ドラゴンボール超 面白くない・つまらない【不評の7大理由】

「ドラゴンボール」の正史とされる「ドラゴンボール超」。ですが、ネット上では「面白くない」「つまらない」「ひどすぎる」という不評が多く投稿されています。

本記事では、なぜここまで不評が多いのか。その理由を7つにまとめてみました。ちなみに、私はドラゴンボール超を面白いと思っています。ただ、納得できない部分も大いにあります。

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ドラゴンボール超が面白くない・つまらない【7つの理由】

①強さの設定がおかしい

一つ目の面白くない・つまらない理由は、「強さの設定がおかしい」。

「ドラゴンボール超」では、登場キャラクターの強さの設定がむちゃくちゃになっています。ここに不満を持つ方はかなり多いです。具体例をざっと挙げてみます。

  • ピッコロ、クリリンがフリーザ軍に苦戦
  • 修行をサボっていたとはいえ、悟飯が弱すぎる
  • 未来トランクスの謎強化
  • 密猟者から森を守っていたはずの17号が、超サイヤ人ブルーの悟空と互角に戦える
  • 力の大会での亀仙人が強すぎる

新しいキャラクターの強さ設定は良いのですが、原作に登場したキャラクターの強さ設定がむちゃくちゃになっています。個人的には、亀仙人の強化、悟飯の弱体化に特に違和感を抱きます。

Twitterで「面白くない」「つまらない」などの不評を調べていて、一番多かったのがこの理由でした。原作のドラゴンボールに馴染みがある方であれば、ドラゴンボール超の強さ設定に違和感を抱かない人はいないと思います。面白い派の私もかなりの違和感を抱いています。

管理人の一言
強さ設定については、ある程度説明があるものもあります。例えば、ピッコロがシサミに苦戦していた理由は、「フリーザのトレーニングに半年付き合っていたから、パワーアップしていた」から。一応の説明はつきます。

 

また、17号が強すぎる理由は「17号が守っていた森にセルジュニア(?)が紛れ込んでいて、戦っていたから(「ドラゴンボール超 8巻」の巻末特別漫画より)」。などなど。

 

まぁセルジュニアと戦っていたとしても、17号が超サイヤ人ブルーに匹敵する強さを手に入れることができるとは思えませんが…。

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②設定がむちゃくちゃ

二つ目の面白くない・つまらない理由は、「設定がむちゃくちゃ」。

一つ目に紹介した「強さ設定がおかしい」という理由にも通じる部分ですが、設定がむちゃくちゃなのは強さだけではありません。様々な部分での設定が改変されたり、付け加えられています。しかも、結構雑に…汗。

設定変更の不評でよく耳にするのは、ポタラの仕様変更。「合体に時間制限がある」という設定が付け加えられています。

原作の終盤で登場したポタラ。つけたもの同士を合体させることができます。原作では、一度合体した者たちは二度と解除されないとありました。この点が、フュージョンとの大きな違いとされていました。

ですが「ドラゴンボール超」では、「合体の対象が界王神でない場合は、合体に時間制限がある」という設定が付け加えられました。

さらに、「合体したら二度と解除できない」という原作の設定も、ドラゴンボールの力を使えば解除可能という設定が付け加えられています。ドラゴンボールの力によって、キビトと界王神は分離しています。

ポタラの設定に関しては、どうしても後付け感がぬぐえないですね…。

管理人の一言
原作で悟空とベジータがポタラ合体した時には、ブウの体内に入ったことで合体が解除されました。これは、魔人ブウの体内という特殊空間に入ったからだと解釈されてきたのですが、「ドラゴンボール超」の設定追加によって、時間制限によって解除されたということになりました。

 

③絶望感が足りない

三つ目の面白くない・つまらない理由は、「絶望感が足りない」。

上記Twitterの投稿を読んで、妙に納得してしまいました。たしかに、「ドラゴンボール超」では原作のフリーザ、セル、ブウほどの絶望感がありません。

戦闘力的には「ドラゴンボール超」に登場する敵キャラの方が圧倒的に強いはずなのに、なぜ絶望感がないのでしょうか。演出や設定などいろいろな理由は考えられそうですが、個人的には「破壊神ビルスの存在」が大きいと感じています。

ドラゴンボール超の最初に登場した破壊神ビルス。悟空やベジータよりも数段上の実力を持っています。当初は地球を破壊しようとする敵(?)として登場しますが、現在では悟空たちの師匠的存在になっています。

悟空よりも強く、絶対的な力を持つビルスが後ろにいることが絶望感を希薄にしているのだと感じます。悟空がピンチに陥っても、ビルスが助けにくるのではないか…。と頭の片隅で感じてしまいます。

あくまで個人的な見解ですが、ビルスの存在が「ドラゴンボール超」の絶望感を薄くしている要因な気がします。そして、絶望感の欠如が「面白くない」「つまらない」という不評につながっているのかもしれません。

管理人の一言
これまでも、悟空よりも上の力を持つキャラクターは存在しました。亀仙人、地球の神、界王などなど。ただし、それ以上に強いピッコロ大魔王、マジュニア、サイヤ人、フリーザなどの敵キャラがいたため、絶望感がありました。

 

ビルスが悟空の味方のようになってしまったことも絶望感の希薄化に深く影響しているように感じます。

 

