1988年に放送開始されたテレビアニメ「それいけ!アンパンマン」。その初期メンバーをまとめてみました。意外なアノキャラクターも実は初期メンバーでした…。
アンパンマンの初期メンバーは5人
引用元:アンパンマンポータル
「それいけ!アンパンマン」第1話に登場した初期メンバーを紹介していきます。現在もレギュラーとして登場する5人のキャラクターが初期メンでした。
アンパンマン
アニメ「それいけ!アンパンマン」の主人公。アンパンマンがいなければ物語は始まりません。アニメの第1話からだけでなく、絵本作品からの初期メンバーです。
ちなみに、第1話のタイトルは「アンパンマン誕生」。1988年10月3日に放送されています。2018年の時点で、アニメ放送開始から10年以上も経過していますね。
ばいきんまん
アンパンマンの宿敵・ばいきんまん。彼も初期メンバーの一人です。アンパンマンが光の存在だとすれば、ばいきんまんは闇の存在。光あるところに闇が出来るとよくいいますが、二人も表裏一体の関係です。
テレビ版、映画版含めてばいきんまんが出ていない回はありません。アニメ「それいけ!アンパンマン」にとっては重要なキャラクターだと言えます。
ジャムおじさん
アンパンマンの生みの親であり、パン工場の大黒柱でもあるジャムおじさん。初期メンバーで、第1話からずっと登場し続けています。ジャムおじさんがいなければ、アンパンマンは生まれることはありませんでした。
パン作りの名人ですが、メカ関係にも強いです。半日でアンパンマン号を宇宙船に改造したり、かまどから火炎放射を繰り出す兵器を作り出したりします。さらに、伝説、地理などの知識も豊富でたいてい何でも知っています。
バタコさん
ジャムおじさんの助手としてパン工場で働く少女。ジャムおじさんと一緒にパン作りをしたり、アンパンマンの新しい顔を投げたりと活躍の幅は意外にも広いキャラクターです。
また、アンパンマンのマントが破れた時には新しいマントを紡いでくれたりもします。
ちなみに、ジャムおじさんとバタコさんの間に親族関係はないそうです。そして、人間の見た目に見える二人ですが、実は妖精に近い存在だと言われています(公式見解)。
めいけんチーズ
パン工場に住んでいる犬。めいけんチーズも第1話から登場する初期メンバーです。森の中で泣いていたところを、子供のアンパンマンに助けられてそのままパン工場で暮らすことになりました。
「めいけんチーズ」の名づけ親はバタコさん。そのため、バタコさんに一番懐いています。
人の言葉を話すことはできませんが、会話を聞き取ることが出来ています。さらに、身振り手振りと鳴き声で大抵のことを伝えることが出来ます。コミュニケーション能力抜群のまさに名犬です。
あのキャラは何話から登場した?
引用元:アンパンマンポータル
上で紹介した通り、第1話から登場している初期メンバーは上記5人。全員が第1話から現在まで途切れることなく毎回登場し続けています。
気になるのは、カレーパンマン、しょくぱんまん、ドキンちゃんなどのレギュラーメンバーたち。彼らは何話から登場したメンバーなのでしょうか。
現在レギュラー的に登場する6キャラの初登場回をまとめてみました。
- カレーパンマン
- しょくぱんまん
- メロンパンナ
- ドキンちゃん
- クリームパンダ
- ホラーマン
カレーパンマン
口からカレーを噴き出してばいきんまんを撃退する頼りがいのある味方・カレーパンマン。映画には毎回登場していて、テレビにも順レギュラー的に登場しています。
そんなカレーパンマンの初登場回は、第2話B「アンパンマンとカレーパンマン」。
アンパンマンがパトロール中にカレーパンマンと出会うというストーリーです。ちなみに、カレーパンマンはアンパンマンが生まれるよりも前にジャムおじさんに作られています。
いわば兄弟関係の二人ですが、実はカレーパンマンの方が兄だったんですね。
しょくぱんまん
頭部がしょくぱんで出来ているしょくぱんまん。普段は町にしょくぱんを届ける活動をしています。ジャムおじさんによって作られたアンパンマンとカレーパンマンとは違い、トースター山から生まれた存在ということになっています。
しょくぱんまんが初登場したのは、第3話B「アンパンマンとしょくぱんまん」。カレーパンマンから1話分遅れての登場ですね。
メロンパンナ
パン工場に住む女の子。顔がメロンパンで出来ていて、得意技はメロメロパンチ。相手をメロメロにして戦闘不能にするという技です。アンパンマンが勇気の戦士であるとするなら、メロンパンナは愛の戦士ですね。
メロンパンナの初登場は、V第200話「メロンパンナちゃん誕生」。
カレーパンマン、しょくぱんまんたちとはだいぶ遅れての登場となります。ですが、現在の登場頻度で言うと二人よりもメロンパンナの方が多い印象があります。
ドキンちゃん
ばいきんまんと一緒にイタズラをするドキンちゃん。初期メンバーではないですが、毎回登場するレギュラー的なポジションにいますね。おそらく、ばいきんまんだけ登場してドキンちゃんが、全くでない回はないはず。
そんなドキンちゃんの初登場回は、第13話A「アンパンマンとドキンちゃん」。
初期メンバーから10週近く遅れての登場です。アニメのクールでいえば、2期から登場したという印象ですね。
クリームパンダ
パン工場にやってきた最後のキャラクターですね。目の回りが黒くて、名前にパンダが入っているため「パンダパンダ」といじられたりします。そんなイジリに対して、「パンダじゃないやい!」と反抗するやりとりはお決まりです。
そんなクリームパンダの初登場回は第469話「アンパンマンとクリームパンダ」。
初期メンバーから約10年も遅れての登場となります。ただ、クリームパンダが登場してからすでに20年が経過しています…。※2018年時点
ホラーマン
全身骨でできたキャラクター。ドキンちゃんに恋をしているため、ばいきんまん側で登場することがほとんどです。人気キャラクターの一人で、現在は準レギュラー的に登場しています。
ホラーマンの初登場回は、第159話A「アンパンマンとホラーマン」。映画には1991年公開の「とべ! とべ! ちびごん」から登場しています。
【意外】てんどんまんも実は初期メンバー
アンパンマンの初期メンバーについてまとめてきました。初期メンバーは5人と書きましたが、実はもう一人第1話に登場しているキャラクターがいます。
それは、てんどんまん。
どんぶりまんトリオの一人で、「てんてんどんどんてんどんどん」というメロディが耳に残る人気キャラクター。そんなてんどんまんも、実は初期メンバーだったんです。
初回放送第1話「アンパンマン誕生」に登場。アンパンマンが出会う一人目の仲間として描かれています。
さらに、ばいきんまんが出会った最初のキャラでもあります。てんどんまんとばいきんまんが戦っているところにアンパンマンが現れ、ばいきんまんとアンパンマンは初めて出会うことになります。
「てんどんまんも初期メンバーだった」という意外な事実を紹介しました。