名探偵コナン名言集【英語編】
『名探偵コナン』は日本が主な舞台です。主人公江戸川コナンが実在しない架空の人物であるため、海外へ行けません。
また海外での起こる事件は新一や蘭での回想にしか出てこなくて、名英語の名言集は数えるくらいしかありません。漫画やアニメでもキャラクターが英語で言った名言は数えるほどしかありませんが、いくつかご紹介しましょう。
ベルモット
黒の組織の一人、謎多き女スパイのベルモットが言ったセリフ。ミスリアスな雰囲気を出し、さらに黒の組織のボスである『あの方』とも近い関係にあると思われます。女性の美しさ、醜さ、そして心の弱さと強さをつけた彼女らしいセリフですね。
江戸川コナン、白鳥任三郎
(知る必要のない事。)
劇場版第4作『瞳の中の暗殺者』で、白鳥警部とコナンが言った台詞。前者は事件の犯人が警察内部の人間である事を意味する隠語。
後者は、正体は知らない方が良いとコナン自身が真似て言ったもの。ただ、事件の犯人は、記憶喪失になった蘭を診察した心療内科の医師であったので、警察内部の人間ではありませんでした。
江戸川コナン
deserve a red card for a loser…
(たとえどんなにつらく悲しい事があったとしても、麻薬と殺人はやってはいけない反則。みっともないレッドカードだよ…。)
『大阪“3つの“K”事件』であこがれのサッカー選手が犯人であり、その犯人に対して言った時のコナンのセリフ。この事件は唯一自殺してしまった『ピアノソナタ“月光”殺人事件』に次いで、コナンにとって苦い事件の一つとなってしまいました。あこがれの人が犯人であるケースは、コナンに限らず蘭たちにもあるので、ちょっと切なくなってしまいますね。
ジョディ・スターリング
(百聞は一見に如かず。見る事は信じる事である。)
黒の組織を追って来日しているFBI捜査官として登場している女性。コナン達とも面識があり、帝丹高校の英語教師として潜入捜査をしていました。
離任後もコナン達からは『ジョディ先生』と呼ばれています。第41巻で事件現場に行こうとジョディ先生が発言した台詞。また、ことわざの『百聞は一見に如かず』という意味も含まれています。
赤井秀一
(死の恐怖は死そのものより人を悩ます。)
黒の組織を欺くための作戦に名乗り出たFBI捜査官の一人、キャメルに対して赤井秀一が言った言葉です。黒の組織はミスを犯せば殺人をするほどの悪質な組織、死の恐怖に耐えるよりも自分の死が大変であるという、深いセリフですね。
服部平次
(喋られへん振りしてるつもりはなかったんやけど・・・下手なふりしてるあんたの日本語よりよっぽどマシやったやろ?)
西の高校生探偵服部平次が第34巻で英語をしゃべった台詞。平次は英語もペラペラにしゃべれるんですね。
レイ・カーティス
(確かにそうだな・・・。私はフィールドにいるべきプレイヤーじゃない・・・。退場するよ・・・。妻のためにも、君のようなファンのためにも・・・。)
『大阪“3つの“K”事件』の犯人であるレイ・カーティス。前途で述べたコナンがレイに諭したメッセージに対してのレイの返事です。殺人事件を犯してしまった事を悔やみ、罪を認めて、償って生きる事を妻やファンであるコナン達や、読者、視聴者に向けて言った台詞でした。
まとめ
『名探偵コナン』の名言は、日本語だけでなく英語でもいい台詞があるんですね。名探偵コナンはアメリカでも人気コミック作品であり、数々の名台詞が英会話として翻訳されています。機会があれば名探偵コナンのセリフを英語で翻訳してみるというのも楽しいかもしれません。