アンパンマンの宿敵・バイキンマン。彼の口癖をまとめてみました。口癖とは別に、よく耳にするセリフ集も作っています。
バイキンマンの四大口癖
引用元:アンパンマンポータル
多くの口癖を持つバイキンマン。その中でも特に頻繁に使う口癖を4つ厳選しました。どれも「これぞバイキンマン!」というような頻出のセリフばかりです。毎回のように口にしています。
- ①登場時の口癖
- ②アンパンマン登場時の口癖
- ③退治された時の口癖
- ④自分には甘く他人には厳しい口癖
①登場時の口癖
一つ目の口癖は、「ハ~ヒフ~ヘホ~!」。
バイキンマンが町のみんなの前に現れた時の口癖です。登場した時や嬉しい時に頻繁に飛び出します。イタズラ大好きなバイキンマンだから、「これからイタズラをするぞ」というワクワク感MAXの時にこのセリフを言っちゃうのかもしれませんね。
ちなみに、町のみんなはこのセリフを聞くと逃げ出したりします。ワクワクしているバイキンマンとは対照的な反応ですよね。毎回迷惑をかけられている町の人にとっては、嫌な言葉という印象が強いのでしょうね。
あまりに印象的なセリフなので、この口癖がきっかけで変装がばれたこともあります。また、アニメ初期では「ハヒフヘホったらハヒフヘホ」と言いながら踊るシーンもありました。
ちなみに、この口癖の元ネタは1970年代後半から上演された「アンパンマンのミュージカル」のセリフ。当初は笑い声はハ行とは限らず、「パ行」「バ行」などの場合もありました。
その中で、子供たちの反応の良かった「ハ行」を口癖に選んだようです。何よりも子供たちを重視するアンパンマン作品らしい逸話ですね。
②アンパンマン登場時の口癖
二つ目の口癖は、「出たな、お邪魔虫!」。
アンパンマンがバイキンマンの前に現れた時に使うセリフですね。これも毎回のように使うセリフで、まさに口癖。「出たな!」の部分はいくつかパターンがあり、「来たな」「現れたな」というセリフになることもあります。
大好きなイタズラをしている最中にアンパンマンが現れるから「お邪魔虫」。ただ、バイキンマンの宿命はアンパンマンを倒すこと。そう考えると、バイキンマンはアンパンマンと会うためにわざとイタズラをしておびき出しているのかもしれませんね。
そう思って見ていると、「出たな、お邪魔虫!」は「待ってました!」という意味にとれなくもないですね。
③退治された時の口癖
三つ目の口癖は、「バ~イバ~イキ~ン!」。
イタズラに失敗して、飛び去って行く時に捨て台詞ですね。アンパンチを喰らって彼方へと飛んでいく時の口癖でもあります。この口癖は、「バイバイ」と「バイキン」を掛け合わせた言葉だと言われています。
ちなみに、2回に分けて退治されるパターンでは、一度目が「覚えてろ」。二度目が「バ~イバ~イキ~ン!」になります。ドキンちゃんも一緒に吹き飛ばされる時には、ドキンちゃんも一緒に「バ~イバ~イキ~ン!」と言いながら飛んでいくこともあります。
また、バイキンマンの妄想の中でバイキンパンチをお見舞いされたアンパンマンは「バ~イバ~イア~ン!」と言っています。ただし、これはバイキンマンの妄想の中での話なので、実際にアンパンマンが口にしたセリフではありません。
余談ですが、彼方へと飛び去りながら「バ~イバ~イキ~ン!」というバイキンマン。ものすごい声量ですよね。
④自分には甘く他人には厳しい口癖
四つ目の口癖は、「オレ様」。
バイキンマンの自分の呼び方は、「僕」でもなく「俺」でもなく、「オレ様」。現実には中々きかない一人称ですよね。自分のことを「様」をつける一人称、よほど自分に自信がないと出てこないセリフです。
バイキンマンが自分に自身を持つのも無理はありません。というのも、天才的な頭脳を持っているからです。毎回のように巨大メカを発明したり、色々な発明を繰り返す頭脳は高いと言わざるを得ません。
アンパンマンにやられたデータを解析して、弱点を克服するなどの努力家でもあります。努力家でありながら天才。バイキンマンが自分に自信を持つのも納得です。
「オレ様」のほかには、「天才科学者」「オレさまは何て頭がいいんでしょ~!!」など自画自賛するセリフもあります。
「オレ様」という一人称に対して、二人称は「おまえ」。年上であるバイキン仙人に対しても「おまえ」と言ったりします。自分には甘く他人には厳しいバイキンマンです。
バイキンマン セリフ・名言集
引用元:https://plaza.rakuten.co.jp/naruanpanman/diary/201307170001/
上記で紹介した以外にも、バイキンマンの口癖はまだまだあります。と言うワケで、以下ではよく耳にする口癖や名セリフをざっと紹介していこうと思います。
- 騙される方が悪いのだ
- もう怒ったぞー!
- ハヒ…
- 今それどころじゃ…
- オレさま…、じゃなかった
- うるさーい!
- 俺様に新しい顔をくれ
- お前の弱点なのだ
- ほんとわがまま…
騙される方が悪いのだ
毎回ではありませんが、このセリフもよく耳にしますね。他人を騙すことが多いバイキンマンならではのセリフですよね。わが道を行くバイキンマン独自の理論です。
もう怒ったぞー!
アンパンマンの仲間に攻撃されるか、辛いモノなどを食べさせられた時にたまに出てくるセリフです。このセリフの後にバイキンマンによる反撃が始まります。「よくもやったなー!」というセリフになることもあります。
ハヒ…
疲れた時のバイキンマンの口癖。「ハヒ」「ハヒ~」などため息のように使っています。何かとハ行に縁のあるバイキンマンです。
今それどころじゃ…
ドキンちゃんに何か頼まれごとをされた時によく使うセリフ。バイキンマンが真剣に何かをしている時に限って、ドキンちゃんのわがままが発動するんですよね。バイキンマンにとって一番のお邪魔虫はドキンちゃんな気がしますね。
ただ、邪魔をされたとしてもなんだかんだいってドキンちゃんのわがままを聞くバイキンマン。ドキンちゃんには弱いみたいですね。
オレさま…、じゃなかった
変装している時に口癖。変装して正体を隠していても、いつもの口癖である「オレ様」をつい言ってしまいそうになります。〇〇には変装したキャラクターの一人称が入ります。
うるさーい!
アンパンマンを中々倒せないバイキンマンならではのセリフ。「うるさーい!」というセリフもよく聞く口癖ですよね。
俺様に新しい顔をくれ
第48話「アンパンマンととぶ木馬」でのセリフ。ドキンちゃんのピンチにアンパンマンと協力した回でのセリフですね。ドキンちゃんのために、バイキンマンがアンパンマンの新しい顔を交換するというレア回でした。
お前の弱点なのだ
宿敵の弱点を的確に言い当てているバイキンマンの名セリフ。困っている人を助けずにいられないアンパンマン。バイキンマンはそこを理解しているようです。しかもぞれをわざわざ伝えるという。
ほんとわがまま…
天才的な頭脳を持ち、科学力も応用力もあるバイキンマン。ですが、ドキンちゃんをはじめとした女の子には弱いようです。いつもわがままに振り回されてしまいます。