ドラゴンボール 原作の最終回考察【あらすじ&感想】

「ドラゴンボール」原作の最終回を考察します。「あらすじ」「感想」「連載終了までの経緯」をそれぞれ紹介します。

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漫画「ドラゴンボール」原作の最終回どんなだっけ?【あらすじ】

引用元:amazon.co.jp

魔人ブウ討伐

悟飯がセルを倒してから7年後。地球に魔人ブウという新たな脅威が登場します。悟空は、ベジータや悟飯たちと協力して魔人ブウを倒すことに成功します。原作における敵キャラは、魔人ブウがラストでした。

原作の最終回は、魔人ブウ討伐から10年後の地球が舞台となります。

 

10年後の地球が舞台

悟空が元気玉で魔人ブウを倒してから10年後。悟空は、孫のパンと共に天下一武道会に出場することになります。仲間との久しぶりの再会を喜びながら、和気あいあいと物語は進んでいきます。

悟空が天下一武道会に出場したのは、ウーブという少年と出会うためでした。ウーブは、魔人ブウの生まれ変わりの少年でした(※閻魔大王の計らいで生まれ変わった)。

 

ウーブと悟空の出会い

パンの試合が終わり(パン圧勝)、ついに悟空に試合が回ってきました。悟空の対戦相手は、色黒の少年・ウーブ。初めての大舞台でガチガチに緊張しているウーブは、とても試合できるような様子ではありません。

そんなウーブの緊張を解くために、悟空はわざとウーブを挑発。怒りに我を忘れたウーブは、真の力を発揮して悟空に連打を浴びせます。本気を出したウーブの力は、ノーマル状態の悟空の手がしびれるほど。

試合の中で、悟空は舞空術を披露。ウーブを驚かせます。挑発したことを謝罪し、ウーブと和解します。

 

飛び去って行く悟空とウーブ

悟空はウーブを修行に誘います。驚きながらも、悟空についていくウーブ。ウーブは悟空の背中に乗り、彼方へと飛び去っていきます。悟空は、この先地球を守っていくのはウーブだと考えていたようです。

原作最後の、悟空とウーブのセリフを以下に抜き出してみました。

■悟空
「わくわくしねえか ウーブ!すっげぇ強いヤツと出会うなんてよ!」

■ウーブ
「はいっ!!」

■悟空
「だよな────!!」
「もっと強くなるぞ──っ!!」

■ウーブ
「は────い!!」

■悟空
「ちがう ちがう 「オ──ッ」っていうんだよ」

■ウーブ
「オ──ッ」

 

原作ラストのセリフはあの人

「ドラゴンボール」原作の最終回で、最後に言葉を発したのは悟空でもウーブでもありません。実は、ベジータのセリフでドラゴンボールは締めくくられています。

そのうち かならず勝ってみせるからなカカロット…

悟空とウーブが飛び去った後、天下一武道会場に残されたベジータは悟空に対する闘志をむき出しにする言葉を口にします。これで、原作漫画「ドラゴンボール」は終わりました。

最後のセリフがベジータというのは意外ですよね。

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漫画「ドラゴンボール」原作の最終回の感想

終わり方は最高です。

賛否両論あるかもしれませんが、これが一番ステキな終わり方だと思います。
それぞれの人生が続いていく。ドラゴンボールは永遠です。

サイヤ人からフリーザ、セルそしてこのシリーズ。面白いがダラダラ感もあり、このあたりが出版社と作者の着地点なのかなと思いました。

最終回のその後の話も読みたいー!

サイドストーリーや映画でも良いので毎年ドラゴンボールを見たい!
ウーブの活躍が読みたかった!!

ラスト悟空が去っていくシーンは悟空らしいかなと。漫画は終わっても、きっとこれからも戦いながら生きていく、という感じでこれで良いのかもしれません。

一生続いてほしかったです。

ブウ編のグダグダには呆れていた自分ですが、これは良かったと思います。終わりよければ全て良しという言葉がふさわしい。

これからもっとワクワクするぜみたいな現在進行形な終わり方は最高に良かったです。

 

ネットでは高評価

原作漫画「ドラゴンボール」の最終巻(42巻)のAmazonレビューから、最終回についての感想をまとめてみました。

魔人ブウ編への批判的な感想もありますが、最終回についてはおおむね高評価。多くの方が原作の最終回に満足しているようです。特に、ドラゴンボールの世界の未来がこれからも広がっていくようなラストにワクワクしたという方が多く、そこが高評価につながっているようです。

 

現役引退劇と新ヒーロー誕生譚を同時に描いた傑作回

私も原作漫画「ドラゴンボール」の最終回には満足しています。新しく登場したウーブのキャラもいいし、悟空と一緒に飛び去って行くラストもワクワクして楽しめました。

私が最終回に感じたのは、「世代交代」。ドラゴンボールは、悟空が少年の時から始まり、最終回では中年になっています。そんな悟空が、新しい世代のウーブの師匠になっていく。

