名探偵コナンの声優にベテランが多い理由【一番のベテランはあの人!】

コナンに出演する声優は、ベテランが本当に多い。本記事では、「ベテランが多い理由」「一番のベテラン声優」について紹介していきます。

『名探偵コナン』のキャスト陣は、70年代から90年代にデビューした声優さんが登場しており、また現在でも第一線で活躍している方ばかりです。長寿アニメはアニメの創成期時代から活躍している方もいらっしゃるので、ベテランという見分けはつかないのではと思います。

ここでは、2018年12月現在、名探偵コナンに出演していらっしゃるキャストの芸能歴を紹介していき、声優さんがデビューした年に何があったのかを紐解き、真相に迫ってまいります。

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名探偵コナン 主要キャラ声優の声優歴【一番のベテランは〇〇】

江戸川コナン(声優:高山みなみ)

■代表作
「楽しいムーミン一家(ムーミン・トロール)」
「魔女の宅急便(キキ、ウルスラ)」
「忍たま乱太郎(猪名寺乱太郎)」

■声優デビュー作
「学園特捜ヒカルオン(女子生徒役)」
1987年

■声優歴
31年

声優歴31年。まさにベテランの域ですよね。声優に詳しくない人でも、高山みなみさんの名前は知っている方も多いですよね。

1987年にデビューした高山さんは、OVAで発売された『学園特捜ヒカルオン』にてデビュー。その後『ミスター味っ子』の主人公、味見陽一役で主役デビューを飾り、以降数多くのアニメ作品に出演されています。

1987年は、『ビックリマン』シリーズの第1作目がテレビ朝日系列でスタート。また富士子・F・不二雄原作の『エスパー魔美』や田河水泡原作の『のらくろクン』。さらに、北条司さん原作の『シティーハンター』がスタートもこの年からでした。

 

毛利蘭(声優:山崎和佳奈)

■代表作
「スーパービックリマン(アムル)」
「ママレード・ボーイ(秋月茗子)」
「ひみつのアッコちゃん第3作(加賀美あつこ)」

■声優デビュー作
「緊急発進セイバーキッズ(天神林ラン役)」
1991年

■声優歴
27年

蘭姉ちゃんの声優・山崎和佳奈さんの声優歴は27年。高校生の蘭姉ちゃんの年齢よりも一回り近く声優をされていることになります。

1991年にデビューした山崎さんは、『緊急発進セイバーキッズ』でデビュー。実はこの作品の原作は、ルパン三世を生み出したモンキー・パンチさんなのです。また、最初に演じた役ランであり、またコナンを制作しているトムス・エンタテイメントによるアニメ作品なので、不思議な縁があります。

1991年は、バブル崩壊の年でしたが、アニメでは良作と呼べる作品が数多く登場しました。『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』をはじめ、『ゲンジ通信あげだま』『おばけのホーリー』『トラップ一家物語』といった作品がこの年に生まれています。

 

毛利小五郎(声優:小山力也)

■代表作
「24 -TWENTY FOUR-(ジャック・バウアー)」
「吹き替え(ジョージ・クルーニー)」
「吹き替え(キアヌ・リーブス)」

■声優デビュー作
「ER緊急救命室(ダグラス・ロス)」
1996年

■声優歴
22年

驚きなのは、毛利蘭の声優・山崎和佳奈さんよりも、父親役の小五郎の声優さんの方が声優歴が長いということ。小五郎の声優は一度交代していますからね。そのことも関係しているのかもしれません。ただ、二代目小五郎声優・小山力也さんも声優歴22年ということで十分ベテランの域ですが。

俳優としては1987年にデビューし、俳優業としては高山さんと同期にあたる2代目毛利小五郎役の小山力也さん。1996年にアメリカで放送されたドラマ『ER緊急救命室』が声優としてのデビュー作でした。

『名探偵コナン』はこの年の1月に放送がスタート。また『キテレツ大百科』の後番組として、『こちら葛飾区亀有公園前派出所』やミニ四駆ブームを作った『爆走兄弟レッツ&ゴー!!シリーズ』がスタート。また、世界名作劇場の地上波最後の放送であった『家なき子レミ』もこの年に放送されました。

