バイキンマンの正体について情報をまとめました。思っているよりも、凶悪な存在でした…。バイキンマンも怖い存在ですが、”黒幕がいる”という事実も怖い。
バイキンマンの正体はサイヤ人(=宇宙からの侵略者)
引用元:アンパンマンポータル
アンパンマンの宿敵であるバイキンマン。彼には多くの疑問点が存在します。「なぜイタズラをするのか」「なぜアンパンマンと敵対するのか」「なんのために存在しているのか」などなど。
バイキンマンの正体について気になっている人も多いと思います。私が調べた結論は「宇宙からの侵略者」。その正体は、まさに戦闘民族サイヤ人でした(※ドラゴンボールより)。
- 正体①「黴菌」
- 正体②「宇宙からの侵略者」
- 正体③「アンパンマンとは表裏一体の関係」
- 正体④「バイキン城はどこにある?」
正体①「黴菌」
バイキンマンの正体は、ズバリ黴菌(ばいきん)です。その名の通りですね。ウィキペディアには「バイキン星から赤ちゃんの時に卵の状態でやってきた黴菌」との記載があります。
ちなみに「黴菌」という名前の菌は存在せず、人体に有害な細菌などの俗称です。または、汚いものや厄介もののたとえとしても使われますね。いつもイタズラをしてみんなを困らせているバイキンマンは、まさに黴菌だといえます。
余談ですが、バイキンマンの手下のかびるんるん。カビがモチーフのキャラクターですが、この「カビ」を漢字にすると「黴」になります。バイキンマンとのつながりが感じられますね。
引用:コトバンク
正体②「宇宙からの侵略者」
アンパンマンたちにとっては、バイキンマンは宇宙からの侵略者です。というのも、バイキンマンはバイキン星からやってきた宇宙人。そして、その目的は、アンパンマンを倒して世界を黴菌で征服すること。
アンパンマンたちの住む星を侵略し、征服するために送られてきた存在。それがバイキンマンの正体です。この正体を知ると、バイキンマンの怖さが倍増しますよね。のほほんとしたように見えますが、やってることはとんでもないです。
さらに恐怖をあおるのは、バイキンマンが星に送られてきたのは卵の状態だという点。まだ生まれてもない状態で送られてきています。生まれる前から、バイキンマンの運命は決められていたということですね。
バイキンマンを送り出したバイキン星は、様々な星を侵略することで成り立つ星なのかもしれません。なんだか「ドラゴンボール」に登場するサイヤ人みたいですよね。(※悟空も赤ちゃんの時に地球を侵略するために送り出されています)
さらに気になるのは、バイキン仙人の存在。バイキンマンよりも前に地球に住んでいる存在です。彼はもしかしたら、地球侵略に失敗した侵略者なのかもしれませんね。「バイキンマンの先任」だから「バイキン仙人」…。ちょっとこじつけ感がありますが、謎の多いバイキン仙人の存在にも納得がいきます。
正体③「アンパンマンとは表裏一体の関係」
バイキンマンは、赤ちゃんの時からアンパンマンを宿敵だと認識しています。アンパンマンを倒すために日々を生きています。まさに宿命の関係ですよね。
気になるのは、なぜバイキンマンはそこまでアンパンマンを意識するのか。一つは、地球征服するためにはアンパンマンの存在が邪魔だから。侵略する上で邪魔者のアンパンマンを倒す必要があるからです。
ただ、アンパンマンの他にも正義のヒーローは存在します。なぜアンパンマンにだけ固執するのか。バイキンマンとアンパンマンの関係は、もっと深いものがあるように感じます。
CDブック「手のひらを太陽に 50周年記念CD」で、バイキンマンはアンパンマンとの関係に迫る重要な発言をしています。
オレさまがいなきゃアンパンマンは活躍できない
影が無ければ光もない
引用:「手のひらを太陽に 50周年記念CD」より
印象的なのは、「影が無ければ光もない」という言葉。「影」はバイキンマンのことを指し、「光」はアンパンマンのことを指しています。敵対する二人ですが、お互いが持ちつ持たれつの共存関係であるという意味ですよね。
バイキンマンはアンパンマンを倒すために生まれ、その一方でアンパンマンもまたバイキンマンを防ぐために生まれています。毎回戦ってはいますが、殺すなど存在を消すようなことはしません(一部例外はありますが…)。このことも、二人が共存関係にあることを示しているようです。
さらに、菌類のバイキンマン。イースト菌でできているアンパンマン。二人の正体が菌類ということも何か重大な意味があるような気がします。
正体④「バイキン城はどこにある?」
バイキンマンの正体は、「黴菌で地球の侵略者」。そんなバイキンマンが地球侵略の拠点にしているのが、バイキン城です。バイキンマンは、ここで日々アンパンマンを倒す作戦を練っています。
巨大なメカを作る施設があったり、バイキンUFOなども乗り物もこの城に置かれています。かなりハイテクな基地ですよね。
気になるのは、バイキン城がどこにあるのかという点。基本的に曇っていて薄暗く、雷も鳴り響く場所。アンパンマンたちの住む場所とは離れているようです。
バイキン城の場所については、公式サイトアンパンマンポータルのQ&Aコーナーに記載がありました。
Q.バイキン城はどこにあるの?