悟空の現役引退劇のようでもあり、ウーブという新ヒーロー誕生譚のようでもありました。物語が終わる寂しさと同時に、新しい物語の始まりというワクワク感も感じます。

後味の良いとても満足感のある最終回だと思います。Amazonレビューで高評価されているのも納得できます。

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ジャンプでの連載終了するまでの経緯【連載終了を望んだ鳥山明】

引用元:amazon.co.jp

大人気漫画となった「ドラゴンボール」。最終回は、作者である鳥山明氏の強い要望で実現しました。編集部としては、まだまだ続けてほしかったようですね。

様々な思惑が渦巻いた、原作「ドラゴンボール」の連載終了。その最終回が描かれるまでの経緯をまとめました。

 

「もうちょっとだけ続くんじゃ」の真意

原作「ドラゴンボール」を知っている人であれば、見覚えのあるセリフ。「最終回じゃないぞよ もうちっとだけ続くんじゃ 」。

これは、ピッコロ大魔王編終了時に悟空とチチが筋斗雲で飛び去って行く最終回のような雰囲気の中で、最後のコマで亀仙人が口にした言葉です。

このセリフは、作者の鳥山明氏の本音があらわれている言葉です。鳥山氏は、ドラゴンボールを長く続ける意志はなかったようですね。ただ、実際には連載が終わることはありませんでした。

セル編終了後にも、「「ドラゴンボール」は もうちびっとだけ続くぞ! 」という言葉をつづっています。鳥山明氏の「もう終わりたい」という強い意志が感じられます。

 

フリーザ編で終わるつもりだった

真偽のほどは不明ですが、鳥山明氏は「ドラゴンボール」はフリーザ編で最終回を迎えるつもりだったのではないか、という噂があります。

その根拠として、ジャンプに掲載された三百十六話「宇宙の恨み、フリーザを貫く!!」の次回予告は、「永遠へ…」と最終回を示唆するタイトルだったそうです。

たしかに、フリーザ編で完結していても不自然じゃないんですよね。伏線は全て回収し終えているし、綺麗な終わり方に感じます。

「悟空になぜ尻尾が生えているのか」「なぜ超人的な力を持つのか」という伏線はサイヤ人編で回収。サイヤ人であることが判明した悟空は、両親と同族の仇であるフリーザを倒す…。

連載当初の伏線をうまく回収していますよね。

 

連載終了できなかった理由

作者の意志に反し、漫画「ドラゴンボール」はなぜ連載終了できなかったのか。その理由は、「人気すぎたから」。

天下一武道会編ですでに、週刊少年ジャンプでの読者アンケートでも不動の1位を獲得する人気連載となっていた「ドラゴンボール」。アニメ「ドラゴンボール」も視聴率29.5%を記録するほどでした。

ドラゴンボール人気は、フリーザ編の佳境でさらに加速することになります。ジャンプが1991年に行った1000票アンケートでは、815票という圧倒的な支持を獲得。ドラゴンボールは日本だけでなく、世界的な人気コンテンツとなりました。

人気絶頂の中で「ドラゴンボール」の連載が終了してしまえば、ジャンプの発行部数に悪影響を及ぼし、ドラゴンボール関連商品を扱う企業の株価にも影響を与えるというような状況でした。

その結果、漫画「ドラゴンボール」は連載終了できないという事態に陥ったようです。

 

鳥山明「闘いの漫画を描く気がなくなってしまった」

鳥山明氏の強い要望により、魔人ブウ編で原作「ドラゴンボール」は連載を終えることになります。鳥山氏は、後のインタビューで以下のようにコメントしています。

漫画を描いている自分でさえイヤになるほど激しくくどい闘いの連続。血圧高めで薄味好きのオジサンになってしまった今では、もうこんな闘いは描けない。というか、これ以降、闘いの漫画を描く気がなくなってしまった

引用元:ORICON STYLE

原作「ドラゴンボール」がジャンプでの連載を終えた後も、ドラゴンボール関連作品は作り続けられます。アニメオリジナル作品「ドラゴンボールGT」をはじめ、鳥山明監修の「ドラゴンボール超」などなど。

鳥山氏が苦しみの中で魔人ブウ編まで描き切ってくれたからこそ、ドラゴンボールは現在に至るまで続いています。

「作者の意向を無視してまで続けて良かったのか」という声はもちろんあると思います。この意見もごもっとも。

現在進行形でドラゴンボールを楽しんでいるイチファンとしては、「ここまで続いてくれて良かった」。というのが率直な感想です。また、作者の鳥山明氏には、感謝の念しかありません。

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