コナン「おまえ(灰原哀)組織にいた頃…」【言葉の真意】

数多くの伏線を貼っている漫画「名探偵コナン」。意味深なセリフも多いです。本記事では、その意味深なセリフの一つ「おまえ(灰原哀)組織にいた頃…」という言葉の真意について考察してみようと思います。

灰原哀に関しては、まだまだ謎が多いんですよね。上記セリフの他にも、様々な謎をはらんでいます。

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コナン「お前ひょっとして組織にいた頃…」の言葉の意味

言葉が出てきた経緯

お前ひょっとして組織にいた頃…

この言葉が出てきたのは『黒の組織との再会』(原作24巻、アニメ176~178話)です。以下は、言葉が語られた経緯です。

ある日、コナンと灰原が帰宅途中偶然ジンやウォッカが乗る黒いポルシェを見つけます。コナンの盗聴器でジン達のものであったものの、盗聴器の存在をしったジン達により追跡を断念。

しかし、コードネームピスコと名乗る人間が、暗殺を計画している事と、APTX4869を所持している事を知ったコナンと灰原は、暗殺を防いで薬を入手しようと考え、乗り込む事となります。

しかし、盗聴器を仕掛けた際に、灰原の髪の毛が一本抜けてしまい、ジンがその髪の毛が灰原のものだと気付き、ジン達が灰原の命を狙おうとします。

 

コナンが言おうとした言葉は…

コナンが『組織にいた頃・・・。』と言ったのは、ジンとの関係は良好だったのでは?という事になるでしょう。もっと言うと、ジンと恋人関係にあったのでは…?という意味にもとれます。ジンは、髪の毛を見ただけで灰原だと分かるほどですからね。

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灰原哀とジンとの関係は?【個人的考察】

「コナンの「組織にいた頃…」というセリフ」と、「髪の毛を見ただけで灰原だと分かる」という情報から、どうしても灰原とジンの組織にいた頃の関係性を勘ぐってしまいます。

ただ、私の推測だと、灰原とジンの関係はただの組織の仲間でしか考えられません。

髪の毛を見ただけで灰原だと分かってしまうのは、長年ずっと組織に居続けてその勘が働き灰原だと分かった事。

もう一つは灰原が日本人とハーフである事が後に明言されており、その事をジンが知っていたのか、その命を狙ったのかもしれない説です。原作では後に灰原の両親である宮野エレーナや宮野厚司の回想話が、安室透の中で語られています。

管理人の一言
ちなみに、ピスコは灰原を殺そうとする際に、宮野家と良好であったという事が発言の中で判明しています。つまり黒の組織に加入させられる前は、何も知らず組織がある計画で宮野家を利用する事となったのかもしれません。深掘りしても謎めいている黒の組織は一体どのような事をしているのかは、まだ明らかになっておりません。

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灰原哀 組織にいた頃何をしてた?

灰原は組織に入った時、両親の死をきっかけにAPTX4869の開発を引き継ぎ研究する事になります。

灰原の両親は事故死なのか暗殺なのかはまだ物語では語られてはいません。ただ、両親が何らかの研究で学会発表を準備していたという事は、後々の話に出てきております。

また『あの方』の正体である烏丸蓮耶が存命だった時、「烏丸グループ」というのが存在しておりました。それが黒の組織の本当の正体であるかも不明ですが、黒の組織のトップである『あの方』の正体が烏丸蓮耶だと考えると、黒の組織は烏丸グループという結論になるのでしょう。

 

灰原の両親の研究を受け継いだのはいつから?

宮野夫妻が灰原=志保を出産したのは、おそらく烏丸グループに入ってからだと思われます。どういった経緯で、両親の跡を引き継ぎAPTX4869の研究を始めたのかは分かりません。

それに若干18歳ながら薬の研究をする頭脳をどうやって手に入れたのかというのも謎です。おそらく烏丸グループの財力のもと、公立小学校や中学校では学べない知識を、特別に志保に受けさせることが出来たのか、また海外のFBIにも狙われているという事を考えると、灰原は当時、外国で勉強していたのかという事になるかもしれません。

飛び級で大学に行ける制度がありますから、それを利用して医学の勉強をし、研究を引き継いだケースもありえます。そう考えれば、灰原が18歳でAPTX4869の研究をしていたのかも、ある程度理由が分かります。

 

灰原は普通の生活をしたかった?

組織から逃げ出す際APTX4869を飲み幼児化した灰原は、阿笠博士に保護され、コナン=新一の協力者として、小学1年生として生活する事となります。

最初は環境がなれなかったためか、素の灰原=志保の性格が出てしまう場面が多々ありました。しかし、本当はジンによって射殺された姉の明美みたいに、普通の生活がしたかったのかもしれません。原作でもアニメでもだんだんと性格が変わっていき、コナンや阿笠博士だけでなく少年探偵団に本心を言えるようになってきました。

きっと、狭まれた環境を解放された事が彼女にとって、大きな変化を与えたのかもしれません。

 

宮野エレーナとメアリー世良は姉妹で、世良真純は灰原の親戚?

女性探偵として登場している世良真純。彼女はホテル暮らしをしながら、領域外の妹と呼ばれる女性と暮らしています。

領域外の妹の本名は、メアリー。実は、彼女の雰囲気はなんと灰原にそっくりなのです。コナンは彼女が世良の母親でありAPTX4869を服薬して、幼児化してしまったのではと推理すると同時に、灰原と血縁関係があるのではとも考えるようになりました。しかし、その真相は原作でもアニメでも語られておりません。

今後どうなっていくのかは、原作やアニメで見守るようにしましょう。

 

灰原は命を狙われる?

新一がコナンになった時、阿笠博士がコナンに対して『投与した人間が死んだらまた命を狙われて、周りの人にも危害が及んでしまう。』と発言し、灰原をはじめ、コナンも黒の組織撲滅を目指し、正体を隠して活動をしています。

ただ、灰原の場合、黒の組織に在籍していた事もあり、黒の組織に命を狙われる可能性が高くなっています。ただ、ベルツリー急行事件の時、ベルモット以外にはシェリーは爆発に巻き込まれて死んだという説があります。

その説を通り越す事が出来れば、灰原は黒の組織に命を狙われる可能性が低くなると思われます。ただ、ベルモットがジン達に打ち明けるのかは分かりません。

 

【まとめ】「組織にいた頃…」言葉の真意は?

  • コナンが灰原哀に言った「お前ひょっとして組織にいた頃…」というセリフが意味深
  • ジンと恋人関係にあった説が浮上
  • ただの仲間っぽい

コナンが発言した『組織にいた頃・・・』灰原がどう思っていたのかは、どんな環境だったのかというのが、一番の本心かもしれません。今まで探偵活動をしながら、普通の生活が当たり前だったコナンにとって、灰原は黒の組織にずっといた事によって何らかの恐怖に耐えながらも、姉の明美のように、友達と笑ったり泣いたりすることが出来なった。

それがコナンや阿笠博士、周りの人間関係によって築き上げてきているというのが、出来つつあります。普段の生活が出来ていない灰原にとって最初は戸惑いもあり、また黒の組織から命を狙われるという気持ちがあって、死んでもいいという気持ちがあったのでしょう。

しかし探偵として犯人を追い詰めてはいけないという理論を持つコナンがいれば、きっと黒の組織の悪夢から解放されるかもしれません。

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