漫画「サムライ8 八丸伝」の感想・評判をまとめてみました。ネットで特に多い感想を10個ピックアップして紹介します。
サムライ8 八丸伝 感想・評判まとめ【10個の評価】
①王道のジャンプ漫画
#サムライ8 よかった…!
これぞ王道の中の王道!その中でも#岸本先生 らしい親子愛だったり、ちょっとした小ネタも詰め込まれててグッとくるものがあった。画のタッチも世界観も柔らかくてかわいいし、来週から楽しみが増えた\(^o^)/— koizumi103 (@koizumix103) 2019年5月14日
一つ目の感想・評判は、「王道のジャンプ漫画」。
「サムライ8 八丸伝」は、これぞジャンプ漫画という内容。王道ストーリーです。SF要素の入った冒険ファンタジーで、第1話からバトルがガッツリ描かれます。
「サムライ8 八丸伝」のストーリーをざっと説明すると、「体の不自由な少年が、”侍(サイボーグ)”に覚醒して冒険の旅をする」というもの。第1話では伝説の侍(猫師匠)に出会い、主人公の八丸が覚醒するまでが描かれます。
貧弱だった少年が、実はすごい能力を秘めていて、師匠と出会うことでその能力に覚醒する。そして、冒険の旅に出ていく。これでもか!というくらい王道の要素が詰め込まれています。
漫画「サムライ8 八丸伝」は、真正面から王道を突き進んでいく漫画に感じます。
②画力はすごいが、読みにくさもある
サムライ8、話おもろいし絵も上手いのに、読みづらい。どこがどーなってんのか分かりにくい。何とかなるよな
— Yukorine (@ykgge) 2019年5月13日
二つ目の評判は、「画力はすごいが、読みにくさもある」。
漫画「サムライ8 八丸伝」は、「原作・岸本斉史」「作画・大久保彰」で制作されています。作画の大久保彰さんは、もともと岸本斉史さんのアシスタントとして活動されていたようです。
「NARUTO」を長く支え続けてきた立役者の一人ということもあって、その画力は相当なもの。戦闘シーンは迫力があり、描きこみも目を見張るものがあります。岸本氏が推薦したのも納得です。
ただ、「分かりにくい」「読みにくい」という感想を持った人も多いようです。迫力があるのはいいんだけど、何が起こっているのか分かりにくい。特に戦闘シーンはその傾向が強いです。
第1話を例に挙げると、個人的には「冒頭の侍の戦いのシーン」「猫師匠が刺されたシーン」「終盤の八丸が仕込み刀で敵を倒すシーン」が特に分かりにくかったです。
人物の線と背景の線の太さが均一なので、人物と背景が同化して見えてしまうんですよね。描きこみが多いという点も分かりにくさを助長しているのではと感じました。
③期待値上がりすぎて…
サムライ8、なんというか過剰な宣伝しすぎて期待値があがりすぎてたのか実際読むとそうでもないというか、ゴチャゴチャしてるから流し読みでいいやってなるし主人公がかっこよくもかわいくもない、なんとも応援しにくいキャラ感
— アイムアミ (@imami110) 2019年5月14日
三つ目の評判は、「期待値上がりすぎて…」。
繰り返しになりますが、「サムライ8 八丸伝」は岸本斉史さんが原作を務めています。国民的大ヒットとなった「NARUTO」の作者ということで、読者の期待値はかなり高いです。
連載開始前には、集英社もバンバン広告打って「サムライ8 八丸伝」を大々的に宣伝していましたからね。サムライ8目当てで久しぶりにジャンプを買った人も多いのではないでしょうか。
「サムライ8 八丸伝」の期待値は、通常の新連載とは比較にならないほど大きいです。
ただ、期待値が高い分ハードルも高い。それだけに、普通の新人の新連載より辛口な感想や評価が多い気がします。「原作・岸本斉史」という点がなければ、もっと評価は上がっていたように思います。
作画の大久保彰さんにかかるプレッシャーは相当なものだと思います。
④普通に面白い
サムライ8、初っ端から超面白い。
