しょくぱんまんの口癖をはじめ、一人称・決め台詞・名言をまとめてみました。真面目で紳士なしょくぱんまんならではのセリフが多く存在しています。
記事後半では、しょくぱんまんの名言集を紹介します。
しょくぱんまんの一人称
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基本的には「私」
誰に対しても常に丁寧な敬語で話すしょくぱんまん。その一人称は、「私」です。アンパンマンワールドいちの紳士キャラにぴったりの一人称ですよね。
ばいきんまんなどの悪者に対しては、敬語ではなくなることもあります。ですが、一人称は常に「私」です。
そんなしょくぱんまんですが、初期登場時は一人称が今と少し違っていたようです。
初期は…
アニメ初期の時には、一人称が「僕」の時もあったようです。また現在とは話口調も違い、敬語ではなく普通の口調で話すことも多かったようです。
一人称が「僕」だと、アンパンマンと被ってしまいますよね。アンパンマンとの違いをより明確にするために、セリフ口調や一人称が変化していったのかもしれませんね。
ちなみに、カレーパンマンも一人称が初期と現在で違う一人。現在は「俺」という一人称を使っていますが、初期の頃は少し意外な一人称を使っていました。カレーパンマンの一人称に関しては、以下の記事で詳しくまとめています。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
しょくぱんまんの口癖・決め台詞
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アンパンマンのキャラクターには、それぞれ口癖があります。例えばアンパンマンの口癖は「ぼく、アンパンマン」「元気100倍!アンパンマン」等々。復活時には必ずといっていいほど口癖というか、決め台詞を口にします。
しょくぱんまんにも、もちろん口癖はあります。
しょくぱんまんらしい口癖
悪事を働くばいきんまんに対して、しょくぱんまんがいつも口にしている口癖の一つですね。暴力が嫌いで、清廉潔白なしょくぱんまん。「許しません」というセリフは、一つの口癖です。
ただ、このセリフの後にはたいていしょくパンチをばいきんまんに叩きこむのがお決まりのパターンです…。正義のためには、実力行使も致し方ないのです。
自己紹介時の口癖
しょくぱんまんが初対面のキャラクターと出会った時の口癖です。自己紹介の時も敬語ですね。
復活時の口癖
アンパンマンなら「元気100倍!アンパンマン」、カレーパンマンなら「辛さ100倍!カレーパンマン」。二人とも復活時には口癖のように決め台詞を口にします。
それでは、しょくぱんまんは…。私が調べた限り、しょくぱんまんの復活時の口癖・決め台詞を見つけることはできませんでした。
紳士でナルシストなしょくぱんまんなので、復活する時も静かに復活するのかもしれません。これもしょくぱんまんっぽいですね。しょくぱんまんが大声を張り上げて「厚さ100倍!しょくぱんまん!!」なんて言ったらかなり違和感ありますもんね。
しょくぱんまんのセリフ・名言集
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こんな寒いときには…
こんな寒いときには、トーストになりたい気分です
劇場版「それいけ!アンパンマン キラキラ星の涙」でのしょくぱんまんの名言。雪山の厳しい寒さの中飛び出したセリフです。顔が食パンでできているしょくぱんまんならではのセリフですね。
決してジョークで言っているわけではありません。しょくぱんまんは、顔を焼いてトーストになることで力を復活させます。そんな自分の特徴になぞらえている至って真面目なセリフなのです。
しょくぱんまんの弱点と復活方法【力が出ない時に元気になる方法】
やめなさーい
ばいきんまんの悪事を見つけて駆けつけている時のセリフ。名言というか、もはや口癖ですね。アンパンマンでいうところの「やめるんだ!ばいきんまん!!」的な決め台詞です。
暴力はいけない。しかし…
何よりも暴力を憎むしょくぱんまん。ですが、このセリフを口にしているのはばいきんまんを殴ったあと。ばいきんまんを止めるためとはいえ、暴力をふるってしまった自分へのセリフです。
このしょくぱんまんのセリフを聞いて、ドキンちゃんがさらにほれ込みます。
正義のためだ仕方ない
続いても、暴力に関する名言。かいじんドクロマンを捕まえる前にドクロマンに対してこのセリフを放ちます。繰り返しになりますが、しょくぱんまんは暴力が何よりも嫌いです。
ですが、悪事を止めるため、正義のためであればその力を使うこともやむを得ないと考えているようです。正義に燃えるしょくぱんまんならではの名言です。
暴力だけは…
しつこいようですが、またしても暴力に関する名言。しょくぱんまんの印象に残るセリフを抜き出してみると、暴力に関するセリフがとにかく多いんですよね。
暴力を憎むしょくぱんまんの性格がセリフに現れていますね。
冷静に考えましょう
強敵・雪鬼を相手にしている時のセリフ。カレーパンマンは、しょくぱんまんに対して「のんきなこと」と否定的でした。ですが、後にしょくぱんまんの考えは正しかったと改めています。
しょくぱんまんは、アンパンマンとカレーパンマンと同等の力を持っていますが、二人にはない知性があります。さすがしょくぱんまん!と言いたくなるセリフです。
なんてすばらしい
おお。麗しい音色よ。澄み渡る青空まで届き、食パンのように真っ白な雲を感動させるだろう。
バイオリンくんの演奏に感動した時のしょくぱんまんの名言。芸術肌のしょくぱんまん。バイオリンくんの演奏に誰よりも感動しています。感動を抑えきれなくて、言葉にしてバイオリンくんに直接伝えています。
私はこのセリフが、特にしょくぱんまんらしくて好きです。基本はバイオリンくんをほめているセリフなのですが、セリフ後半には「食パンのように真っ白な雲を感動させるだろう」とサラッと自分を目立たせています。
芸術肌でナルシストなしょくぱんまんの性格を表している良いセリフです。
美しい音楽をささげよう
美しい音楽をささげよう。
バイオリンくんの演奏に感動したしょくぱんまん。「私にもできるでしょうか」と、自分もバイオリンくんのように演奏したいと思うようになります。
バイオリンくんの指導のもと、しょくぱんまんのバイオリンの演奏の練習を始めます。その練習時のセリフが上記の「風よ、木々よ…」です。
言っているセリフはそれっぽいですが、演奏はダメダメ。バイオリンくんは思わず耳をふさぎ、近くにいたばいきんまんも「なななんだ~」「ぐわぁ~」とダメージを受けるほどです。しょくぱんまん好きなドキンちゃんでさえ、「バイオリンが壊れてる」と口にします。
最終的には、モグラの親子にクレームをつけれてしまいます。「す、すみませんでした。どうしたらバイオリンくんのように弾けるのでしょう…」と落ち込むしょくぱんまん。この一連のセリフが面白い。
芸術肌でなんでもできそうなしょくぱんまんですが、バイオリンの演奏は不得意のようですね。
私はまだまだ
こんなに素晴らしい演奏ができるなんて、バイオリンくんは本当に素晴らしいですね。
しょくぱんまんとバイオリンくんのエピソードは、バイオリンくんのキレイな演奏で締められます。上記は、再びバイオリンくんの演奏を聴いて感動するしょくぱんまんのセリフです。