「ドラゴンボール」のライバルキャラ・ベジータの必殺技を一覧でまとめてみました。技の数が多いので、「気功波系の技一覧」「特殊系の技一覧」でそれぞれまとめています。
気功波系の必殺技ももちろんかっこいいですが、個人的には特殊系一つ目で紹介するアノ技が一番かっこいいと思っています。セリフ含めてかっこいい…。
ベジータ 気功波系の必殺技一覧
引用元:Twitter
まずは、ベジータの気功波系の必殺技を一覧で紹介します。知名度の高いギャリック砲をはじめとした多くの技をもっています。技のバリエーションは悟空以上です。
ギャリック砲
サイヤ人編で繰り出したベジータの必殺技「ギャリック砲」。ベジータの技の中で一番最初に登場した必殺技ですね。サイヤ人編でのベジータの時点で、惑星を破壊できるほどの威力があります。
両手で気を溜め、敵に向けて高出力のエネルギーを放出します。悟空のかめはめ波と似ており、ベジータもそのことについて言及していました。「ドラゴンボール大全集」7巻には、「ベジータ版かめはめ波」と紹介されています。構え方は違えど、その原理などはかめはめ波と同じなのかもしれませんね。
原作でギャリック砲が使われたのは、サイヤ人編のみ。ですが、派生作品では、度々使用されています。アニメ「ドラゴンボールGT」では、ベビーに寄生されたベジータが「超ギャリック砲」を使っています。
また、「ドラゴンボール超」では未来トランクスとともに親子ギャリック砲を披露しています。このシーンはかなりかっこいい。というか、トランクスもギャリック砲使えたんですね。
ギャラクシーブレイカー
サイヤ人編で登場したベジータの必殺技。気を充実させて、体から一気に解放します。この技によって、ナッパを処刑しました。
フラッシュストライク
フリーザ編で、キュイにとどめをさした必殺技です。指先から放った衝撃波で相手を爆発させます。キュイを葬った後の「汚ぇ花火だ」は、ベジータの名言として知られています。
連続エネルギー弾
多くの場面で使用しています。ネットでは、グミ撃ちと呼ばれることもあります。連続してエネルギー弾を打ちまくります。必殺技といっていいのか迷いましたが、ベジータはよく使うので一覧に入れておきました。
ファイナルギャリックキャノン
フリーザ編で、ザーボンにとどめをさした必殺技です。相手の腹に拳を突き刺し、そのまま片手でエネルギー波を撃ちこみます。残酷な技ですね。
ジェノサイドブレイカー
フリーザ編で、ジースに対して使用。敵の脇腹を手刀で砕き、エネルギー波でとどめをさします。この技の連続使用によって、ジースを倒しました。
ファイナルバーストキャノン
フリーザ編で、フリーザに使用しようとした技です。両手で気をためて前方にエネルギーを放出します。ナメック星を破壊できるほどの威力があったようですが、フリーザに蹴飛ばされてしまいました。
ビッグ・バン・アタック
人造人間編で登場したベジータの必殺技「ビッグ・バン・アタック」。人造人間19号戦で使用しています。とどめをさすために使いました。
片手に気を溜めて球体の気弾を相手に向かって放ちます。その威力はギャリック砲よりも上だとされています。ただし、気を1点に集中させているため周囲への被害は少ないようです。
小学生が考えたような技名ですが、ベジータが使うとかっこいいと感じてしまうから不思議です。
原作でこの技が使われたのはこの一度きり。映画「ドラゴンボールZ 激突!!100億パワーの戦士たち」では、メタルクウラ相手に使用していますが、瞬間移動でかわされており、不発に終わっています。
マキシマムフラッシャー
セル編で使用したベジータの必殺技「マキシマムフラッシャー」。自爆から復活したセルに使用しています。右腕を後方に引いてから、エネルギーを放出します。
ファイナルフラッシュ
完全体になったセルに対して使用した必殺技です。手を大きく開き、エネルギーを溜めて、両手を前に突き出す形でエネルギーを放出する技です。威力は高いですが、エネルギーを溜める時間が長く、隙も多い技だといえますね。
ベジータはセルを挑発することで、攻撃をよけないように仕向けました。結局セルを倒すことはできませんでしたが、威力は絶大。海は割れ、エネルギー波は宇宙空間にまで飛んでいきました。
地球に影響が及ばないように、範囲を絞って使いました。ベジータなりに気を使ったようですね。
