アニメ「ドラえもん」の声優を一覧で紹介します。「1973年に放送された幻の初代ドラえもん」「1979~2005に放送された大山のぶ代版ドラえもん」「2005~放送中の水田わさび版のドラえもん」。それぞれ一覧でまとめています。
ドラえもん 幻の初代声優一覧(1973年)
引用元:Twitter
「ドラえもん」が最初にアニメ化されたのは、1973年。テレビ朝日ではなく、日本テレビで放送されました。大山のぶ代版のドラえもんを初代と思っている人も多いと思いますが、実は本当の初代は日本テレビ版なんです。
半年間で放送が終了したため、幻のドラえもんなんて呼ばれ方もしています。ということで、本記事では「幻の初代」とさせてもらいます。幻の初代ドラえもんに出演した声優一覧は以下の通り。
ドラえもんの声優は、途中交代で声優界のレジェンド・野沢雅子さんが担当されています。知らないとかなり驚きますよね。
- ドラえもん
(富田耕生→野沢雅子) - のび太
(太田淑子) - しずか
(恵比寿まさ子) - ジャイアン
(肝付兼太) - スネ夫
(八代駿) - のび太のママ
(小原乃梨子) - のび太のパパ
(村越伊知郎) - セワシ
(山本圭子)
ドラえもん 初代声優一覧(1979~2005)
引用元:Twitter
1979年から2005年までの初代ドラえもん。「大山のぶ代版ドラえもん」「第1期」なんて呼ばれたりもしますね。前作から引き続き出演されている声優さんもいますね。
のび太役の小原乃梨子さんは、前作ではのび太ママを演じたりしています。
※実際は1973年版が初代ドラえもんですが、本作も便宜上「(テレビ朝日版の)初代ドラえもん」と記載させてもらいます。
- ドラえもん
(大山のぶ代) - のび太
(小原乃梨子) - しずか
(野村道子) - ジャイアン
(たてかべ和也) - スネ夫
(肝付兼太) - のび太のママ
(千々松幸子) - のび太のパパ
(加藤正之) - ジャイ子
(太田淑子→青木和代) - ドラミ
(よこざわけい子) - セワシ
(太田淑子)
ドラえもん(大山のぶ代)
(テレ朝版)初代アニメ「ドラえもん」のドラえもんの声優は、大山のぶ代さん。1979年の放送開始から、2005年の声優交代まで26年間。ドラえもんの声を演じ続けました。20代以上は、ドラえもんの声優といえば大山のぶ代さんでインプットされているのではないでしょうか。私もその一人です。
ちなみに、大山のぶ代さんは国民的アニメ「サザエさん」の初代カツオの声優も務めています。まさにレジェンド的な存在です。
のび太(小原乃梨子)
初代アニメ「ドラえもん」の、のび太の声優は小原乃梨子さん。のび太の他にも、「未来少年コナン」のコナン役や、「タイムボカン」のマージョ役などが有名です。
ちなみに、日本テレビ版のアニメ「ドラえもん」ではのび太のママの声を担当したこともあります。余談ですが、その時にのび太の声を担当したのは大山のぶ代版ドラえもんでセワシ役を担当した太田淑子さんです。
しずか(野村道子)
初代アニメ「ドラえもん」のしずかの声優は、野村道子さん。しずか役の他にも、「サザエさん」の二代目ワカメ役(1979年~2005年)などで知られています。2005年に「ドラえもん」の全声優が交代することになったことをきっかけにしずか役だけでなく、ワカメ役も降板しています。
野村道子
■生年月日
1938年3月31日
■事務所
賢プロダクション
■主な作品
「サザエさん(2代目:ワカメ)」
「マッハGoGoGo(志村ミチ)」
「昆虫物語 みなしごハッチ(アーヤ)」
引用元:ウィキペディア
ジャイアン(たてかべ和也)
初代アニメ「ドラえもん」のジャイアンの声優は、たてかべ和也さん。ドラえもんのほかに、ヤッターマン、ド根性ガエルなどに出演されています。2015年6月18日に80歳で死去されています。
スネ夫(肝付兼太)
初代アニメ「ドラえもん」スネ夫の声優は、肝付兼太さん。特徴的な声は、一度耳にすると忘れませんよね。のらくろ、パーマンなどにも出演されています。2016年10月20日に80歳で死去されています。
ドラえもん 交代後の声優一覧(2005~)
引用元:Twitter
アニメ「ドラえもん」は、2005年にメインキャラは全て声優交代しました。長年親しんだ声が代わって悲しい思いをした人も多いと思います。ですが、英雄が交代してから10年以上が経過しています。
今では、声優交代後の新声優の方々が新しいドラえもん声優として定着していますね。
ただ、正直なことを言うとアラサーの私にとってはやはり大山のぶ代版ドラえもんの声優の方がいまだにしっくりきます。
- ドラえもん
(水田わさび) - のび太
(大原めぐみ) - しずか
(かかずゆみ) - ジャイアン
(木村昴) - スネ夫
(関智一) - のび太のママ
(三石琴乃) - のび太のパパ
(松本保典) - ジャイ子
(山崎バニラ) - ドラミ
(千秋) - セワシ
(松本さち)
ドラえもん(水田わさび)
声優交代後の「ドラえもん」ドラえもんの声優は、水田わさびさん。声優交代があった2005年から現在までドラえもんの声を担当されています。声優交代からすでに10年以上経過しているので、大山世代にもドラえもんの声という認識も広まっています。
水田わさびさんは、「ドラえもん」の他にも「ヒカルの碁」「武装錬金」「たこやきマントマン」などのアニメに出演されています。
