ベジータとブルマの二人目の子供。娘の名前の由来について紹介します。また、ベジータがつけようとしていた「幻の娘の名前」についても触れます。
ドラゴンボール ベジータの娘の名前はブラ
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ブラのプロフィール
ブラ
■父親
ベジータ
■母親
ブルマ
■兄
トランクス
ベジータとブルマの2人目の子供、ブラ。ベジータ家にとっては初めての娘である。トランクスの14歳年下の妹。原作では、ブウ討伐から10年後が描かれた最終話で幼い少女の姿で初登場。
原作では小さな女の子の姿で最終話にのみ登場したブラ。パンよりも1歳年下という設定でした。舞空術で世界一周を成し遂げ、道着で天下一武道会に出場したパンとは対照的に、女の子らしい恰好で観客席から応援していましたね。サイヤ人とは違い、戦いには興味が無さそうでした。
原作ラストから5年後の世界を描いた「ドラゴンボールGT」では、8歳となったブラ。8歳とは思えない高身長と大人びた雰囲気をまとっていました。パンの方が年上のはずなのに、完全にブラの方が大人っぽかったですね。
「ドラゴンボール超」では、ブルマの妊娠から出産までが描かれました。出産とは言っても、通常のそれとは異なり、ウイスの力によってお腹から一瞬で取り出してましたね。誕生時のブラも、特徴的なタマネギヘアーは健在でした。
(※ピクシブ百科事典「ブラ(ドラゴンボール)」によると、舞空術は使えるらしいです)
名前の由来
ベジータの娘・ブラの名前の由来は、「ブラジャー」。女性用の下着が名前の由来になっています。現実社会なら「キラキラネームだ!」と批判されそうな名前ですよね(笑)。
自分の娘になぜ、下着の名前をつけたのか。その理由は、ブルマ家がそういう家系だからです。ブルマ含め、一族全員が下着にちなんだ名前がつけられています。
- ブリーフ博士
- ブルマ
- タイツ(ブルマの姉)
- トランクス
- ブラ
一族の男性の名前は、男性用下着に由来。女性の名前は、女性用下着に由来しています。この流れを汲み、ブラが命名されました。
一見適当につけられている名前なのに、不思議と定着するんですよね。男性用下着に由来するトランクスですが、普通にかっこいいですしね。
エシャロットになる予定だった?
ブラは、ブルマ一族であるのと同時に、ベジータの血を受け継ぐサイヤ人でもあります。父親のベジータとしては、ブラの名前はサイヤ人の流れを継ぐような「野菜に由来した名前」をつけたかったのではないか…。
実は、ベジータはブラの名前を「エシャロット」にしようとしていたという設定があります。エシャロットとは、ネギ属の多年草でタマネギのような見た目をしている野菜です。
ただ、結果的には「ブラ」となりました。話し合いで決まったのか、それともブルマの強行だったのかは不明。幼少時のブラの髪型がタマネギっぽいのは、「エシャロット案」の名残かもしれませんね。
ブルマがベジータの気持ちを汲んでタマネギ風の髪型にしたと考えることもできそうです…。と思ったのですが、ウイスがブルマのお腹から取り出した時すでにタマネギの髪型になってました。
混血のサイヤ人の名前はみんな〇〇
- ブラ
- トランクス
- 孫悟飯
- 孫悟天
- パン
ブラやトランクスなどサイヤ人と地球人の混血キャラの名前の由来は、全て地球人の流れをくんでいます。
上でも紹介したように、ブラ・トランクスは下着系の名前。悟飯・悟天は中華系の名前。みんなサイヤ人側の名前の由来ではなく、地球人側の名前の由来となっていますね。
こうして見ると、ベジータの娘がエシャロットではなく、ブラになったのも既定路線だったといえそうですね。
パンは原作最終話で登場したので、名前のカテゴリを分ける必要がなかったのかもしれませんね。
ネットの声「ブラ…だと!?」
トランクスの妹の名前が「ブラ」って可哀そすぎるだろw ちなみにブルマのとーちゃんの名前は「ブリーフ」。 #ドラゴンボール pic.twitter.com/y4Q3SNA56M
— バクラ358 (@51131063400) 2017年3月26日
ドラゴンボールさ、ブルマの子供の名前がブラって笑笑笑
— 座敷わらし (@mamirin3469) 2017年4月2日
ドラゴンボール30周年で思い出したけど、ブルマって最初自分の名前にコンプレックスあったよね。それが我が子にはトランクスだのブラだのと目も当てられない名前を付けるあたり血は争えない
— たけやん@転生しました (@ssplus7) 2016年10月27日
Twitterで、ブラの名前についての感想を調べてみました。由来が由来なだけに、「キラキラネーム」「ひどい(笑)」なんて声が目立ちますね。たしかに現実社会で女の子の名前がブラだったら、確実にいじられそうです。ドラゴンボールの世界観だからこその名前ですよね。
個人的に印象に残ったのは、「自分の名前(ブルマ)にコンプレックスがあったはずなのに、自分の娘の名前にブラとつけてる」というもの。たしかに血は争えないですね。
ちなみに、ブルマの母の名前は現在も不明のままです。原作にも登場する古参キャラですが、未だに「ブルマのママ」なんですよね。