アンパンマンの初期アニメがかなり面白いことをご存知でしょうか。泣ける回、怖い回、考えさせられる回など、今とはまた違った味わいがあります。そんな初期のアニメ「それいけ!アンパンマン」について紹介していきますね。
目次
アンパンマン 初期アニメは色々と衝撃的
引用元:Yahoo!知恵袋
1988年に放送が開始され、現在までに30年にわたって放送され続けているアニメ「それいけ!アンパンマン」。現在は子供向けアニメの定番として君臨しています。
小さい子供も安心して視聴できる楽しいエピソードが多いような印象があります。ですが、初期の頃はかなり過激な描写があったようです。今では放送できない内容も中にはあるようですね。
そんな初期アンパンマンに関するツイートを集めてみました。初期の頃のアンパンマンが印象に残っている方はかなり多いようです。
泣ける回が多い
アンパンマンに関しては初期の「ゴミラ」の話と「ドド」の話をぜひ見てほしい。 あれはアンパン史上最も泣ける話。
— Rika@スコ推しアラスコの若鶏 (@Rika_CR) 2013年7月12日
初期のアニメ「それいけ!アンパンマン」には、泣ける回、切ない回が多々あります。ツイートにもあるとおり、「ゴミラ」と「ドド」のエピソードは泣ける名作回として有名です。
「ばいきんまんを倒してハッピーエンド」ではなく、その後に待ち受ける切ない展開に泣けてきます。
色々と酷い
初期のアニメ版アンパンマンって結構酷い
アン「お腹が空いたなら僕の顔を食べなよ」
動物「アンパンなんて不味いしダサイし いらねぇーよw」
アン「(´・ω・`)」
本当にこんな感じだったから初めて見た時は驚いた
バイキンマンへの仕打ちも酷いし— 羽音@ちな鷲 (@Hanon_Sumeragi) 2011年12月5日
現在のアンパンマンは、町のみんなに受け入れられて応援されています。ですが、初期アニメでは必ずしもそうではなかったようです。特に「まずいしダサい」というのはかなりひどいですよね。
アンパンマンのマーチの歌詞に「愛と勇気だけが友達さ」とあるように、アンパンマンは孤独なヒーローだったようです。
ジャムおじさんも豪快
アンパンマンのアニメ初期の設定が豪快すぎる。「よし!強いアンパンマンを作るぞ!」とジャムじい。完成したアンパンの顔は通常の5倍近いサイズ。その名もジャイアントアンパンマン。バイキンマンもさかさず「でかけりゃいいってもんじゃないんだぞ」とツっこむも、巨大な顔面の弾力に吹っ飛ば…
— yota kanke (@KA_ka_YY) 2011年8月18日
アンパンマンを強化するために、巨大な顔をこしらえるジャムおじさん。ばいきんまんの言葉のとおり、「でかけりゃいいってもんじゃないんだぞ」とツッコみたくなるような展開。
ただ、ジャムおじさんの読み通りばいきんまんを撃退していました。ちなみに、顔が巨大になるジャイアントアンパンマンは、原作の絵本でも登場します。
怖いシーン多数
アンパンマンは、初期の初期、天丼マンの頭にバイキンマンがかぶりついて、中の天丼を貪り食うシーンが猟奇的でトラウマだった。
— 武綾 (@takeayanaohito) 2014年5月17日
初期アニメのアンパンマンには、怖いシーンも度々登場します。ツイートにあるように少々グロテスクなシーンがあったり、キャラの死が描かれる切ないシーンもあったりします。
数多くの子供たちにトラウマを植え付けたトラウマ回も多数存在しています。今では放送できないような内容もしばしばあったみたいですね。30年続く長寿アニメならではといえるかもしれません。
ストーリーが面白い
アンパンマンの初期のアニメを観る。初期の頃のほうがストーリーが込み入っててセリフが多いし早口。でも面白い。
— shijimi RWC2019 (@k_shijimi) 2010年6月17日
「初期の方が面白い」という声。初期アニメのアンパンマンの感想を見ていくと、「泣ける」「怖い」という声が多く存在します。数十年前に見た回を鮮明に覚えている方も多数います。
初期アニメのアンパンマンは、それだけ印象が強かったということなんでしょうね。
戦闘シーンもシビア
アンパンマンの初期アニメって「アァンパーンチ!」みたいな間延びした掛け声じゃなくて、ムキムキの格ゲーキャラがしゃべりそうな、一声の「アンパンチ!」なんだよね。強パンチか?みたいな。
— ひでみん (@hidemin) 2015年12月30日
初期の頃は、戦闘シーンも今とは一味違うようです。ばいきんまんを吹き飛ばすためのアンパンチではなく、敵を粉砕するためのアンパンチ。掛け声一つとっても大分印象が変わってきますね。
子供向けではなく、青少年向けアニメ?