さすが岸本先生だわ…そして岸本先生の描き方に寄せて作画してる大久保先生も凄い…細部まで描かれていて綺麗で読むの時間かかった??— のん (@akakakeine) 2019年5月14日
四つ目の評判は、「普通に面白い」。
期待値やハードルが高い分、辛口な感想が投稿されることも多い「サムライ8 八丸伝」。ですが、比率でいえば「面白い」という評判の方が圧倒的に多いようです。
「普通に面白い」と前置きしたうえで、「分かりにくい」「読みにくい」「設定が複雑すぎ」という感想を持つ人が多い印象ですね。私も同じ感想を持っています。
たしかに「もっとこうなればいいのに」と言いたくなる部分はあります。完璧ではないんけど、やっぱり読んでて面白い。Amazonでレビューをつけるとしたら3.5~4.0くらいでしょうか。
「一部不満はあるけど、おおむね高評価」という印象の漫画です。ハードルが上がっている点を考慮すれば、評判はかなり上々だといえると思います。
原作・岸本斉史さんということで、かなりストーリーは練り込んでいるはずですが、週刊連載の漫画は生ものなので、現時点ではどのように変わっていくのか予想しづらいです。
⑤主人公がかっこ悪い
サムライ8読んだけど大丈夫かこれ。ストーリーは流石だが、絵はごちゃごちゃしてて読みづらいし、設定も分かりにくいし、何より主人公がダサいのが致命的だろ。2話だな、頑張れ岸本。
— スイッチ (@window3536) 2019年5月16日
五つ目の評判は、「主人公がかっこ悪い」。
漫画における最重要キャラは、言うまでもなく主人公。本作品の主人公の評判を調べると「カッコ悪い」「ダサい」という感想がいくつか見つかります。カッコよさが重視される少年漫画において、この評判はちょっと痛い。
漫画「サムライ8 八丸伝」の主人公は、タイトルにも入っている八丸です。上でも説明した通り、体が不自由な少年で、侍(サイボーグ)に覚醒することによって体の自由を得ました。
元々貧弱な少年なので、まだまだ男らしいカッコよさはありません。父親のために命をなげうとうとする男らしさはかっこいいですが、見た目はあまりかっこよくありません(メガネもかけてるし)。
持たざる者としての少年が、成長して強くなっていくという物語は、個人的にはすごく好きです。そういうこともあり、私的には主人公のカッコ悪さに好印象を持っています。
本来は一番かっこよく見せるべきシーンですが、迫力がない…。引きの絵で、謎に縦にコマがとられています。主人公は小さく描かれており、空白は「シュガッ」という描き文字で誤魔化している印象を受けます。
構図やコマ割りも、今後連載が続いていく中で改善されていくことを期待したいです。
⑥キャラが魅力的
サムライ8、出来の良い読み切り読んだ感。続きが!ってより、完結した話の面白さ。でもダルマ師匠が好き好きで、もっと活躍みたいなー、とも思ったから、やっぱり続きが楽しみなんだな。岸本先生は大人キャラが良い。
— あわこーら???? (@awacol_ajwjj) 2019年5月12日
六つ目の評判は、「キャラが魅力的」。
漫画は、ストーリー、絵がダメでもキャラが魅力的なら成り立つ。と言われますが、「サムライ8 八丸伝」も八丸含めたキャラの魅力で評価を上げていると思います。
病弱でひ弱な主人公・八丸、ドラえもんっぽい見た目だけど実は伝説の侍・ダルマ師匠、口は悪いけど子思いな父親。どれも魅力的です。第1話の時点で、これだけ魅力的なキャラがいれば、今後の展開も作りやすいんじゃないかと思います。
個人的には達磨師匠のキャラが好きです。「かわいいけど、実はめちゃくちゃ強い」っていう設定がすでに魅力的です。
⑦情報量が多い
サムライ8やっと読んだ!キッシー絵じゃないけどほぼキッシーだね!あとNARUTOの最後らへんか?と思うほど情報量多い
— 歩 (@ayumi2ji) 2019年5月15日
七つ目の評判は、「情報量が多い」。
ネットの感想の中には、「固有名詞が多すぎて、整理が追い付かない」「情報量多すぎて途中で読む気がなくなった」という辛口な感想も投稿されています。