水田わさび
■生年月日
1974年8月4日
■事務所
青二プロダクション
■主な作品
「御伽草子(金太郎)」
「ヒカルの碁(フク)」
「たこやきマントマン(たこやきグリーン)」
引用元:ウィキペディア
のび太(大原めぐみ)
声優交代後の「ドラえもん」のび太の声優は、大原めぐみさん。なんと「ドラえもん」が声優デビュー作ということだそうです。いきなり国民的アニメの主要キャラへの抜擢されたようですね。以前は専業主婦だったようです。
「ドラえもん」以外の出演作品は少なく、「スティッチ!~ずっと最高のトモダチ~」「それでも町は廻っている」などに出演されています。
大原めぐみ
■生年月日
1975年4月16日
■事務所
ケッケコーポレーション
■主な作品
「スティッチ!~ずっと最高のトモダチ~(生徒F)」
「それでも町は廻っている(夏彦少年)」
「」
引用元:ウィキペディア
しずか(かかずゆみ)
声優交代後の「ドラえもん」しずかの声優は、かかずゆみさん。声優デビュー作は、「機動新世紀ガンダムX」。サラ役を担当されています。その後も、「遊☆戯☆王」「仙界伝 封神演義」などの人気アニメに出演されています。
かかずゆみ
■生年月日
1973年6月18日
■事務所
アトミックモンキー
■主な作品
「機動新世紀ガンダムX(サラ・タイレル)」
「遊☆戯☆王(真崎杏子)」
「仙界伝 封神演義(妲己)」
引用元:ウィキペディア
ジャイアン(木村昴)
声優交代後の「ドラえもん」ジャイアンの声優は、木村昴さん。ジャイアン役をたてかべ和也さんから交代した当時、木村昴さんは中学生。新ジャイアン役の声優と飲みに行きたいと語っていたたてかべ和也さんはガッカリしたと語っています。
声優交代から5年後。木村昴さんが20歳になった直後に、二人は飲みに行ったそうです。
木村昴さんは、ドイツ生まれ。日本語、ドイツ語、英語を自在に操るトリリンガルだそうです。ジャイアンのイメージとはちょっとかけ離れてますよね。
木村昴
■生年月日
1990年6月29日
■事務所
アトミックモンキー
■主な作品
「輪るピングドラム(高倉冠葉)」
「ピンポン THE ANIMATION(アクマ)」
「3月のライオン(松本一砂」
引用元:ウィキペディア
スネ夫(関智一)
声優交代後の「ドラえもん」スネ夫の声優は、関智一さん。ガンダムファンにはなじみ深い声優さんですよね。「Vガンダム」ではトマーシュ役(初レギュラー)。「Gガンダム」ではドモン役。そして、「ガンダムSEED」ではイザーク役を担当しています。
声優交代後のドラえもんでスネ夫役を演じるにあたって、新し声を開発したとコメントされています。たしかに、これまでの声のイメージと大きく違いますよね。私も最初はドモンの声優と同じだと気が付きませんでした。
声優交代前のスネ夫役・肝付兼太とは、声優交代前最後の映画「ドラえもん のび太のワンニャン時空伝」で共演されています。※スネ夫っぽい犬のキャラクター
関智一
■生年月日
1972年9月8日
■事務所
アトミックモンキー
■主な作品
「機動戦士Vガンダム(トマーシュ・マサリク)」
「機動武闘伝Gガンダム(ドモン・カッシュ)」
「機動戦士ガンダムSEED(イザーク・ジュール)」
引用元:ウィキペディア
ドラえもん 声優交代に思うこと【ネットの感想】
5歳ぐらいの時に、DVDどれをレンタルしようか迷っていたら、母が迷わず大山ドラえもんの映画5本ぐらい取り出してくれたことに感謝。ドラえもんは声優交代の直前から見始めたから母がおすすめしてくれてなかったらやっぱり大山ドラにも違和感覚えてたと思う。
— メルシー@雑多垢 (@kumi_Doraemon) 2018年5月31日
ドラえもんの声優交代の時も「いやだ!」と叫ぶ方が多かった。
そして見なくなる人も多かった。
でもドラえもんは結局いまを生きる子供たちに絶大なる支持をされて今もイキイキと活躍している。
しんちゃんも絶対大丈夫。小林さんにこのままがんばって欲しいです。— とりか (@t0rika) 2018年7月6日
しんちゃんとかドラえもんとかの声優交代ってなんか悲しい。声優が変わることが、じゃなくて、そのアニメに開始当初から関わってきた声優さんや視聴者は成長するのにアニメの中のキャラ達は成長できなくて時間を止められてることが。
— かもぽん (@camo_meron28) 2018年6月14日
2005年に実施されたドラえもんの声優交代。長寿アニメの声優交代は日本国民に衝撃を与えました。声優が交代してから10年以上経過している現在でもいまだに「ドラえもんの声といえば、大山のぶ代」という人は少なくありません。
交代後の水田わさびさんのドラえもんが悪いということではなく、交代前の声優の功績が大きすぎるんですよね。小さいころからずっと慣れ親しんだ声なので声優交代はやはり寂しかったというのが正直なところ。ネットの感想の中にも、「悲しかった」「見なくなった」という声が多く投稿されています。
声優交代当時私は高校生でしたが、学校ではずっとその話題で持ち切りでした。高校生ということで、ドラえもんを見なくなっている人も多いのが現状でしたが、それでも衝撃は大きかったように思います。
水田わさび版ドラえもんになってから10年以上。個人的にはようやく少しづつ慣れてきた感じです。
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