アンパンマンもアニメ初期の頃は幼児向けというよりもう少し上の層も狙ってたよねって感じがCMとかを観て感じた
— 我が教祖 (@wagakyouso) 2018年2月13日
現在のアニメ「それいけ!アンパンマン」は、完全に幼児向けに作られています。深いストーリーはありますが、描写はユルく子供を怖がらせないような作りになっています。
そんな現在のアンパンマンと比べると、初期の頃のアンパンマンはもう少し上の視聴者層を狙っていたようです。これまで紹介してきた過激描写をみてもそう感じますね。
規制の緩い昭和という時代的なものもあるのかもしれませんが。
泣けるエピソード3選
引用元:http://sorean.blog.fc2.com/blog-entry-62.html?sp
アニメ「それいけ!アンパンマン」の初期エピソードには、泣ける話も多く登場します。特に泣けるエピソードを3つ紹介していきます。
アンパンマンとゴミラ
第50話「アンパンマンとゴミラ」。ゴミが大好物の怪獣・ゴミラが登場します。ファンの間では、「名作」「泣ける」「切ない」という声が多く投稿されています。
孤独な怪獣・ゴミラ。そのラストシーンはかなり切ないものがあります。優しい性格のゴミラがみんなのために選んだ選択肢とは…。
町のみんなと仲良くしていた矢先、ばいきんまんがゴミラを利用して悪事を働く。巨大化して暴走したゴミラは、町を破壊してしまう。ジャムおじさんによって暴走は止まったが、巨大化した身体は元には戻らなかった。
これ以上町のみんなに迷惑をかけたくないと思ったゴミラは、一人海底へと消えていく…。
アンパンマンとドドのしま
第35話「アンパンマンとドドのしま」。
幻の鳥・ドドの親子を巡る悲しいエピソード。いつも笑顔のアンパンマンが最後には悔し涙を目に浮かべます。「助けられなかった」という悔しさをどうしても我慢できずに泣いてしまいます。
このエピソードもかなり切ないラストを迎えます。
ドドと仲良くなった矢先、ばいきんまんが現れて攻撃を仕掛けてくる。アンパンマンはばいきんまんを撃退しようとするが、中々うまくいかない。そんな時、ドドの親子は不思議な鳴き声を発した。
その鳴き声に呼応するかのように、ドドの住む島の火山が噴火。途端に島はマグマに覆われてしまう。驚くばいきんまんはそのまま退散。
アンパンマンは、ドドの親子を島から救おうとするが見つけることができない。ついには、島は海の底に沈んでしまったのだ。ドドの親子は空を飛ぶことが出きないのに…。パン工場に帰ったアンパンマンは悔し涙を流すのであった。
アンパンマンとせみたろう
第96話「アンパンマンとせみたろう」。
このエピソードもかなり切ないラスト。アニメ初期のエピソードでは、「死」について度々描かれることがあります。直接的な死の描写はないものの、流れる雰囲気はかなり切ないです。
「アンパンマンとせみたろう」は、夏しか生きられない蝉がテーマとして描かれています。
救ってくれたお礼に、せみたろうは最後のコンサートに招待をするという。せみたろうの言葉を聞いたバタコさんは違和感を抱く。「最後の」という表現が気になったのだ。
そんなバタコさんにジャムおじさんは、蝉の生涯について話し出す。「せみは夏の間しか生きることができないんだ」。
こうして、せみたろうの最期のコンサートが開かれるのであった。
怖いエピソード3選
引用元:Twitter
「それいけ!アンパンマン」の初期エピソードの中には、多くの子供にトラウマを植え付けた怖い回というのも多々存在しています。ここでは、そのトラウマ回の中でも特に怖い3つのエピソードを紹介します。
アンパンマンとくらやみまん
第166話B「アンパンマンとくらやみまん」。
くらやみまんの見た目は、紳士。手袋をはめ、頭にはシルクハットをかぶっています。一見すると紳士のような見た目ですよね。口調も丁寧で綺麗。ですが、くらやみまんのマントにくるまれると異世界に飛ばされてしまうという恐ろしい能力を持っています。
アンパンマンとばいきんまんにとって共通の敵で、二人を相手にしても負けない強力な敵キャラクターです。
バイキンサーカスとブラックピエロ
第240話「バイキンサーカスとブラックピエロ」。
多くの子供たちをピエロ苦手にさせたトラウマ回。ばいきんまんがピエロくんを利用して悪事を働くという回です。展開的にはいつものパターンなのですが、ピエロくんが怖すぎました。
劇中の「ボクのハト…」というシーンには恐怖しかありません。
操られていたとはいえ、ピエロくんの気持ちを想うと胸が苦しくなります。
ピカリンとやみの女王
第194話A「ピカリンとやみの女王」。
闇の谷に住む巨大なやみの女王が登場する回です。仮面にとがった鼻が特徴的なキャラクター。見た目も怖いですが、その能力もとにかく恐ろしいんです。
手のひらから出す怪光線にあたると黒く塗りつぶされてしまいます。その能力で世界を支配しようとするやみの女王。アンパンマンすらも手玉にとるほど強力な力を持っています。




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