ヒロアカとナルトが似てる7つの点【パクリではないけど似すぎ】

「僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)」には、似てる・パクリと言われる漫画があります。それは、同じくジャンプ漫画の「NARUTO -ナルト-」。

 

主人公の設定や、最終的な目標、ライバルや師匠のキャラ設定など、「似てる」と思われる部分がいくつかあります。以下では、特に似てる箇所を7つ紹介していきます。

 

調べていくと、「ナルト」よりも似てる作品を見つけてしまいました。こちらはパクリと言われるのもちょっと納得できるレベル…。

 

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ヒロアカとナルトが似てる7つの点

引用元:Amazon

まずは、「ナルト」と「ヒロアカ」が似てるポイントを紹介していきます。似てるポイントは7つあります。

 

個人的に「似てる!」と思ったのは、二つ目の「特殊アイテム・力で急成長」という部分。根幹の部分が似てるから、全体的に似てくるのかもしれません。

 

  • ①「落ちこぼれ主人公」
  • ②「特殊アイテム・力で急成長」
  • ③「ライバルが炎属性」
  • ④「師匠のキャラ」
  • ⑤「火影とオールマイト」
  • ⑥「仲間キャラ」
  • ⑦「全体的な展開」

 

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①「落ちこぼれ主人公」

一つ目の似てる点は、「落ちこぼれ主人公」。両作品の主人公は、どちらも落ちこぼれからスタートしていきます。主人公の性格こそ違いますが、置かれた境遇は似ています。

 

ナルト(ナルト)
忍者学校時代は落ちこぼれ忍者だったナルト。卒業試験では3度不合格となっている。分身の術が満足にできずに周囲のみんなからバカにされてしまう。

 

緑谷出久(ヒロアカ)
世界の人口の8割が”個性”と呼ばれる特殊能力を持つ超人社会。その社会において、無個性で生まれた出久。学校の中でも無個性が原因でいじめられている。

 

落ちこぼれで、他者よりも劣った存在なナルトとデク。物語の最初は、貧弱で弱い二人ですが、物語が進むにつれて成長していきます。弱かった主人公が成長していく姿は読んでいて気持ちがいいですよね。

 

この感覚も両作品が似てると言われる要因と言えるかもしれません。ちなみに、落ちこぼれが主人公の作品は、漫画だけでなく映画、ドラマなど多くのジャンルの作品に存在しています。成長ストーリーは、一つの王道ジャンルといえますね。

 

「ヒロアカ」と「ナルト」が似てると言われるポイントは、まだまだあります。

 

②「特殊アイテム・力で急成長」

二つ目の似てる点は、「特殊アイテム・力で急成長」。落ちこぼれだった二人の主人公は、特殊なアイテムや力によって急成長。特別な存在へと変化していきます。

 

九尾(ナルト)
四代目火影・波風ミナトと、うずまきクシナの間に生まれたナルト。生まれた直後に里を壊滅寸前にまで追い込んだ怪物・九尾を体に封印されてしまう。ナルトは、九尾の力を使って膨大で強力なチャクラを使うことができる。物語序盤では使いこなせず暴走することもあったが、終盤では九尾の力を完全に使いこなしている。

 

ワン・フォー・オール(ヒロアカ)
無個性で生まれたデク。それでもヒーローになることを諦めることのできないデクは、敵やヒーローの特徴を細かく分析・研究していた。そんな中、トップヒーローのオールマイトに「ワン・フォー・オール」の個性を渡される。強大すぎる個性に体がついていかないデクだったが、徐々に力の使い方を覚えていく。

 

ナルトは、九尾のチャクラを使って急成長。デクは、ワン・フォー・オールをオールマイトから受け継いで急成長します。

 

「強大すぎる力」「最初は制御できない」「使い方を間違えると身を滅ぼす」という部分も両作品が似てると感じる部分ですね。物語が進むにつれて力を制御できるようになっていきます。成長していくにつれて力の制御が可能となります

 

両作品の大きなテーマは「力の制御」。ナルトがそうであったように、ヒロアカの最後もワン・フォー・オールを使いこなしていくのでしょうね。

 