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遠い遠い海のむこうにバイキン島があって、そこにバイキン城があります。その場所はアンパンマンたちにもわかりません。引用元:アンパンマンポータル
バイキン城はバイキン島という離島にあるようですね。バイキンマンは、地球侵略の拠点として、まず島を占領したようです。ここを拠点にして侵略を進めていくという算段なのでしょうね。ただ、アンパンマンの活躍もあり、あまり侵略は進んでいないようです。
バイキンマンとジャムおじさんはグル?噂まとめ
引用元:アンパンマンポータル
バイキンマンの正体について記事をまとめてきました。ここからは、公式情報にはないネットの噂を紹介します。バイキンマンの正体についての都市伝説ですが、ちょっと面白い内容になっています。
バイキンマンを裏で操る黒幕はジャムおじさんだという噂です。アンパンマン側にいるジャムおじさんが、なぜバイキンマンと手を組む必要があるのでしょうか。その噂の内容について紹介します。
- ジャムおじさんとの関係
- バイキンマンを作ったのはジャムおじさん
ジャムおじさんとの関係
バイキンマンは、ジャムおじさんの命令でイタズラをしているという噂があります。ジャムおじさんに何のメリットがあるのか分かりませんが、「ジャムおじさん黒幕説」はネットでは有名な都市伝説になっています。
考えられるジャムおじさんのメリットは、「自分の権力を上げる」。
バイキンマンが悪さをして、アンパンマンが退治する。その度にアンパンマンを含めてパン工場の評判は上がります。ただのパン屋ではなく、町のヒーローとしての人気は高まります。そして、その中心にいるジャムおじさんの発言力・権力も必然的に上がっていきます…。
ちょっと回りくどい気もしますね。ただ、バイキンマンを地球に送り込んだ黒幕がいることは事実なんですよね…。
バイキンマンの正体は酵母菌
「バイキンマンの正体は酵母菌で、黴菌のバイキンマンを作ったのはジャムおじさん」。そんな都市伝説もあります。
バイキンマンは、もともとアンパンマンたちの仲間として作られたという内容。もともとの正体は、酵母菌だというのです。この正体が事実ならアンパンマンとバイキンマンは兄弟ということになりますね。
たしかに、「黴菌(ばいきん)」という名前の菌は存在しません。この事実も、バイキンマンの正体が酵母菌だという説を裏付けているようです。
パン工場を狙わないバイキンマン
バイキンマンとジャムおじさんの関係に関する都市伝説の根拠に「バイキンマンはパン工場を攻撃しない」というのがあります。アンパンマンを倒すには、拠点であるパン工場を狙えば手っ取り早いのに、バイキンマンはその手段を取りません。
パン工場を攻撃しない理由は、ジャムおじさんが黒幕だから。という根拠なのですが…。
映画「勇気の花がひらくとき」で、バイキンマンはパン工場をがっつり攻撃しています。パン工場に火を放ったりしています。他にも、パン工場を攻撃するシーンは、探せばいくつかあるはずです。ただ、いずれもジャムおじさんは無事。
ジャムおじさんとバイキンマンの関係に関する都市伝説は、あくまで都市伝説。信じるか信じないかはあなた次第ということですね。