④アニメがグダグダすぎる

四つ目の面白くない・つまらない理由は、「アニメがグダグダすぎる」。

この類の不評は、長期アニメあるあるといっても過言ではないですね。「ドラゴンボール超」だけでなく、「ドラゴンボールZ」「ワンピース」なども、同じ問題を抱えています。

アニメの尺を稼ぐために、アニメオリジナルの展開(日常回など)に入ったり、展開を引き延ばしたりします。そのせいで、本来の展開が遅くなってつまらなく感じてしまう…。

この不評は、枠が決まっているアニメの性質上仕方のないことかもしれませんね。「面白くない」「つまらない」という不評が出るのも当然といえば当然かもしれません。

管理人の一言
漫画だと瞬殺したのに、何故かアニメだと苦戦してる…。というのは、ドラゴンボール超に限ったことではありません。

 

⑤アニメの作画崩壊

五つ目の面白くない・つまらない理由は、「アニメの作画崩壊」。

「ドラゴンボール超」放送当初は、ネットで「作画がひどい」「作画崩壊レベル」なんて不評が飛び交っていました。たしかに、ビルス編、フリーザ編、シャンパ編あたりの作画は、「え…?」と思うことも度々ありました。

微妙な作画で、遅い展開…。「面白くない」「つまらない」と不評が出るのも納得です。

アニメの作画に関しては、後半にいくにつれて徐々に改善されていっています。良くなってきたのは未来トランクス編あたりからですね。1期ラストの「宇宙サバイバル編」では、逆に神作画だと絶賛されることもありました。

特に悟空とジレンとの対決シーンは、映画でも通用するレベルのハイクオリティな作画だったと感じました。

管理人の一言
ドラゴンボールの方が視聴率も良いし確実に儲かっているはずなのに、深夜アニメの方がクオリティが高かったりしますよね。あれはどういうカラクリなんでしょう…。

 

⑥キャラ崩壊

六つ目の面白くない・つまらない理由は、「キャラ崩壊」。

原作から引き続き登場しているキャラクターのあり得ない行動やセリフ。原作ファンは、許せないと感じる人も多いでしょうね。

特にキャラ崩壊していると指摘されるのは、ベジータ。サイヤ人の王子としてドラゴンボールのキャラの中で一番プライドの高い性格として描かれてきました。

そんなベジータですが、「神と神」では「さぁ~!楽しいビンゴ大会のはじまりはじまり~!!」と言いながらダンス。アニメ「ドラゴンボール超」では、たこ焼きを焼いたりしています。

初登場時のベジータと比べると、とても同じ人物とは思えないほどの変わりっぷりですよね。プライドを投げ捨てているように感じます。

ただ、原作でも終盤あたりにはベジータがギャグを担当したりすることもあります。ブウ編では「自分の妻のをやりゃーいいだろ!! チチの乳の写真を!!!」というギャグ発言もありましたね。その影響もあってか、不評の声と同時に絶賛の声も多かったとか。

管理人の一言
上記ツイートの「悟空は原作終盤では知的な雰囲気すら出てたのに」という指摘で思い出すのは、未来トランクス編での悟空のあり得ないヘマ。魔封波をする際に必要なお札を持ってきておらず、結局封印することができなかったというエピソードがあります。

 

魔封波を再登場させておいて、単純ミスの失敗に終わる…。一連の展開はなんだったんだ…という気持ちになりました。

 

⑦未来トランクス編のラストがひどい

七つ目の面白くない・つまらない理由は、「未来トランクス編のラストがひどい」。

前回書いたドラゴンボール超 面白い・面白すぎ【7つの理由】という記事では、未来トランクス編が絶賛されていると評しました。

未来トランクスが再登場したり、シリアスな展開を「面白い」と感じた人が多いのは事実です。私も未来トランクス編からハマりだしました。ただ、そのラストは不評が多いようです。

※以下「未来トランクス編」のネタバレになります。まだ見ていない方は注意してください。

未来トランクス編のラストでは、悟空が呼び出した全王がザマスごと宇宙全体を消し去ってしまいました。トランクスが守ろうとしていた世界は、地球だけでなく全宇宙が消滅しました…。

いくら別世界とはいえ、ちょっとひどすぎるラスト。結果的には他の平行世界が守られたとはいっても、とてもハッピーエンドには思えません。トランクスがこれまでセルを倒したり、ブウの復活を阻止したりしたことは無意味だったのか…と感じてしまいます。

しかも、ドラゴンボールで元に戻すでもなく、トランクスとマイは、二人だけでダーブラが出現する前の自分たちの世界に帰っていってしまいます…。それでいいのか…(その世界には、トランクスとマイが二人ずつ存在することになります)。

釈然としないラストに、ネット上では「面白くない」「つまらない」という不評が投稿されています。

管理人の一言
評価も期待値も高かった未来トランクス編なだけに、ラストに落胆した人も多かったはず。作画も良かったのに…。

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ドラゴンボール超の批判動画が面白い




上記動画は、Youtubeで話題になっていたドラゴンボール超に対する批判動画です。投稿者はBiX【ビックス】さん。視聴回数は現時点で116万回を突破しています。

「ドラゴンボール超への不満をぶちまけてみた」というタイトルで、内容も批判です。ただ、ドラゴンボール愛が強い上での批判ということが伝わってきます。

色々と納得できる部分があるので、まだ動画を見たことがないという方はチェックしてみてください。

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