名探偵コナン 光彦の声優は大谷育江

『名探偵コナン』帝丹小学校少年探偵団の一人、コナンと灰原がいない時のまとめ役、頭脳担当の円谷光彦を演じているのは、声優の大谷育江さんです。

大谷さんは光彦以外にも、『ポケットモンスターシリーズ』のピカチュウ役、『ONE PIECE』のトニー・トニー・チョッパー役など日本が誇れるアニメ作品に数多く出演されています。第一線で活躍されている大谷育江さんをご紹介しましょう。

スポンサーリンク

名探偵コナン 光彦の声優は大谷育江

■名前
大谷 育江(おおたに いくえ)

■生年月日
1965年8月18日

■出身
東京都

■血液型
B型

■事務所
マウスプロモーション

■主な作品
「姫ちゃんのリボン(野々原姫子、エリカ)」
「コボちゃん(田畑小穂)」
「ポケットモンスターシリーズ(サトシのピカチュウほか)」
「ONE PIECE(トニー・トニー・チョッパー)」
「スマイルプリキュア!(キャンディ)」

物心ついたときから、舞台俳優になりたかったと思っていた大谷さん。しかし、劇団のオーディションに落ちてしまい、挫折していた時に現在所属している声優事務所の養成所に入団。

その後1986年の『めぞん一刻』の端役に合格し、声優デビューを果たします。1991年の『21エモン』でメインキャラクターのモンガー役に抜擢されて以降、1992年の『姫ちゃんのリボン』の野々原姫子役とエリカ役、『コボちゃん』の主人公、田畑小穂(コボ)役という主役キャラクターを演じ、現在でも主役端役と数多くのアニメ、吹き替え作品に出演されています。

 

デビュー作は?

1986年『めぞん一刻』の端役としてデビューした大谷さんは、同年『がんばれ!キッカーズ』の原きよし役で名前がある役でも出演されています。

その他、1988年の『長音戦士ボーグマン』では花子役、1990年の『三つ目がとおる』ではモア役、北斎役など数多くの端役を演じ、キャリアを積み重ねていきました。

 

こんな役もやってる!

大谷さんは、2002年に『ポポロクロイス』というアニメ作品にパプーという役で出演されています。ポポロクロイスシリーズは田森庸介さん原作の漫画作品で、1996年にはゲームシリーズが何作品か制作されました。

その16年後の2018年、アプリゲーム『ポポロクロイス物語〜ナルシアの涙と妖精の笛〜』にて、大谷さんはポポロクロイスの魔法工房で魔法を研究している、キララ役として出演されています。こういった作品が縁で別の役でご出演されているというのは、素晴らしいですね。

 

ピカチュウの声だけは変わらなかった。

1997年から『ポケットモンスターシリーズ』でサトシの相棒、ピカチュウの声を長年担当している大谷さん。しかし2006年1月から自身の体調不良により、一時期声優業を休業されました。コナンの光彦役はもちろんのこと、『金色のガッシュベル』のガッシュベル役や、『ONE PIECE』のチョッパー役も、別の方が担当されました。

しかし、サトシのピカチュウだけは、代役を立てずに、大谷さんが録音したピカチュウの声を再利用して、その場をしのぎました。これは、世界共通でピカチュウの声が大谷さんであること。

もし、大谷さんのピカチュウが変わってしまったら、世界各地の人たちが混乱を招く恐れもあったので、こういった対応をしたのでしょう。その年の5月より復帰し、現在は体調不良による休業は無いようです。

 

コボちゃんとののちゃん 新聞連載の主人公

大谷さんは、1992年スタートのアニメ、『コボちゃん』で主人公コボちゃんこと田畑小穂役を演じ、さらに2001年には『ののちゃん』の主人公山田のの子役としてご出演されました。

これらに共通しているのは、大手新聞の4コマ漫画原作からのアニメであること。コボちゃんは読売新聞朝刊で植田まさしさんが手がけている4コマ漫画。ののちゃんは朝日新聞朝刊でいしいひさいちさんが手がけている4コマ漫画。

どの作品も2018年現在も連載している作品です。新聞も役も違えど、このような形で大手新聞社原作の4コマ漫画作品の主役に抜擢された、大谷さんはライバル関係なく出演されているので、型にとらわれない演技をするのが得意なのかもしれません。

 

印象に残った作品タイトル

『ポケットモンスターシリーズ』サトシのピカチュウ役
私が、大谷さんを意識しだしたのはやはり1997年から放送開始された、ポケモンシリーズの主役、サトシのピカチュウです。最初は少しずつ言葉を覚えて喋れるようになっていくのですが、だんだんと『ピカピカ』と鳴き声だけで、表現できるようになり、それ以来ピカチュウは喋らないで、ピカチュウとかピカピカで表現するようになりました。

アニメを見ていると、だんだんと表現力が高くなっていき、自分もピカチュウがなんと言っているのかわかるようになってきました。また2017年公開の『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』では、ある部分でピカチュウが喋るシーンがあります。

この作品は、アニメ第1話を元にして作られているので、その1話で表せなかった部分を映画で出したいという製作者の意図もあったのかもしれません。

『姫ちゃんのリボン』野々原姫子、エリカ役
1992年10月から放送された水沢めぐみさん原作の漫画『姫ちゃんのリボン』で、大谷さんは主人公の野々原姫子役と姫子にそっくりの魔法の国の王女、エリカ役で出演されています。

主人公の姫子はおてんば。エリカはおしとやか。しかし勝気な性格は似ているというのが、彼女らの魅力。魔法のリボンの力で変身した姫子は、その変身したキャラクターの声優の方が演じられていますが、大谷さんはエリカ役も演じているので、変身後の姫子を演じることは心の中で言葉を喋ることに専念しています。

その演技の使い分けもオーディションの際にスタッフに認められて、姫子とエリカを演じる事になったのでしょう。

スポンサーリンク

光彦声優の評価は?【ネットの感想まとめ】

「ぼくのなつやすみ2」でコナン声優と共演


『名探偵コナン』で大谷さんは、高山みなみさんや岩居由希子さんらと共演をしていますが、コナン以外でも共演している作品は多々あります。

例えばポケットモンスターでは、大谷さんはサトシのピカチュウ、高山さんはサトシの友達でライバルの一人、ヒロシ役として出演。岩居さんとは1998年放送の『コボちゃん約束のマジックディ』にて共演。その他、高木渉さんや林原めぐみさんら少年探偵団のみんなとも数多くの作品で共演されています。

林原さんとはポケモンシリーズの共演が多いので、ご覧になってはいかがでしょうか。

 

ピカチュウと同じことに驚いた!

ピカチュウ役もチョッパー役も光彦役も、大谷さんが現在演じている主な代表作です。幅広い役を演じ続ける大谷さんに、今後の活躍に期待したいですね。

 

大谷さんかわいい

現在、大谷さんはゲスト出演としてテレビでの顔出しはしていません。以前日本テレビで放送された『踊る!さんま御殿』にてバラエティ番組に出演され、ピカチュウの声を披露されています。声優の方は声のイメージが崩れてしまう可能性があるため、顔出しNGという方が多々いらっしゃいます。

どちらかというとラジオ番組に出演されるのがほとんどなので、ラジオをよく聴く方はラジオ番組で声優さんの声を楽しまれたほうが良いでしょう。

光彦役をはじめ、ピカチュウ、チョッパーなど日本の人気アニメの主要キャラクターを演じ続けている大谷育江さん。今後も様々な作品に端役や主役など出演する予定です。可愛い声が印象的の大谷さんの活躍にこれからも注目しましょう。

スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です