③「ライバルが炎属性」

三つ目の似てる点は、「ライバルが炎属性」。「ナルト」はサスケ。「ヒロアカ」は爆豪勝己がライバルとして描かれていますね。

 

うちはサスケ(ナルト)
主人公・ナルトの親友にして、ライバル。写輪眼を受け継ぐうちは一族の生き残り。初期の頃は力の弱いナルトを軽視していたが、ナルトが力をつけるにつれて対抗意識を燃やすようになった。火遁と雷遁を得意としている。

 

爆豪勝己(ヒロアカ)
デクの幼馴染。個性は爆破。中学時代からプロヒーローに目をつけられるほど強力な個性。また、身体能力も相当高い。初期は無個性のデクをライバル視していなかったが、徐々に力を付けていくデクに対抗意識を燃やすようになる。

 

ライバルと主人公の関わり方が似てるポイントですね。炎系の技を得意とするあたりも似てる点です。

 

また、ライバルが敵に捕まるという展開も似てると言われる部分です。「ナルト」のサスケは、力を手に入れるために大蛇丸のもとに向かいます。「ヒロアカ」では、夏の林間合宿編でヴィラン連合が爆豪勝己を仲間に引き入れようと連れ去ります。

 

主人公に対する対抗心が、闇落ちする伏線になっていますよね。「ヒロアカ」では結局戻ってきましたが、今後の展開によってはサスケのように闇落ちする展開も十分考えられます。

 

④「師匠のキャラ」

四つ目の似てる点は、「師匠のキャラ」。「ナルト」はかかし。「ヒロアカ」ではイレイザー・ヘッドが師匠キャラとして登場します。二人のキャラも似てるんですよね。

 

はたけかかし(ナルト)
ナルト、サスケが所属する第七班の教官。ひょうひょうとしているが、実力は一流。最大の能力は写輪眼。目で見た対象の技をコピーして使用することができる。

 

イレイザー・ヘッド(ヒロアカ)
雄英高校の教師。長髪にくたびれた外見をしている。力が抜けていて、ひょうひょうとしている。個性は抹消。目でみた者の個性を一時的に抹消することができる。

 

目が必殺技」という点が一番の共通点ですね。能力は強力だけど、強力ゆえに持続的な使用はできないというデメリットも共通しています。

 

何よりキャラの雰囲気が似てるんですよね。「ナルト」のかかしも「ヒロアカ」のイレイザー・ヘッドもひょうひょうとしているけど、実力は一流。あと、ジト目というのも似てますね。

 

⑤「火影とオールマイト」

五つ目の似てる点は、「オールマイトと火影」。「ナルト」の火影、「ヒロアカ」のオールマイト。主人公が目指すべき存在もかなり似ています。

 

火影(ナルト)
木の葉の里の長。強大な力を持ち、里の平穏を保つ存在。ナルトは、火影になるという目標のもとで成長を続ける。最終的には七代目火影となる。

 

オールマイト(ヒロアカ)
絶対的な実力を持つ正義の象徴。その存在自体が犯罪を抑止している。ワン・フォー・オールという個性を持ち、デクに継承した。

 

ナルトは火影になるために力をつけています。そしてデクもオールマイトに憧れてヒーローになりました。オールマイトから個性を受けとったデクは、オールマイトの後継として成長していくこととなります。

 

「ナルト」が最終話で火影になったように、「ヒロアカ」では最終的にデクがワン・フォー・オールを完全に後継することになるまでが描かれると予想されます。

 

「火影」は位の呼称で、「オールマイト」は人物名ですが、主人公が目指す存在として共通しています

 

⑥「仲間キャラ」

六つ目の似てる点は、「仲間キャラ」。多くの漫画には仲間キャラはいます。ですが、その多さや同じ組織に所属しているという点で両作品は似ています。

 

木の葉の里の忍者(ナルト)
ナルト、サスケが所属する木の葉の里。ナルトたちと一緒に切磋琢磨して成長していく仲間がいる。日向ネジ、日向ヒナタ、ロック・リー、奈良シカマル、サイなどなど。

 

