
本日、都内某所で開かれた「名探偵コナン」のプロデューサー・諏訪道彦さんの還暦祝いのパーティー会場で、堀川りょうさんと。
「二人合わせて戦闘力幾つかね?」
「いやいや、それ、番組違うから……」
「でもポーズが……」
「あ、これ?これね、二千円貸してくれる?のポーズなの」 pic.twitter.com/E2YXmpELqG— 声優・古川登志夫 (@TOSHIO_FURUKAWA) 2019年4月14日
「ドラゴンボール」ピッコロの声優・古川登志夫さんのプロフィールをざっとまとめてみました。(※ちなみに、上記ツイート左が古川登志夫さん。右がベジータ役の堀川りょうさんです)
ドラゴンボール(ピッコロ、ブルー将軍)
引用元:amazon.co.jp
1987年~
■役
ピッコロ(マジュニア)
ブルー将軍
古川登志夫さんの最大の代表作といえば、「ドラゴンボールシリーズ」。古川登志夫さんは、ドラゴンボールの主要キャラの一人であるピッコロ(マジュニア)の声を演じています。
ピッコロ(マジュニア)が登場したのは、「ドラゴンボール(無印)」から。その後、「ドラゴンボールZ」「ドラゴンボールGT」「ドラゴンボール改」「ドラゴンボール超」と、現在に至るまでピッコロの声は変わっていません。
ドラゴンボール出演時のエピソードとして、「戦うときの掛け声がすぐに底を尽きたため、収録時にその場にあった物などを掛け声のごとく叫んでその場を凌いだこともある」というものがあります。
驚きなのは、ピッコロの他にブルー将軍の声も担当していたということ。「古川登志夫さんといえば、ピッコロ」というイメージがあったので、ちょっと驚きました。
機動戦士ガンダム(カイ・シデン)
引用元:amazon.co.jp
1979年~
■役
カイ・シデン
「ドラゴンボール」ピッコロ役に並ぶ、古川登志夫さんのもう一つの代表作といえば「機動戦士ガンダム」。カイ・シデンの声優を担当されています。
アムロたちとともにホワイトベースに避難した少年の一人で、後にガンキャノンのパイロットとなるなどメインキャラとして活躍しています。「機動戦士ガンダム」の放送終了後も、「Zガンダム」「ガンダムUC」などでも引き続き登場の機会があります。
皮肉屋なキャラクターで、劇中では「軟弱者」と言われています。ドラゴンボールのピッコロとはかなりイメージの違うキャラですよね。
うる星やつら(諸星あたる)
引用元:amazon.co.jp
1981年~1986年
■役
諸星あたる
古川登志夫さんは、高橋留美子さん原作のアニメ「うる星やつら」の主人公・諸星あたるの声を担当しています。古川登志夫さんが雑誌などで紹介される際には、一番上に「うる星やつら」が掲載されることも多いですね。
諸星あたるは、女好きの遊び人キャラ。趣味はガールズハント、将来の夢はハーレム。男性に対しては乱暴をしたりもしますが、女性には決して手を上げません。
古川登志夫さんは諸星あたる役の演技について、当初困惑していたと語っています。「三枚目役は初めてだったため、開始当初はどう演技すれば良いのか困っていた」「ものすごく難易度の高いセリフが多く、本当に大変だった」。
古川登志夫さんの代表作を見てみると、二枚目キャラが多いように感じます。そのため、三枚目キャラである諸星あたるの演技に困惑したようです。
ワンピース(ポートガス・D・エース)
引用元:amazon.co.jp
1999年~
■役
ポートガス・D・エース
週刊少年ジャンプを代表する大人気漫画「ワンピース」。古川登志夫さんは、本作の中でも特に人気の高いキャラ・エースの声優を務めています。
ルフィたちメインキャラと比べて登場機会は多いとはいえないエース。ですが、人気の高さはメインキャラに匹敵するほど高いですね。
二枚目キャラでもあり、三枚目キャラの要素も兼ね備えているエース。ピッコロ、カイ、諸星あたるのどの役とも印象の違うキャラクターです。
ルパン三世 風魔一族の陰謀(ルパン三世)
引用元:amazon.co.jp
1987年
■役
ルパン三世
あまり知られてはいませんが、古川登志夫さんはルパン三世の声優も務めています。古川登志夫さんがルパン三世の声を担当したのは、シリーズの劇場公開4作目「ルパン三世 風魔一族の陰謀」。