私の第一印象も「情報量が多い」でした。「ロッカーボール」「侍(サイボーグ)」「侍魂」などなど、設定が複雑で固有名詞も多い。初見では理解が追い付かず、何度も前のページに戻って読み進めました。
一度読むだけでは全てを把握することは難しかったです。2回目読むときには、「あ、そういうことだったんだ」とようやく理解できる部分も多かったですね。
情報量の多さも、「分かりにくい」「読みにくい」という感想・評判につながっているのかもしれませんね。
⑧話が進むほど面白くなりそう
サムライ8面白いな
というか作者の絵がめっちゃうまい
今後も期待できそう— マッサン (@kqj1Xvf7UrOcFkk) 2019年5月13日
8つ目の評判は、「話が進むほど面白くなりそう」。
「設定は複雑」「情報量が多い」と、第1話掲載時では辛口の感想も多かった「サムライ8 八丸伝」。その一方で、「今後の展開が楽しみ」「壮大なストーリーっぽくてワクワクする」という評判も多く投稿されています
伏線や謎は多く(多すぎるほど)用意され、長期連載を見越していることが伝わってきます。これらの謎は、話が進むにつれて回収されていくのでしょう。伏線回収や謎の解明は、漫画の醍醐味です。
謎は多いほど良い漫画というわけではありませんが、やはり気になってしまいます。今後どのように物語が進んでいくのか期待して待とうと思います。
⑨海外を意識してサムライなのか…
岸本先生のサムライ8はナルトと同じく絶対海外でも人気出るね???
— サリヨコ (@chellove68) 2019年5月14日
九つ目の評判は、「海外を意識してサムライなのか…」。
岸本斉史さんの代表作「NARUTO」は日本だけでなく、海外でも人気の高い漫画です。だからこそ、本作も海外ウケを狙っているような雰囲気がでまくっています。
主人公は侍で、刀で敵と戦う。「NARUTO」が忍者漫画だったことを意識して、本作は侍漫画になったのかもしれません。忍者も侍も、海外では人気のコンテンツですからね。
⑩猫がかわいい
絵がもう岸本先生描いてんじゃないのこれ!?ってくらい構図やらキャラの表情の角度から上手すぎ!!八丸のキャラいいな?覚醒した八丸カッコよすぎ男くんかよォ!!すきィ!!ダルマ師匠かわいい!早太郎もすきィ!これから楽しみ!!!! #サムライ8
— ハイパーつよつよフリーザ (@freezerdayo123) 2019年5月13日
十個目の評判は、「猫がかわいい」。
本作の主人公・八丸の師匠的存在が、達磨です。2頭身の猫の見た目をしたキャラクターで、「伝説の侍」という設定のようです。冒頭でも達磨らしき人物が出てきたりと、物語のキーパーソンであることは間違いありません。
この達磨師匠がとにかくかわいい。猫舌で熱いお茶が飲めなかったり、猫らしい仕草をちょいちょいはさんでくるのが好印象ですね。
そんなかわいい師匠だけど、セリフはジジ臭くて、しかもめちゃ強い。でも見た目はかわいい。ギャップ効果も達磨のかわいさを助長させています。
私の感想
★★★☆☆
ストーリー
★★☆☆☆
キャラ
★★★★★
総合
★★★★☆
最後に私の個人的な評価を書いてみようと思います。5点満点で評価するなら、4点。続きは気になるし、毎週見ようと思える内容でした。絵もうまく、王道ストーリーにハマっている気がしました。
今後の展開によっては、本当に「NARUTO」を超えるんじゃないかと思える作品でした。
ただ、とにかく分かりにくい。第1話の時点で設定が多く登場し、混乱しながら読み進めました。初見で全てを把握するのは至難の業でしょう。絵はうまいのですが、キャラの動きが分かりにくいというのが正直な感想です。
この「分かりにくさ」が解消されれば、もっと良くなるような気がします。あくまで個人的な感想ですが汗。
なんだかんだいっても、やはり続きは気になるし面白いです。そんな漫画「サムライ8 八丸伝」の今後に期待して読んでいこうと思います。