 

灰原哀(声優:林原めぐみ)

■代表作
「魔神英雄伝ワタルシリーズ(忍部ヒミコ)」
「新世紀エヴァンゲリオン(綾波レイ)」
「ポケットモンスターシリーズ(ムサシ)」

■声優デビュー作
「めぞん一刻(幼稚園児B・洋助、近所の女役)」
1986年

■声優歴
32年

現在でも多くの作品に端役主役問わず数多く出演している林原めぐみさん。高橋留美子さん原作の『めぞん一刻』にて、声優デビューをします。

1986年は鳥山明さん原作『ドラゴンボールシリーズ』の第1作、『ドラゴンボール』がスタートした年。他にも、『メイプルタウン物語』『愛少女ポリアンナ物語』『あんみつ姫』といった作品が放送されました。

 

服部平次(声優:堀川りょう)

■代表作
「ドラゴンボールシリーズ(ベジータ)」
「剣勇伝説YAIBA(鬼丸猛)」
「GS美神(横島忠夫)」

■声優デビュー作
「夢戦士ウイングマン(広野健太役)」
1984年

■声優歴
34年

「ドラゴンボール」「GS美神」など往年の名作アニメに関わっている堀川りょうさん。声優歴は34年。ベテラン中のベテランです。

服部平次役の堀川りょうさんは、1960年代からテレビドラマや映画、舞台に出演。1984年の『夢戦士ウイングマン』にて声優活動をスタートしました。

1984年は、ロサンゼルスオリンピックが開催された都市。この年には、『北斗の拳』をはじめ、『魔法の天使クリィミーマミ』から続く魔法少女アニメ『魔法の妖精ペルシャ』がスタート。また、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』や『とんがり帽子のメモル』などが放送されました。

 

阿笠博士(声優:緒方賢一)

■代表作
「忍者ハットリくん(獅子丸)」
「らんま1/2シリーズ(早乙女玄馬)」
「魔法陣グルグル(アドバーグ・エルドル【キタキタ親父】)」

■声優デビュー作
「あしたのジョー(ドヤ街の住人役)」
1970年

■声優歴
48年

堀川りょうさんを超える声優歴・48年。まさに声優人生だといっても過言ではありませんね。

1970年のデビュー以降、数多くのアニメ作品に主役端役問わず出演している緒方賢一さん。
1970年代はまだ日本のアニメの創成期時代でもあり、国産アニメ第1号『鉄腕アトム』が放送されてからまだ7年しか経っていません。

その中で生まれた有名作は、緒方さんがデビューした『あしたのジョー』をはじめ、『昆虫物語みなしごハッチ』や『いなかっぺ大将』『魔法のマコちゃん』がありました。

 

吉田歩美(声優:岩居由希子)

■代表作
「無人惑星サヴァイヴ(ルナ)」
「パッタポッタモン太(モン太)」
「月は東に日は西に 〜Operation Sanctuary〜(仁科恭子)」

■声優デビュー作
「マクロス7(端役として)」
1994年

■声優歴
24年

少年探偵団のムードメーカー役である吉田歩美役を演じている岩居由希子さん。岩居さんは現在歩美役としての声優活動が主であり、また絵本の読み聞かせを動画サイトで投稿する活動もしています。

1994年はセガサターンやプレイステーションが発売された年であり、声優活動にさらに幅を広げたゲーム機が登場したきっかけを作った年でもあります。

この年には元・SMAPの香取慎吾さんが出演した『赤ずきんチャチャ』、カードキャプターさくらを生み出したCLAMP原作のファンタジーアニメ『魔法騎士(マジックナイト)レイアース』などが生み出されています。

 

円谷光彦(声優:大谷育江)