漫画では、一度きりの使用でした。アニメでは複数回使用しています。「ドラゴンボール超」では、破壊神シャンパ編に登場したオッタ・マゲッタに対して使用しています。また、未来トランクスもこの技を使用しています。
アトミックブラスト
魔人ブウに対して使用。片手の指先から貫通力の高い気弾を放出します。この技によって、魔人ブウの腹に風穴を開けていました。
貫通力の高い気功波系の必殺技ということで、ピッコロの魔貫光殺砲と似ていますね。貫通系の技は総じてかっこいい。
ファイナルエクスプロージョン
魔人ブウに対して使用。自分の全ての気を爆発させる自爆技です。ベジータはブウを消滅させるためにこの技を使い、ブウは粉々になりましたが、すぐに再生されてしまいました。
「ドラゴンボール超」の力の大会でもベジータは同じ技を使用。ですが、この時はベジータの実力が上がっていたため、死ぬことはありませんでした。
ファイナルシャインアタック
「ドラゴンボールGT」で複数回使用。手に緑色の気を溜め、一直線に放出します。その威力は上で紹介した技「ファイナルフラッシュ」を上回ります。
ただし、不発で終わることの多い不遇の必殺技でもあります。超17号相手に初披露して直撃しましたが傷ひとつ与えられませんでした。超17号は「これがどうした」と平気な様子でした。その後も一神龍相手に何度か使おうとしますが、いずれも不発に終わります。
気円斬
元々はクリリンの編み出し、ナッパに傷を負わせた技。ですが、ベジータも使用しています。この技は、気を円盤状に練り上げて高速回転させることによって切断力を高めています。
クリリンの他に、ベジータ、フリーザ、悟空までも同様の技を使っています。以下は、気円斬(らしきもの)を使ったキャラ一覧です。
- クリリン
- ベジータ
- 悟空
- 人造人間18号
- フリーザ
- セル
- セルジュニア
魔空包囲弾
元々はピッコロの技です。人造人間17号戦で使用しました。無数のエネルギー弾を放ち、敵を取り囲みます。そしてそれらを一斉に敵にぶつけます。17号は、この技をバリアで防いでいました。
アニメでは、ベジータも同様の技を使用しています。アルティメット悟飯吸収後のブウに対して使用していますが、こちらもバリアで防がれました。バリアを張るしか対処法がないようで、かなり優秀な技のようです。
ベジータ 特殊系の必殺技一覧
続いては、特殊系の必殺技一覧を紹介します。気功波系の技の多さからも分かるように、ベジータは結構技巧派なんですよね。
パワーボール
サイヤ人編の悟空との戦闘で使用。限られたサイヤ人のみが使用できるという特殊技です。体力を消費して気球を発生、そこに酸素を混ぜ合わせることで人工の満月を作り出すことができます。
作り出した満月には、1700万ゼノを超えるブルーツ波が含まれています。このことにより、大猿への変身が可能となります。月のない場所で大猿に変身する大技ですね。
月を見ると大猿化して戦闘力を10倍に引き上げるサイヤ人ならではの技といえますね。限られたサイヤ人のみ使用可能ということで、原作ではベジータのみが使用。
ですが、アニメでは複数人のサイヤ人が使用しています。以下はパワーボールを使用したサイヤ人一覧です。
- ベジータ
- ベジータ王
- ターレス
王家出身のサイヤ人のみ使用可能な技かと思いきや、下級戦士のターレスも使用しています。
フュージョン
悟空があの世でメタモル星人に教わった合体技。ベジータももちろん使うことができます。もちろん単独では不可能です。原作では使用していませんが、アニメで使用。ジャネンバ戦、ブロリー戦の2回使用して、ゴジータとなって戦っています。
フュージョンは、気や体型が近い二人が左右対称で同じ動きをすることで完成する技です。特定の動きをした後で、指先を合わせることで融合。強力な力を得ることができます。ただし、ポーズを間違えたりすると弱体化した融合体となってしまいます。
融合していられる時間は30分です。悟空とベジータは変身失敗するたびに30分待って変身をやり直していました。フュージョンのポーズは相当ダサく、ベジータは本気で嫌がっていました。
悟空とベジータのフュージョンでゴジータ。悟天とトランクスのフュージョンでゴテンクス。このように、名前まで融合します。
ゲームでは、ヤムチャと天津飯がフュージョンした姿「ヤム飯」が登場。また、ドラゴンボールがジャンプに連載していた時の読者企画で、クリリンとピッコロのフュージョン「ピリリン」を書き下ろしています。