灰原哀の最後はどうなるのか。7つの予想を紹介します。
コナンの協力者であり、黒の組織から抜け出してきた灰原哀。名探偵コナンは黒の組織のトップが判明し、物語はさらに深くなってきました。
気になるのは灰原が最終回時にどうなっているのかという事です。物語はどうなるのかは原作者の青山剛昌先生が考えている事なので、まだはっきりとしておりません。
そこで最終回時、灰原はどうなっているのか。いちコナンファンとして予想をまとめました。
名探偵コナン 灰原哀の最後はどうなる?【7つの予想】
①失踪する
一つ目の予想は、「失踪する」。
毒薬APTX4869の開発に携わっていた灰原哀。毒薬の情報を握る存在です。新一や自分のような犠牲者をこれ以上出さないように、失踪して情報を隠そうとするかもしれません。
まず、最初に考えられるのは組織が壊滅したらという事になります。毒薬APTX4869は未知数の毒薬。
何のために使われるために開発したのかが分かれば、物語は結末を迎える事になります。ただ、黒の組織と何度も接触し命を狙われている灰原は組織が完全に壊滅しても、灰原は黒の組織が知らないところへ行ってしまうのかもしれません。
ようは黒の組織の残党がまだいて組織復活のために、灰原を利用してしまうというパターンがあります。失踪して自殺する可能性も否定出来ないです。
灰原哀の最後を予想すると、どうしても不吉なイメージがわいてしまうんですよね。名前に「哀」が入っていることも不吉な最後を予想させる要因かもしれません。
②阿笠博士の助手になる
二つ目の予想は、「阿笠博士の助手になる」。
灰原にとっては、幸せな最後ですね。新一とも少年探偵団とも近い距離で存在し続ける。今も似たような状況にあるので、このまま現状維持していくということもできます。あり得そうな最後ですね。
解毒剤を開発しても、APTX4869を服薬した人間が投与すると、身体に耐性が出来てしまった場合、服用を中止しなくてはいけないケースもあります。
解毒剤は幼児化したり大人になる時、効果が効いたり無くなってくるとものすごく身体に負担をかかります。そのため服薬は身体に負担が大きいことから、幼児化のままで過ごし、身体が元の体系に戻る事も考えられます。
そのため完全なる解毒剤阿笠博士の助手として、発明の手伝いをしたり、メタボ体質の博士の健康管理をしたりと、阿笠博士の助手として暮らしていくのではという考えもあります。
一つ目の予想に反して、ハッピーエンド的な最後です。灰原哀好きの私としては、この予想が当たってほしいと思っています。
③警察に自首する
三つ目の予想は、「警察に自首する」。
これも、想像に難くない最後ですね。責任感の強い灰原哀なので、自分の罪を認めて償うという選択肢をとる可能性は十分あります。この最後は、黒の組織が崩壊した後になるでしょうね。
国際警察にも組織として手配されている黒の組織。崩壊するにあたって事件にかかわった人間すべてを逮捕する事となります。
その場合、灰原も毒薬を開発した共同正犯として、警察に連行される事もあります。その場合は素直に自首をして今まで償って与えられた判決を素直に受け止めて、罪を償っていくのかもしれません。
ありそうな最後ですよね。灰原哀は、一時的とはいえ黒の組織に所属していました。その贖罪の機会が最後に訪れそうな予感がします。
④誰かのお嫁さんになる
四つ目の予想は、「誰かのお嫁さんになる」。
これも幸せな最後ですね。灰原ファンにとっては複雑な心境かもしれませんが、私は灰原が幸せな最後を迎えるだけで十分です。…まぁでも「名探偵コナン」の作風を考えると、この最後は無さそうな気もします。
光彦が灰原に想いを寄せている事。また灰原はビッグ大阪の比護隆佑選手のファンであり、双方ともに両想いになれたらいいのにと考えていると思っている場面が、原作やアニメで描かれています。
もしかして灰原が宮野志保だという事。そして黒の組織にいたことすべてを受け入れて、どちらかに結婚するという可能性もあります。
ただ、特別CDで灰原の声を演じている林原めぐみさんは、APTX4869を服薬した子供がどうなるのかのデータが無いと語っていたので、その部分も気になるところです。
この予想が当たってくれ!と願うばかりです。まぁ灰原哀として複雑な心境ではありますが(笑)。
⑤すべてを告白して奉仕活動をする
五つ目の予想は、「すべてを告白して奉仕活動をする」。
三つ目の予想で紹介した「自首する」という説に近い最後ですね。やはり、どこかで罪を償う行為があるような気がしてなりません。
黒の組織が解体したら、その無法なやり方や行動をすべて告白する本を執筆するという事も考えるべきでしょう。
そうすれば黒の組織問わず他の組織の人間が、別の方法で暗殺する計画も考えているはずです。灰原は元黒の組織の人間の一人として、コナンの世界のワイドショー番組に出演して事実を伝えるかもしれません。
メディアへ積極的に出演し裏で行われている組織活動を中止するという事も訴えるかもしれません。
⑥黒の組織に殺される
六つ目の予想は、「黒の組織に殺される」。
個人的にはあまり迎えてほしくない最後です。ただ、名前に「哀」という文字が入っていることがこの最後を連想させます。漫画的にも、「主要キャラクターの死」を作ることによって、物語の盛り上がりを作ることができます。ありそうではあるけど、できればあってほしくない最後です。