本作では、ルパン三世の声優が一新されました。ルパン三世の声優は、山田康雄から古川登志夫さんに交代。声優が変わった理由は「制作費を抑えるため」。
人気作品の声優交代ということもあり、批判の声はかなり多かったようです。特に、主役のルパン三世を演じた古川登志夫さんにはかなり多くの批判の手紙が届きました。
古川登志夫さんは、大量の批判に落ち込んだとコメントしています。
今後も続いていく「ドラゴンボール」。古川登志夫さんをはじめ、いつか声優交代の時が来るでしょう。その時も批判が来るのでしょうか…。
ゲゲゲの鬼太郎(ねずみ男)
引用元:amazon.co.jp
2018年~
■役
ねずみ男
古川登志夫さんは、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎(第6期)」でねずみ男の声を担当しています。実は古川登志夫さんは、第5期(2007年~2009年)でねずみ男のオーディションに落ちていたようです。第6期では、念願が叶ってねずみ男役となりました。
ポプテピピック(ポプ子)
引用元:amazon.co.jp
2018年
■役
ポプ子
何かと話題になった人気アニメ「ポプテピピック」。古川登志夫さんは、第2話後半でポプ子を演じています。その時、ピピ美の声を担当していたのは、千葉繁さん(「幽遊白書(桑原和真)」「うる星やつら(めがね)」など)。
前半と後半でほぼ同じ内容を別の声優が演じるという特殊な構成となった本作。古川登志夫さんは、本作について「俳優教育、声優教育に一石を投じるコンテンツにも思える」「演技論はプロの表現者の数だけ有る」は成り立つ」とツイートして4万件以上リツイートされて話題になりました。
代表作一覧
引用元:公式Twitterのキャプチャ
アニメ
- ゼロテスター
(通信員) - マグネロボ ガ・キーン
(北条猛) - 無敵超人ザンボット3
(香月真吾) - 機動戦士ガンダム
(カイ・シデン) - ベルサイユのばら
(フロレル・ド・サン・ジュスト) - 未来ロボ ダルタニアス
(楯剣人) - うる星やつら
(諸星あたる) - Dr.スランプ アラレちゃん
(空豆タロウ) - 光速電神アルベガス
(円条寺大作) - Gu-Guガンモ
(浪人生) - GALACTIC PATROL レンズマン
(キムボール・キニスン) - 北斗の拳
(シン) - 小さな恋のものがたり チッチとサリー初恋の四季
(サリー) - 仮面の忍者赤影
(赤影) - ドラゴンボール
(ピッコロ、ブルー将軍) - 悪魔くん
(メフィスト2世) - 機動警察パトレイバー
(篠原遊馬) - 週刊ストーリーランド
(副操縦士) - ONE PIECE
(ポートガス・D・エース) - 冒険王ビィト
(ライオ) - うえきの法則
(ムーニン) - 交響詩篇エウレカセブン
(ウイリアム・B・バクスター) - ×××HOLiC
(親ギツネ) - ケロロ軍曹
(カゲゲ) - ソウルイーター
(初代鬼神・阿修羅) - HUNTER×HUNTER(第2作)
(サトツ) - うしおととら
(山ン本) - ワールドトリガー
(エネドラ、エネドラッド) - おそ松さん
(イヤミカート実況) - ポプテピピック
(ポプ子) - ゲゲゲの鬼太郎(第6作)
(ねずみ男) - 奴隷区 The Animation
(客引き) - されど罪人は竜と踊る
(ジオルグ) - 進撃の巨人
(ウーリ・レイス) - からくりサーカス
(才賀貞義) - ぱすてるメモリーズ
(ヤシチ) - 名探偵コナン
(山村ミサオ警部)
古川登志夫さんのアニメ出演代表作を一覧でまとめてみました。ベテラン声優ということで、出演作品が本当に多い。上記はほんの一部だと理解していただければと思います。
個人的に印象的なのは、「名探偵コナン」への出演。コナンにも出演されていたとは知りませんでした。
原作者・青山剛昌さんによると、最初はチョイ役のつもりで登場させたが、古川登志夫さんの声が好きだったため「もっと聞きたい」と考えているうちに、原作での登場機会が増え、アニメでも順レギュラー的なポジションになったとコメントされています。
ゲーム
- 機動警察パトレイバー~グリフォン篇
(篠原遊馬) - 蒼き伝説シュート!
