名探偵コナンのヒロインである毛利蘭。文武両断で人気のあるキャラクターですが、その一方で人気ない、または苦手、嫌いだという声も残念ながら挙がっております。
好きだと言ってもやはりどうしても苦手になってしまうのが、キャラクターの現実であります。人気ない理由を数多く紹介しますので、共感出来て頂ければ幸いです。
「名探偵コナン」蘭が人気ない10個の理由【嫌い・苦手の声多数】
①破壊行動が嫌い
一つ目は、「物語の最中に得意の空手で物品破壊をする行為が苦手」という声。
蘭の空手は確かに実力があるものの、物語ではその特技を活かして、ギャグに利用してしまう事が多々あります。第1話で電柱を破壊し、他には玄関ドアを破壊。挙句の果てには、犯人ではない第三者を殴ってしまうなどの行為が挙げられているようなので、それが嫌いだというファンの方が多いようです。実際に筆者も漫画やアニメを見て、現実で起きたら器物損壊罪として逮捕覚悟でやっているシーンが多々あるので、それを現実に受け入れてしまっているのかもしれません。
②うるさいから嫌い
二つ目は、「うるさいから嫌い」。
蘭はコナンが新一だという事は知っておりません。何度かバレそうになり新一の正体を知っている第三者がごまかして、何度も危機をそらしていますが、ファンにとってコナンが蘭にやっている行動を邪魔してしまう事や、麻酔銃を使って小五郎を眠らそうとしたら、蘭が邪魔をするというパターンがあるので、その部分が嫌いになってしまったという声が挙げられています。コナンは周りにバレないように、推理をするようにしていますから、蘭がコナンのためにと思っていても、結局は邪魔しているというのがファンの間であるのでしょう。それが人気ない理由に挙げられてしまっているのでしょう。
③自分勝手な性格が嫌い
三つ目は、「自分勝手な性格が嫌い」。
これは女性ならではの行動かもしれません。その場を考えずに行動してしまい、結局誰かの迷惑になってしまうという行動。身勝手すぎるし自己防衛をする。好きな彼女が蘭みたいな行動をとったら嫌いになり、苦手を感じるようになるのだと私は思います。
④空気が読めない
四つ目は、空気が読めない。
これも人気ない理由の一つにあたるかもしれません。現実社会で空気を読む事の出来ない人というのは、多々いらっしゃいますから、蘭の行動を見ていると腹立たしくなってしまい、嫌いになったというファンもいるかもしれません。
⑤セリフが寒い…
五つ目は、「セリフが寒い」。
コナンと言えば、心に残る台詞が多く出てきていますが、高校生の蘭が言うと何だか説得力が無いという事が言えます。いくら漫画の世界であっても現実を見てきている我々にとって、このくさい台詞が原因で蘭が嫌いになってしまったという意見も出てきています。漫画の世界とは言え、苦手になってしまうのもなんとなくわかるような気がします。
⑥うざい
六つ目は、「うざい」。
病人を看病するというのは、親なら当たり前のことかもしれませんが、現実では友人が友人を看病するという事は、あまり出てこない話です。人気ない理由はアニメや漫画でも、現実としてこのような看病する姿はないだろうという意見なのかもしれません。
⑦男の理想だから女に人気ない
七つ目は、「男の理想だから女に人気ない」。
蘭のヒロイン像は、勝気で強いイメージがあるようです。時たまにこのような性格のヒロインをよく見かけるようですが、いわゆる少年物の漫画シリーズではこういった勝気のあるヒロインが多いような気がします。もう少し清楚なヒロインがいればいいのにという意見も多々あるので、蘭が嫌いになってしまうのでしょう。
⑧危険な場所に言っておきながら「助けて新一」がうざい
八つ目は、「危険な場所に言っておきながら「助けて新一」がうざい」。
これは、正論かもしれません。劇場版では危険な場所に自ら入ってしまい、自分がピンチになってしまったら、すぐ『新一、助けて!』と叫んでしまうという。嫌いになる理由も分かる気がします。
⑨正論が多い
九つ目は、「正論が多い」。
前途で述べたすぐ暴力をふるうとか、空気が読めないに値する意見ですね。ヒロインとして人気ないと言いたい部分がはっきりとしており、それを一言でまとめています。蘭が苦手で嫌いという理由は正論を言うときには言うけれど、自分には爪が甘いという考えです。
⑩絶叫しまくるから嫌い
10個目は、「絶叫しまくるから嫌い」。
これは納得のいく回答かもしれませんね。人気ない理由の一つとして、殺人事件で遺体を発見した時の、叫び声がうざいというのは納得がいきます。毎度毎度の事殺人事件に出くわすコナンや蘭達にとって、仕方ないのかもしれませんが『き、きゃああああ!』という漫画で描かれる文字表現がインパクトがありすぎて、嫌いになったという事。現実ではありえない事を蘭はやってしまっているのですから、人気ない理由も分かります。
まとめ
というわけで、名探偵コナンのヒロイン、蘭が嫌い、苦手、人気ない理由とその真相を分析してみましたが、やはりヒロインに求められる像が違っているという価値観がコナンファンのアンチ蘭ファンには多いようです。
中立の立場でしか言えませんが、名探偵コナンをはじめとした少年漫画のヒロインは、勝気な女性として描かれることが多く、清楚なヒロインはあまり登場していないようにも思えます。
好き嫌いする事は個人の自由ですが、漫画やアニメはあくまでフィクションである事。その作品の登場人物の性格を深く知って、コナンの世界を楽しんでください。そして毛利蘭というキャラクターを人気ないから嫌いだし、苦手だと言うのは否定できませんが、苦手なキャラクターもいるという事を認識しておいてください。ちなみに自分も、毛利小五郎探偵が苦手なので・・・。
文武両断じゃなくて文武両道ですよー