ベルツリー急行で、ベルモットを除く黒の組織に所属する人間が、灰原=シェリーは爆発事件に巻き込まれて死んだという思い込みをしていますが、それがフェイク(嘘)であったのがバレてしまい、再び命を狙われて殺害されるのではという可能性も出てきます。
こういう話の展開も実はありそうな気がしてならないです。
名探偵コナンは伏線だらけで回収するのが難しく、謎解き要素もあります。フェイクがバレてしまったら、最終回の何話か前に命を狙われ、暗殺されるかもしれません。しかし、その場合は何度かコナンが灰原の命を守ったというケースが何度かありますから、命は守られるのではと私は信じたい。
ただ、最後はどうなるのかは読めません。この予想は当たらないでほしいというのが、私の感想です。
⑦コナンと結婚する
七つ目の予想は、「コナンと結婚する」。
まず考えられないと思いますが、もしかしたらという場合もありますので、一応記載しておきます。コナンと共に苦労を重ねてきた灰原。今では夫婦漫才のようなやりとりもしています。相棒を越えた絆で結ばれている感じもしますよね。
そう考えると、事件が終わったらコナンと結婚するという可能性もなくはない。ただ、コナン=新一は蘭に告白しているので、ハッピーエンドというのが描かれている予定となります。そのためコナンと灰原が結婚するというのは考えられないでしょう。
結婚しないにしても、終盤でコナンと灰原の恋愛関係が進展するということは十分考えられます。灰原はコナンに対して恋愛感情を持っている素振りも見せていますからね。
青山剛昌「名前が哀だからなあ」
Yahoo!知恵袋で、『灰原はハッピーエンドになるのか。』という質問がありました。ソースは不明なので、実際のところは分からないのですが、作者の青山剛昌さんがかなり意味深な回答をしていたという情報があります。
元々灰原の家庭環境は複雑だった事や、姉の宮野明美が組織によって殺害された事。また、出生時そして物心がついたころから黒の組織に関わってきたという事情があります。黒の組織にいた頃の断罪として、灰原哀は最後に哀しい結末を迎える…。そう考えられなくもありません。
どういう状況でこのコメントをしたのか、そもそも本当にコメントしたのか。そのあたりは不明です。ただ、青山剛昌先生がキャラの名前をかなりこだわってつけていることは有名です。
そう考えると、名前の中に「哀」が入っている灰原は哀しい最後を辿るのではないかと思ってしまいます。
今後の行方は?灰原はどうなる?
「名探偵コナン」の今後の展開も予想してみました。
黒の組織のトップである『あの方』の正体が烏丸蓮耶であるという事は、2017年12月に発表されましたが、物語で烏丸が生きているという事はまだ語られていませんし、烏丸に仕えるナンバー2、ラムの正体もはっきりとわかっておりません。
もしラムの正体が分かり、ベルツリー急行のフェイクがバレてしまったらば、灰原はまた命を狙われてしまう可能性があります。
そして、領域外の妹とも呼ばれており、APTX4869で幼児化してしまった可能性がある、世良真純の母親かもしれない『メアリー・世良』がコナンの京都修学旅行で使い残っていたAPTX4869の解毒剤を服薬して、組織に対抗するという話も出てきます。
ただ、解毒剤は試作品のためメアリーが服薬して完全な身体に戻っても、24時間か短い時間でまた幼児化してしまう可能性もあります。そのため、服薬して組織に立ち向かうとなれば、逆に世良真純やメアリーの命が狙われてしまうケースも高くなってしまいます。
薬が奪われて服薬された事となると、コナンが真っ先に灰原に報告し、世良やメアリーに自ら正体を明かし、共に黒の組織撲滅を考えていくという展開もあり得るかもしれません。
とにかくコナンや灰原は、命をかけて黒の組織撲滅をするため、元の身体を取り戻すために、日々の事件と戦いながら黒の組織を追い続けています。名探偵コナンが終わりになった時、その時灰原やコナンが元の身体を取り戻す事が出来るのか。また、黒の組織は壊滅出来ているのかが今後のコナンの見どころかもしれません。
灰原は幸せになれる?
灰原の最後、物語の行方に関してまとめてきました。物語は必ずハッピーエンドになると公言している青山先生ですが、物語のハッピーエンドが必ずしも灰原哀にとってのハッピーエンドとは限りません。
物語の最後がどうなるのか気になるところですが、完結まではまだまだ時間がかかりそうです。伏線がとにかく多い作品ですからね汗。
ネット上でもまだ阿笠博士が本当の黒幕だ、いやいや光彦が烏丸蓮耶の仮の姿だと騒ぎ立てていますが、どちらも青山先生は否定しています。つまり本当の事実は青山先生にしか分からないのです。灰原についても今後どうなっていくのかは分からないです。
原作ややアニメでその様子を見守るしかありません。なんにせよコナンの決め台詞である『真実はいつも一つ!』しかないものを、我々は探求心という宝箱を追い求めている人間です。
フィクションとは言え深く掘り下げるという事も大事かもしれませんが、過度に期待しない程度で、今後の名探偵コナンがどうなっていくのか。そして灰原哀は幸せになれるのかを考えて、物語を楽しむことにしましょう。