■代表作
「姫ちゃんのリボン(野々原姫子、エリカ)」
「ポケットモンスターシリーズ(サトシのピカチュウ)」
「ONE PIECE(トニー・トニー・チョッパー)」

■声優デビュー作
「めぞん一刻(ペットショップ店員役)」
1986年

■声優歴
32年

少年探偵団の頭脳的存在、円谷光彦役を演じている大谷育江さん。実は、大谷さんは高山さんとデビューした時期が同じであり、高山さんとは同期なのです。

高山さんは初主役がデビューしたてだったのに対し、大谷さんは1991年に放送された『21エモン』のモンガー役で主要キャラクターとしてデビュー。翌年の92年に『コボちゃん』の田畑小穂、『姫ちゃんのリボン』の野々原姫子役とエリカ役で、主役を演じる事となりました。

 

小嶋元太(声優:高木渉)

■代表作
「緊急発進セイバーキッズ(天神林ケン)」
「GTO(鬼塚英吉)」
「Yes!プリキュア5シリーズ(ブンビー)」

■声優デビュー作
「ミスター味っ子(作業員役、他端役など)」
1987年

■声優歴
31年

少年探偵団の切り込み隊長の小島元太。また、自らの名前をアドリブでつけ定着した敬称刑事の高木渉刑事を演じている高木渉さん。1987年に声優としての活動を始めたので、高山さんと大谷さんはほぼ同期にデビューをされています。

近年では、NHKの朝のテレビ連続小説をはじめ数多くのテレビドラマに出演している高木さん。今後もアニメだけでなくドラマでの活動、また舞台での活動を行う予定です。

一番声優歴の長いベテランは…

「名探偵コナン」の主要声優の中で、一番声優歴が長く、ベテランなのは阿笠博士役の緒方賢一さんです。ただ、それでも声優業界では、子役から声優になった方が多々いらっしゃいますので、どなたが一番の先輩なのかは、はっきりとしません。

また、工藤新一役と怪盗キッド役を演じている山口勝平さんは、1988年声優活動をスタートしましたので約20年。世良真純役を演じている日髙のり子さんは1984年から声優活動をスタートしています。

そして、2009年まで毛利小五郎役を演じていた神谷明さんは、緒方さんと同じく1970年に声優活動をスタート。ただし年齢は神谷さんの方が若手になります。

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ベテラン声優が多い2つの理由

なぜ『名探偵コナン』の声優さんはこれほどまでに、ベテランの方が多いのでしょうか?シネマトゥデイ『純黒の悪夢(ナイトメア)』のインタビュー記事に、高山さんと山崎さんがインタビューに答えていらっしゃいます。

理由①「20年以上続いているから」

コナンが長期化連載しているという事もあり、その伏線を回収するのに時間がかかっていること。また、キャラクターにそれぞれのファンが多く、またベテランの声優の方々もそれぞれファンがいらっしゃる事もあるので、このように継続して作品が続けられるのだと思います。

これは、名探偵コナンだけではなく同じ長期アニメ作品の『それいけ!アンパンマン』『サザエさん』『ちびまる子ちゃん』『クレヨンしんちゃん』が該当します。チームワークを大切にして良い作品を創ろうというキャストやスタッフの想いがあるからもしれません。

 

理由②「主要キャラに年齢を合わせてる」

女子高生役なら園子や蘭と同じ年齢に聞こえるような配役をしてくださっているんだ。

引用元:シネマトゥデイ『100%満足はない、ベテラン起用が多い件…奥深き「コナン」声優の世界』より引用)

鈴木園子役の松井菜桜子さん、また世良真純役の日高さんはいずれも20代前半から声優デビューをしました。同年代の方が役を演じる事になれば、女子高生らしい会話やセリフが出てくることでしょう。コナンや元太、光彦、歩美、灰原にも共通して言えることです。

近年では、個性的な声も少なくなり、どの声も同じだという意見がちらほら出ている声優業界。しかし、『名探偵コナン』をはじめとした多くの長寿アニメは、若手声優をはじめベテラン声優さんが多く活躍する場でもあります。『名探偵コナン』だけでなく、今後も様々ンアニメに注目をし、作品を楽しんでほしいですね。

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