雄英高校の生徒(ヒロアカ)
デク、爆豪が所属する雄英高校1-A。生徒たちは、プロヒーローを目指して切磋琢磨する。麗日お茶子、飯田天哉、轟焦凍、蛙吹梅雨などなど。

 

時に協力して敵を退けたり、時にライバルになったり、まさに切磋琢磨して成長していく仲間たち。仲間の多さや、存在感は共通しています。

 

特に似てると思ったキャラは、「ナルト」の日向ネジと「ヒロアカ」の轟焦凍。二人とも一流の家系に生まれて、家の問題を抱えています。主人公と直接対決して後に和解するという展開も同じですね。

 

「ナルト」では中忍試験で対決、「ヒロアカ」では体育祭で直接対決しています。

 

⑦「全体的な展開」

七つ目の似てる点は、「全体的な展開」。試験展開、トーナメント、敵の襲撃など、全体的な展開が似ています。

 

特に似てると思ったのは、「試験の展開」。「ナルト」では中忍試験。「ヒロアカ」では仮免試験。敵の乱入があったという点も共通していますね。

 

中忍試験(ナルト)
下忍が中忍となるための試験。ナルト、サスケたち第七班は中忍試験を受けることになる。ナルトとサスケはトーナメントを勝ち上がるが、途中で大蛇丸らが乱入してしまう。

 

仮免試験(ヒロアカ)
免許制のプロヒーロー。雄英生達は、プロヒーローのステップとして仮免試験に挑む。デクは仮免試験に合格する。

 

試験展開の他にも、展開が全体的に似ています。主人公の設定、物語の目的などが似ているため、全体的な展開の雰囲気も似てくるのは必然と言えるかもしれませんね。

 

この記事を書いている時点では、「ヒロアカ」はまだ途中。今後の展開によっては、「ナルトと似てる」と言われなくなるかもしれませんね。

 

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ナルト作者・岸本「自分が培ってきたものとかにじみ出ちゃうものですよね」

似てると言われている「ナルト」と「僕のヒーローアカデミア」。「ナルト」作者の岸本斉史さんは、ヒロアカについてどのように思っているのでしょうか

 

作者・岸本さんが、「ヒロアカ」についてのコメントをいくつか見つけたので紹介していきますね。両作品が似てるということについてのコメント(前後の文脈が分からないので、おそらく。)もありました。

 

にじみ出ちゃうものですよね

自分が培ってきたものとかにじみ出ちゃうものですよね

「NARUTO」で主人公を少年期から青年期に成長させたり、子供も生まれちゃったりという流れは、マネしようとしたつもりはまったくないですけど、僕が「DRAAGON BALL」を読んで好きだった部分が自然とにじみ出たんだろうとなぁと思いますから。

両作家とも、週刊少年ジャンプの漫画に大きく影響を受けたようです。「ナルト」の作者・岸本斉史さんは「ドラゴンボール」。また、「ヒロアカ」の作者・堀越耕平さんは「ナルト」を好きな漫画として挙げています。

 

このコメントを読んで、両作品が似てるのはある意味で必然なのかもしれないと思いました。同じ週刊少年ジャンプの同ジャンルの作品。展開が似るのは当然なのかもしれませんね。

 

ちなみに、堀越耕平さんも幼少時に「ドラゴンボール」が好きだったとコメントしています。

 

後続的な感じが僕の中では正直あります

「僕のヒーローアカデミア」は、ちょうど「NARUTO」が終わる頃にガッと人気が出てきたでしょう?偶然といえば偶然のタイミングだけど、後続的な感じが僕の中では正直あります。

「ナルト」の作者・岸本斉史さんのコメント。「ヒロアカ」のことを、「ナルト」の後続的な感じと表現しています。読者的にも、同じような印象を抱いていました。

 

もしかしたら、集英社が「ナルト」の後継作品を作りたかったということも関係しているのかもしれませんね。「ナルト」「ブリーチ」、ついでに「こち亀」などの長期連載が立て続けに終わった時期ですからね。

 

おそらく凄い事になります

ついに「僕のヒーローアカデミア」がアニメ化!おめでとうございます!このアニメ化を肌で感じる感覚で素直に言えば…おそらく凄い事になります。

(中略)

自分の作品がアニメ化された時に肌で感じたものと同じ、いやそれ以上のものが「僕のヒーローアカデミア」にはあるんです!コレ言わされてるんじゃないですよ、マジです。

こちらも岸本斉史さんのコメント。「ヒロアカ」に大きな期待を寄せているようです。アニメ化、映画化も「ナルト」と同じ流れですしね。もしかしたら、本当に「ナルト」以上の展開になるかもしれません。

 

【マジか…】ナルトではなく、映画「スカイ・ハイ」のパクリ?

