「ドラゴンボール」に登場する神様。地球の神様だけではなく、界王、界王神など多くの神様だけが登場します。本記事では、そんな神様キャラクターについてまとめてみました。
「神様の序列」を紹介したうえで、一覧でまとめています。
ドラゴンボール 神様の序列
「ドラゴンボール」に登場する神様の序列をまとめてみました。仙人であるカリン様にはじまり、惑星の神、銀河の神、全宇宙の神・全王様まで紹介しています。
下にいくほど序列の高い存在となっていきます。
カリン様
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天界と下界を結ぶ聖地・カリンの塔の頂上に住んでいます。白い猫の姿をしています。亀仙人や悟空の師匠にあたります。悟空がピッコロ大魔王と戦った際には、超神水を渡して潜在能力を引き出していましたね。
カリン様は武術の神様と呼ばれ、武道界では伝説の存在だといわれていました。巨大な筋斗雲を持ち、仙豆を栽培しています。
神様というよりは、仙人的な立ち位置でしょうか。ただ、天界を結ぶ塔にいることから神様の序列に加えても良いと感じ、序列一覧に加えました。
アニメの印象が強く、カリン様といえば白というイメージがありました。
神様
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地球の神様。天界にミスターポポと一緒に暮らしています。天界から下界を眺めて管理しています。神様の住む天界は、カリン様の住むカリンの塔からさらに上に存在しています。また、ドラゴンボールと神龍の創造主でもあります。
地球の神様の正体は、異常気象にさらされたナメック星から逃げてきたナメック星人。地球到着時の衝撃により、ナメック星時代の記憶を一切なくしてしまいます。
その後、世界各地を旅してやがてカリンの塔に行きつきます。そして天界へと上ります。先代の神の後継として、地球の神に君臨しました。その後、神は自分の分身であるピッコロと同化。
しばらく神不在の状態になっていましたが、ナメック星の龍族・デンデが新しい神となりました。現在もデンデが神様を務めています。
閻魔大王
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地球の神など、惑星の神々の上に立つのが閻魔大王です。死者に対して、天国行きが地獄行きの判決を下すという仕事をしています。戦闘力はラディッツよりも強く北の界王よりも弱いことが判明しています。
ただし、死者に対しては絶対的な力をもっており、戦闘力のうえでは格上でも強制的に地獄行きにすることができます。
かつて蛇の道を通り、北の界王の弟子だったという過去を持ちます。その後、悟空が蛇の道を渡りきるまで誰も界王のもとにたどり着けなかったようです。その間、なんと1億年。
界王
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地球を含む銀河を管理している神様。東西南北の銀河を管理する4人の界王が存在しており、悟空が修行したのは北の界王。単に「界王」「界王様」というときは、北の界王を指している場合がほとんどです。
界王が住むのは、地球の10倍の重力がある界王星。閻魔大王のいる場所から蛇の道を通ることでたどり着くことができます。
その戦闘力はラディッツ以上、ナッパ以下。一部資料によれば、3500ほどの戦闘力だといわれています。悟空に界王拳と元気玉を継承しました。
- 北の界王
- 南の界王
- 東の界王
- 西の界王
大界王
引用元:キッズゲーム専門店
4人の界王の上に立つ存在が、大界王。大界王は、界王神と同じく創造神としての役目も担っているようです。アニメ版にのみ登場し、原作漫画には登場していません(私の記憶が正しければ)。
界王神の付き人
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界王神の付き人も神様の序列に加えることができそうです。「ドラゴンボール」の劇中に登場した付き人は、キビトのみ。界王神とともに界王神星に住んでいます。
序列こそ界王神よりも下ですが、能力的にはかなり高いです。瞬間移動や治癒能力を有しています。魔人ブウ編では、キビトの能力がかなり活躍していました。
戦闘力に関しては、界王神・界王の中で最強クラスといわれる第10宇宙の界王・ザマスと互角。キビトの強さは、ザマスも評価していました。
天使
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アニメ版では「天使」「ガイド」。漫画版では「ガイド天使」と呼称される存在。各宇宙に一人ずつ存在しており、破壊神一人につき一人の天使が付き添っています。
天使は主に破壊神のサポートを行っています。身の回りの世話から、破壊代行まで行うようです。また、移動なども担当しています。さらに、破壊神の師匠的な存在でもあるようです。
第7宇宙の破壊神・ビルスに従う天使はウイス。彼はビルスの師匠で、強さもビルスよりも上です。ただし、天使は大神官と同じく中立の立場だと決められています。そのため、一切の戦闘行為が禁止されています。
天使は全王によって各宇宙に派遣されており、全王の指揮のもと行動しています。全ての天使は大神官の子供であるという設定です。
ちなみに、全王によって宇宙が破壊されたとしても天使たちは存在し続けます。その宇宙から引き上げることになっているようです。
以下は、各宇宙の天使一覧です。天使の名前も破壊神と同じく酒の名前に由来しているようですね。
- 第1宇宙 アワモ
- 第2宇宙 サワア
- 第3宇宙 カンパーリ
- 第4宇宙 コニック
- 第5宇宙 クカテル
- 第6宇宙 ヴァドス
- 第7宇宙 ウイス
- 第8宇宙 コルン
- 第9宇宙 モヒイト
- 第10宇宙 クス
- 第11宇宙 マルカリータ
- 第12宇宙 マティーヌ
界王神
