ベジータ王の戦闘力について考察してみました。記事後半では、フリーザ軍におけるベジータ王の戦闘力のランクを調べてみました。
ベジータ王の戦闘力はどれくらい?
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ベジータ王とは?本当の名前はベジータ王三世
戦闘民族サイヤ人の王で、惑星ベジータの頂点に君臨するのがベジータ王です。ちなみに、正式な名前は「ベジータ王三世」だそうです。
彼は、ベジータとターブルの実の父親でもあります。原作には登場しませんでしたが、アニメやゲームではすでにお馴染みのキャラとなっています。
見た目はベジータにひげを生やした感じ。身長はベジータ王の方が高いですが、顔のつくりはそっくりです。髪の毛やひげの色は茶色ですが、正真正銘の純血サイヤ人。
(※純血のサイヤ人は黒髪だと決まっていますが、アニメ当初にはまだその設定がなかったため、ベジータ王は茶髪になっています)
ベジータ王の性格は、残忍かつ冷酷。赤子のブロリー(戦闘力1万)を辺境の星に送って抹殺しようとしたりしています。そんなベジータ王ではありますが、実はかなりの知略家でもあります。
界王曰く「ツフル人に勝るとも劣らない頭脳」を持っていたようです。荒くれ者ばかりのサイヤ人をまとめ、組織としてちゃんと機能させていたことからもその頭の良さは伝わってきます。
戦闘民族サイヤ人の頂点に立ち、頭も良いベジータ王。その戦闘力はどれくらいなのでしょうか。
公式情報(?)「戦闘力1万~1万2000」
ベジータ王の戦闘力をネットで調べると、「戦闘力1万」「戦闘力1万2000」という情報が出てきました。書き込みによると公式情報らしいのですが、ソースは不明です。
この戦闘力の数値が正しい情報なのかどうかは不明ですが、色々と調べていくと妥当な数値であることが分かってきます。
ベジータ「王の力などガキのころに超えていた」
ベジータの「王の力などガキのころに超えていた」という発言は、ベジータ王の戦闘力を知る重要な手がかりになります。このセリフは、ナメック星でフリーザに対するベジータのセリフです。
地球襲来時のベジータの戦闘力は1万8000。「ガキのころ」と言っているので、ベジータ王の戦闘力はこの数値よりも低くなります。
アニメでは、幼少期のベジータが5体もの栽培マンを同時に倒している描写があります。栽培マン(地球の土で育てた場合)の戦闘力は1200。このことを考えると、幼少時のベジータの戦闘力は少なくとも数千はあるものと推測できます。
サイヤ人の頂点に君臨
ベジータ王は、サイヤ人の頂点に君臨しています。好戦的なサイヤ人をまとめるためには、やはりそれなりの戦闘力が必要です。下級戦士程度の戦闘力では、サイヤ人のトップに立つことはできないはず。
ちなみに、下級戦士・ラディッツの戦闘力は1500。中級戦士(?)・ナッパの戦闘力は4000。上級戦士・ベジータの戦闘力が1万8000。
このことから、ベジータ王の戦闘力は4000~1万8000の間だと推測できます。やはり「戦闘力1万」「戦闘力1万2000」あたりが妥当な気がします。
ちなみに、ブロリーは生まれた時すでに戦闘力は1万を超えていたようです。また、下級戦士でありながら数々の死線をくぐりぬけてきたバーダックの戦闘力も1万近くあったようです。
戦闘力:1万8000
■ブロリー(赤ちゃん)
戦闘力:1万以上
■ベジータ王
戦闘力:1万2000(?)
■バーダック
戦闘力:約1万
■ナッパ
戦闘力:4000
■ラディッツ
戦闘力:1500
■栽培マン
戦闘力:1200
ベジータ王が危機感を抱いて星に飛ばしたのも理解できます。
フリーザに一撃で殺される
ベジータ王は、フリーザ軍と手を組んでいました。ですが、自分を奴隷同然に扱うフリーザのことを憎く思っていたようです。そして、エリートサイヤ人とともに謀反を起こします。
フリーザ軍の下級兵士たちをなぎ倒しながらフリーザのもとへ。ですが、フリーザ(戦闘力53万)の一撃によってベジータ王はダウン。その後、エリート戦士もろともエネルギー波で焼かれてしまいます。
1万20000程度であれば、瞬殺されるのも納得です。大猿化して戦闘力を10倍にした状態で挑めば、もう少しいい勝負になったかもしれません。
【結論】
色々と調べた結果、ベジータ王の戦闘力は「1万~1万2000」が妥当な数値となりました。やはり、公式情報なのかどうかは不明ですが(汗)。ソースを見つけたら追記します。
フリーザ軍におけるベジータ王の戦闘力は…
フリーザ軍のメンバーの戦闘力を一覧にまとめてみました。ベジータ王の戦闘力を1万2000としたとき、彼は一体どのあたりに位置するのでしょうか。一覧にすると、ベジータ王の戦闘力の低さに驚きました。
戦闘力:1億2000万
■フリーザ(最終形態)
戦闘力:360万
■フリーザ(第3形態)
戦闘力:200万以上
■フリーザ(第2形態)
戦闘力:100万以上
■フリーザ(第1形態)
戦闘力:53万
■ベジータ王(大猿)
戦闘力:12万
■ギニュー
戦闘力:12万
■ザーボン(変身後)
戦闘力:3万
■ドドリア
戦闘力:2万2000
■ベジータ
戦闘力:1万8000
■キュイ
戦闘力:1万8000
■ブロリー(赤ちゃん)
戦闘力:1万以上
■ベジータ王
戦闘力:1万2000(?)
■バーダック
戦闘力:約1万
■ナッパ
戦闘力:4000
■ラディッツ
戦闘力:1500
■栽培マン
戦闘力:1200
ベジータ王の戦闘力は、フリーザの側近であるザーボンとドドリアにも遠く及びません。ギニュー特戦隊のリーダー・ギニューに至っては、ベジータ王の10倍の戦闘力をもっています。
彼らはスカウターで戦闘力が数値化されているはず。よくそんな状態で謀反を起こしたな…。と思ったのですが、サイヤ人たちは「大猿化」という特殊能力をもっています。
大猿化すれば、戦闘力は10倍にまで跳ね上がります。そうなれば、ギニューと同等の力を手にすることができます。他の上級戦士も戦闘力1万程度あるとすれば、ザーボン、ドドリア、ギニュー特戦隊は殲滅できたかもしれません。
ただ、フリーザの戦闘力がケタ違いに高いので第2、第3形態あたりで全滅させられてしまいまそうです。ベジータ王が、フリーザが変身した後の戦闘力を知っていれば謀反なんて起こそうとは思わなかったかもしれません。