名探偵コナン 名言集【恋愛編】
『名探偵コナン』と言えば、謎解きだけでなくキャラクター同士の恋愛ラブコメ要素もあります。ここでは『名探偵コナン』から生まれた、恋愛シーンでの名言をいくつかご紹介しましょう。
私は人を待つのってキライじゃないよ
劇場版7作目『迷宮の十字路(クロスロード)で毛利蘭でのセリフ。新一に恋をする蘭らしい名言です。新一は毒薬の作用でコナンになってしまっています。一時的に新一に戻った時は会って言葉を交わしていますが、中々会えない蘭と新一。新一を待ち続けている蘭だからこそ、説得力のある恋愛の名言の一つですね。もう一つ蘭が新一に対しての恋愛の名言を紹介しましょう。
私の心の中ぐらい推理しなさいよ!
探偵である新一に対して、蘭が事件のことよりも、自分の想いを受け取ってほしいというセリフ。推理オタクである新一が、事件のことばかりしか考えていなくて、もう少し自分の気持ちの整理をしてほしいと思わず口走ったセリフです。蘭が世界中の誰よりも新一が好きであるという、ミステリー漫画ならではのセリフですね。
好きだからだよ。この地球上の、誰よりも。
映画4作目『瞳の中の暗殺者』でコナンが蘭に言った時のセリフ。蘭は事件に巻き込まれてしまい、記憶喪失になってしまいました。物語の終盤で、犯人から逃げるときに『どうして、コナン君は私のことを助けてくれるの?』と言い、コナンが工藤新一として言ったセリフです。記憶喪失である以上、コナンが新一として蘭を守りたい騎士(ナイト)として、恋人として思わず発した言葉です。
ここは我慢して
灰原哀が吉田歩美に言った時のセリフ。本来は恋愛の名言ではなく、犯人を捕まえて懲らしめる部分で発言したセリフです。ただこの言葉も恋愛にも通じるところがありますよね。押し続けていれば、ひかれることもあります。引いてダメなら押してみるのも一つの手段です。
言葉は刃物なんだ
映画15作目『沈黙の15分(クォーター)』で、喧嘩する小島元太と円谷光彦に対して、コナンが一喝した時のセリフ。これも恋愛対象のセリフではないですが、言葉というのは確かに凶器になってしまう事も。ちょっとした言葉が原因で、別れるというのは悲しいですからね。
オレの和葉に何さらしとんじゃ!!!
服部平次が質の悪い男に対して放った言葉。新一と蘭の関係と同じように、平次と遠山和葉との関係を強く表している、ストレートな言葉ですね。
人は死んだら、人の思い出の中でしか生きられないんですから…
高木渉刑事が、佐藤美和子刑事に言ったセリフ。元々佐藤刑事は、殉職した松田陣平刑事と恋仲だったのですが、その原因となった犯人を逮捕するまで、佐藤刑事は松田刑事を忘れる事が出来ませんでした。松田刑事のトラウマから犯人を殺そうとしますが、高木刑事が力ずくで止めて、真摯に言ったのがこのセリフです。
チョコレートは甘くて苦いんだって
だからチョコレートは甘くて苦いんだって・・・。
バレンタインデーの事件が起こった時、歩美が言った時のセリフ。女の子が好きな男の子にバレンタインデーの時、チョコレートをあげるという風習は、日本での風習です。大好きなチョコレートを勇気を出して渡すというのは、心苦く甘い日でもあるのですね。
コナン君
蘭からコナンに対しての呼び方。いつも新一と呼んでいる蘭にこのコナン君という言葉は、まだ慣れていないのではと思います。原作やアニメはコナンが小さくなってまだ半年という設定なので、恋愛対象のコナンとってはまだ慣れていないのではと思います。
一度すれ違ったら二度と会えなくなっちまうかもしれねーぜ。
映画15作目『沈黙の15分(クォーター)』で、コナンが発した台詞。これも、元太と光彦の仲裁をするために使われたのですが、本当に恋愛というのは一生に一度あるかないかなんですよね。ちょっとした言葉でも、恋愛となると台詞が重く感じらます。
宝石も、園子さんの心も・・・。
鈴木園子の恋人、京極真が怪盗キッドに言った台詞。怪盗キッドも好きである園子が、心を奪われてしまった真が本当に園子を心から愛しているという事から思わず出た言葉です。無事に宝石を守ることも出来、晴れて両想いになったのでした。
きれいな薔薇にはトゲが・・・。
灰原が言った台詞の一つ。心を感じ取らなければ、相手を内面まで深く知らないと、本当の性格が分からないという事ですね、
いつか必ず‥ 死んでも戻ってくるから。
灰原が発明した解毒剤で蘭とのひと時を過ごした後、解毒剤の効き目が切れてしまい、新一からコナンに戻った時に、蘭に言った台詞。小さくなってもそばにいて守ってあげたいというコナン=新一の気持ちを表していますね。
いざとなったらコナン君が守ってくれるもんね!
歩美はコナンを片思いしており、コナンに対して言った歩美の気持ち。得意のサッカーで犯人をやっつけて、また頭も切れるコナンは、歩美にとって正義の味方であり、憧れの人なのかもしれません。
方言は言葉につけたアクセサリー。
思わず関西弁が出てしまった帝丹小学校のクラスメイトに対して、灰原が言った台詞。その人の個性でもありますから、標準語をしゃべるのが難しい。個性は人それぞれですから、方言が違くてもコミュニケーションが取れれば、恋愛も円滑に出来ますね。
あせっちゃダメ…。
これも灰原が言った言葉。本来は毒薬の開発に対してコナンに言った言葉なのですが、時の流れに身を任せて、ゆっくり進もうという恋愛に対して注意するためにも見受けられます。
まとめ
いかがでしたか。『名探偵コナン』の名台詞を絞り出し、さらに恋愛の事を考えてみると、自分が調べただけでも多々あります。名探偵コナンは原作やアニメ、映画だけでなくアシスタントの方々が漫画を担当した特別編というものもあり、そこからも名台詞が生まれています。心に残る台詞を作るのも生み出すのも、探すのも難しいですね。