(久保嘉晴) - DEAD OR ALIVE
(ジャン・リー) - 桃太郎道中記
(いぬやま) - クラッシュ・バンディクー3 ブッとび!世界一周
(隠しデモのナレーション) - ミスタードリラーグレート
(ホリ・タイゾウ、ホリ・アタル) - みんなのGOLFポータブル
(ジャン) - みんなのテニス
(カイト) - アンチェインブレイズ エクシヴ
(黒騎士) - ガールフレンド(仮)
(悪天象儀男) - 聖闘士星矢 ソルジャーズ・ソウル
(死を司る神 タナトス)
古川登志夫さんが声優を担当したゲーム作品の代表作をまとめてみました。例によって、ほんの一部のみ抜き出しています。
「ドラゴンボール」「機動戦士ガンダム」「ワンピース」は、数多くのゲーム作品が発売されています。あまりにタイトルが多いので省略させてもらいました。本当に数が多いんです…。
その他
- ジャンボーグA
(スクラップ屋) - 恐竜戦隊コセイドン
(ナレーション) - ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団
(ウルトラマンの声、太陽の精スーリヤの声) - Xボンバー
(銀河シローの声) - 特捜戦隊デカレンジャー
(ナレーション) - 仮面ライダーウィザード
(ワイズマンの声)
古川登志夫さんは、アニメやゲーム以外にも吹き替え、特撮作品などへの出演も多いです。
ピッコロ声優の評価は?【ネットの感想まとめ】
変わった?
ピッコロと亀仙人の声優変わった?
— | ?)?゙ ㌧㌧??@殿が大好き (@tome_sandao) 2017年10月8日
ピッコロ(マジュニア)の声優は、最初から現在まで(2019年4月時点)変わらず古川登志夫さんです。ただ、ネットでは「声優変わった?」という声が多く投稿されています。
「声優変わった?」という評判は、長寿アニメあるある。名探偵コナンやアンパンマンなど他作品でも同じ評判がよく投稿されています。
「ドラゴンボール」は30年以上も続く大人気アニメ。「ドラゴンボール(無印)」から登場しているピッコロも、初登場からかなりの年数が経過しています。
時の流れとともに声優の声も変化していきます。「声変わった?」と言われるのは、それだけアニメが長く続いている証拠だといえそうです。
ピッコロとエースが同じ声優!
おおお!今知った!ピッコロの声優はワンピースのアースと同じ古川登志夫だ!すごい!wow! The same Japanese voice actor who does DBZ’s Piccolo does One Piece’s Ace! Toshio Furukawa
— Roxanne Modafferi (@Roxyfighter) 2014年3月4日
「ドラゴンボール」のピッコロと、「ワンピース」のエース。両キャラともに古川登志夫さんが声優を務めています。どちらも有名なキャラですが、「知らなかった」「すごい!」という声が定期的に投稿されています。
声の幅広さに驚かされる
他の方だけど、ピッコロさんとうる星やつらのあたるが同じ方ってのはかなりびっくりした。最近の声優さんは分からないけど、少なくとも一昔前の声優さんですごいなって方は声の種類が多いってだけでなくて渋い役と三枚目とか幅の広さにしょっちゅう驚かされますな。
— 如&水(わちょーい) (@kodoooo) 2014年6月20日
上でも紹介しましたが、古川登志夫さんは本当に多くのアニメ作品に出演されています。古川登志夫さんは、数えきれないほどのキャラクターに声を吹き込んでいます。
ツイートにもありますが、本当に声が幅広いですよね。「ドラゴンボール」ピッコロのようなクールキャラを演じることもあれば、「機動戦士ガンダム」のカイのようなひねくれキャラを演じることもあります。
かっこいいキャラばかり
ピッコロの声優古川さんがやってたって今知った(^w^)
エースとピッコロ…。かっこいいキャラばかりだ(笑)— カキピー (@3DAYS2YEAR) 2011年5月29日
「ドラゴンボール」のピッコロや「ワンピース」のエースをはじめ、古川登志夫さんの代表作には二枚目キャラが多いです。かっこいいキャラを演じる一方で、ねずみ男のようなキャラも演じられるからすごいんですよね。
もう〇歳なんだ…
7月16日は、声優・古川登志夫氏の誕生日(1946年)。ピッコロももう72歳なんだ…。 pic.twitter.com/Q3NOdwuOA9
— オダブツのジョー (@odanii0414) 2018年7月16日
古川登志夫さんは1946年生まれ。現在72歳です(※2019年4月時点)。70代に入っても、現役バリバリです。声は多少変わったかもしれませんが、演技力や深みは確実に増しています。
今後も声優・古川登志夫さんの活躍に期待したいと思います。