引用元:Amzon

週刊少年ジャンプの人気漫画「僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)」が、同じくジャンプ漫画の「NARUTO -ナルト-」と似てる理由について紹介してきました。

 

似てると言われるのも納得の多くの共通点がありましたね。ですが、似てるだけで「パクリ」ではないことも分かります。同じ雑誌で同じジャンルの漫画を描いている似てくるのは仕方のないことだと思います。

 

ただ!

 

ネット上では、もう一つ気になる噂がありました。「ヒロアカは、スカイ・ハイのパクリではないか…」。「スカイ・ハイ」とは、2005年にアメリカで公開された映画です。

 

「ナルト」よりもはるかに設定が似ていることもあって、ネットではパクリではないかという声まで挙がっています。

 

パクリかと思うほど似てる設定

2005年制作の映画「スカイ・ハイ」。ディズニー制作の対策ですね。パクリと言われるほど似てる設定は、以下の3点。

 

  • スーパーヒーローを育てる学校
  • パワーを持たず落ちこぼれる主人公
  • 史上最強のヒーローの存在

 

たしかにヒロアカの設定に酷似していますね。「パクリ」「似てる」という声が出てくるのも納得です。ただまぁ、「魔法学校」「忍者学校」などの作品がある現在では、誰でも思いつきそうな設定ではあります…。

 

「スカイ・ハイ」あらすじ
空の上にあるスーパーパワーを持つスーパーヒーローを育てる学校“スカイ・ハイ”に、今年も特殊能力に恵まれた少年少女たちが新入生として入学してくる。

 

その中には、史上最強のスーパーヒーロー夫婦として知られたザ・コマンダーとジェットストリームの1人息子ウィル・ストロングホールドもいた。

 

しかし、ウィルは未だにスーパーパワーが備わっていなかったため、落ちこぼれ組に編入されてしまう。

 

ウィルはスカイ・ハイでの学園生活をスタートするが、その学園生活は前途多難であった。

引用元:ウィキペディア

 

ヒロアカ作者「頭が真っ白になりました」

ヒロアカと設定が似ている映画「スカイ・ハイ」。パクリとは思いませんが、似てることはたしか。ヒロアカ作者の堀越耕平さんは「スカイ・ハイ」に関して以下のようにコメントされています。

 

「職業ヒーローもの」という点で、すでに『ワンパンマン』や『TIGER & BUNNY』など大ヒット作があるなか、比べられる、パクリだと言われる……そういった大きな壁にぶつかることはわかっていたので、先ほど述べたように、先行作品は意識しないよう、自分が楽しく描けるよう努めました。

ただ、ディズニーの『スカイ・ハイ』は、恥ずかしながら連載が始まってから知りまして……設定が酷似していたことに愕然とした記憶があります。知ってからしばらく、頭が真っ白になりました。

引用元:このマンガがすごい!WEB

「ワンパンマン」「TIGER & BUNNY」などの先行作品を例に挙げて、パクリだと言われることは覚悟していたようですね。たしかに職業ヒーローものは探せばいくらでもありますからね。

 

似てる・パクリだと言われている「スカイ・ハイ」に関しては、連載開始後に知ったとのこと。他の先行作品と比べてもかなり似てることから、「頭が真っ白になった」とコメントされています。

 

「ナルト」と同じく、「スカイ・ハイ」に関してもパクリではないとは思います。ですが、似てることはたしかなんですよね。

 

2 COMMENTS

やぽ^@^

轟なんて、ブラックジャックのパクリですからね。皮膚の色が違っても似てる。本当ジャンプは、ぱくりすぎ!

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