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宇宙の創造を司る神様です。星や生命のを見守っています。破壊神とは真逆の存在のため、創造神だという言い方もできそうです。通常時は、聖地・界王神界で暮らしています。
界王神は東西南北4人存在しています。悟空たちと仲良くしているのは、東の界王神・シンです。かつては、大界王神を含めて4人の界王神が存在していましたが、魔人ブウ戦で吸収されるか殺害されています。そのため、シンが唯一の界王神となっています。
界王神と破壊神は、命が連動しています。破壊神が死ねば界王神も死にます。その逆もしかりです。この点からも、神様の序列的には破壊神と界王神は同格であるということができそうです。
魔人ブウ編では、界王神が世界の危機を救おうとしていました。ですが、これは本来破壊神の仕事のようです。ビルスが出てこなかったのは、彼の長期睡眠癖が原因だったようです。
下記は、界王神一覧です。東西南北の界王神に加え、老界王神、各宇宙の界王神が存在しています。
- 北の界王神
- 南の界王神
- 東の界王神
- 西の界王神
- 老界王神
- 第1宇宙 アナト
- 第2宇宙 ペル
- 第3宇宙 エア
- 第4宇宙 クル
- 第5宇宙 オグマ
- 第6宇宙 フワ
- 第7宇宙 シン
- 第8宇宙 イル
- 第9宇宙 ロウ
- 第10宇宙 ゴワス
- 第11宇宙 カイ
- 第12宇宙 アグ
ただ、界王神にとっては大先輩ということで常に敬語で接しています。
破壊神
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12個存在する宇宙の中で、一つの宇宙につき一人の破壊神がいます。それぞれが、宇宙を破壊できる力をもっており、宇宙のバランスを保つために星を破壊することが仕事とされているようです。
破壊の方法は様々。打撃で星が砕けたり、エネルギー波で破壊することもあります。その中でも特殊なのが、特殊な力を使う「破壊」。手を突き出して対象物を灰にすることができます。
「破壊」によって灰にされたものは、魂すらも壊されてしまいます。この力は譲渡可能。アニメ版では、破壊神候補・トッポが身にまとっていました。また、漫画版では、悟空がザマスに対して破壊を行おうと試みていました(失敗してましたが)
悟空たちのいる第7宇宙の破壊神はビルス。その他にも、11人の破壊神が存在しています。
- 第1宇宙 イワン
- 第2宇宙 へレス
- 第3宇宙 モスコ
- 第4宇宙 キテラ
- 第5宇宙 アラク
- 第6宇宙 シャンパ
- 第7宇宙 ビルス
- 第8宇宙 リキール
- 第9宇宙 シドラ
- 第10宇宙 ラムーシ
- 第11宇宙 ベルモット
- 第12宇宙 ジーン
ビルスの名前の由来はアニメスタッフの間では「ウイルス」でしたが、鳥山明が「ビール」と勘違いしたため、破壊神の名前の由来は全てお酒となりました。
12人いる破壊神の名前一覧をみながら、名前の由来を考えてみてください。
大界王神
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宇宙に4人いる界王神を統括するのが、大界王神。12ある宇宙に、それぞれ一人ずついるようです。
悟空たちのいる第7宇宙の大界王神は、魔人ブウによって吸収されてしまいました。そのため、見た目がブウ(純粋)にそっくりです。戦闘力は、フリーザ(初登場時)程度なら一撃で倒せるほどの力をもっています。
大神官
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神様の序列のトップに君臨する全王。その側近の天使が大神官。全王の住む宮殿の門番や案内役を務めています。その立場は、破壊神よりも上です。
子供のような外見をしていますが、ウイスやヴァドスたち天使の父親です。アニメでは、ウイスは「全宇宙の5本の指に入る」と評されていました。一方で、漫画では、ウイスの知る限り最強の存在だとされています。
戦闘力の面においては、ビルスよりも強いウイスですら足元に及びません。破壊神・ビルスとキテラのパンチを指1本で止めています。
ただ、天使はいかなる時も中立でいないといけないという原則に縛られているため、戦闘の描写はありません(2019年時点)。
全王
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宇宙の神々の頂点に君臨するのが、全王。第1宇宙から第12宇宙まで、全ての宇宙のトップに君臨しています。破壊神・ビルスですらビビる存在です。
小さな子供のような姿をしていますが、その力は絶大。一瞬にして全宇宙を破壊することができます。元々ドラゴンボールの世界には18の宇宙が存在していたようですが、全王が6つを完全に消滅させてしまいました。
また、未来トランクス編で悟空が全王を呼び出したときにはその時間軸の宇宙を全て破壊してしまいました。その力は、戦闘力で測れるようなものではなく、次元を超えた力を有しているということができます。
ビルス曰く、「全王様は戦わん。だが最強だぞ…とんでもないほどにな」。界王神曰く、「何者であろうとも、全王様だけは倒せません」。ウイスは、「全王様は一番お偉い方」「あの方より上は存在しません」と断言しています。
ウイスの言葉からも分かるように、全王がドラゴンボールの世界の神様の序列のトップに君臨していることが分かると思います。
可愛い顔して恐い存在です。
ドラゴンボール 神様一覧
- カリン様(仙猫)
- 神様(惑星の神)
- 閻魔大王
- 界王(銀河を管理する神)
- 大界王(界王を束ねる神)
- キビト(界王神の付き人)
- 天使(破壊神の付き人)
- 界王神(宇宙の創造神)
- 破壊神(界王神と同格)
- 大界王神(界王神の長)
- 大神官(全王の付き人)
- 全王(神々のトップ)
神様がいて、付き人がいる。そして、その上の神格がある。そのように序列が作られているようです。神様の付き人にはミスターポポ。界王神の付き人はキビト。破壊神の付き人は天使。のように神様と付き人はセットになっているようです。
そうなると、界王にも付き人が存在するのでしょうか。…バブルス?